見上げた空は久しぶりに青かった。
早朝に田んぼの草刈りをして、用水路の末端を覗いたら久しぶりに「トノサマガエル」が…カメラを向けるとそれは、「ウシガエル」の子どもでした。最近「トノサマガエル」が中々見つかりません。
ふと他所様の畑にはオレンジ色の花が咲き、棚仕立てであることから『インゲンマメ』であるとは予想しましたが、鮮やかな色に誘われて無断侵入いたしました。李下に冠を正さず…とは言いますが、まだ盗むような生育状況でもなく、旧知の方の畑ですから許してもらえるでしょう^^;
アイディアで効率化を図る^^;
『夢屋農園』の主力作物である「きゅうり」が稔り始めました。21cm以上23cm未満 110g中心に50本のS箱、23cm以上25cm未満 130g中心のM箱…「きゅうり」の世界では、S箱の方が単価がよろしい。曲がりは1cm未満でAランク、2cm未満でBランク…当初は、SB箱を出荷して、収穫量が上がればSA箱を目指す。そんな目標を立てながら選果しますが、ベテランは目測でも凡その長さが分かるのでしょうが、新参者には2cm刻みが中々分からない。測定棒を作り、苗箱にカラーテープを施して『全人動』の選別器を作ってみました。苗箱の壁面を使えば、曲がりも確認できる…あとは重さだけですなぁ^^;
25cmのイエローラインを超えれば加工品行き…10kg500円の世界であります。朝収穫し、夕方覗かないと、あっという間に成長するきゅうり…『きゅうり部長ポン太郎君』は、遅寝遅起き…彼がスヤスヤ眠りについた頃には、きゅうりはイエローラインを超えている。久し振りに『夢屋農場長』の大目玉が飛び出しました。(ご近所さまの外聞など気にしていられない…イエローラインは、農業経営上のデッドラインなのですから。)
かなり、ショゲておりました(人はこれをパワハラと言う。)が、夕刻の反省会…お金を稼ぐと言うこと、作物のサイクルに人間が合わせた生活を送らなければならないことを説いてみました。さて、その結果はどうなることか…今後の行方を占う初出荷は本日であります。