姉弟の集合写真もこれが最後かな?
小雨…一昨日、農場長の声掛けで起き、一日の作業手順を体感した『きゅうり部長兼長男ポン太郎君』は、昨日、5時半には自主的に起きていた。雨の日は、また違った仕事の組み立てが必要であるが、彼はそれが苦手…決められた手順は守れるが、変化への対応が難しい。「彼」と敢えて表現したが、勤め人時代から感じている今時の若者の態様のような気がする。自身の頭で考えようとしない、どこかで誰か(先達)の指示を待っている。『シジマチック症候群』…『夢屋農場長』は、そんな診断名を付けている。若者?失礼…大人たちもまた、自らの判断による失敗を恐れ、誰かの指示があったかの如く振舞う。決して若者に限った症状ではなく、社会全体が失敗を恐れる風潮に満ち溢れているのではないだろうか?
『子猫ちゃんず』も週明けには『ブチ♂』が、新たな飼い主の元に貰われていく。飼い主が居ることが、猫にとっての幸せと思い込んでいるオヤジ…親子の別れが…少々感傷的になっております。
『ノロ社長』の『半三郎』は満腹です。
『夢屋農園』の主力作物である「きゅうり」は、いとも簡単に5箱(250本)という当面の目標数量をクリアし、品質も「AS級」3箱、「BS級」1箱、「BM級」1箱という好結果の2日目でした。さらに、袋詰め(100本)1箱…合計350本の出荷が出来ました。『夢屋農場長』が着任し、ようやく生産農家らしい結果を出せるようになりましたが、ここからは、如何に樹勢を保ちながら病気を予防し、出荷期間を伸ばせるかという大きな課題が立ちふさがっております。ここからは、農場長も未経験…誰かが指示をしてくれる訳ではないのだ。自己責任の中で、樹勢を確認しながら、施肥や灌水を行っていかなければならない。「きゅうり農家」にとっての書き入れ時、休みやゆっくり眠るということが出来ない季節の始まりであります。
関東地方では、夏休みを迎えるこの週末…単価は、例年通り急激に落ち始め、さらに厳しい市況が予想されますが、生き残りを掛けた勝負の年…『子猫ちゃんず』の成長とともに、我が家の『きゅうり部長』の成長に期待する親バカの農場長でありましたとさ。