おいおい、息苦しくないのかい?
朝「猫ちゃ~ん!」と声を掛けながら『第2サティアン・テラス』側から入室すると、野良猫『ジーコさん♀』は、「シャーッ!!!」と唸り声を上げて本丸から出て来ました。いつもとテンションの違う侵入者に敵と勘違いしたようであり、『夢屋農場長』と認めると「にぁ~ごぉ!」と餌をねだりました。(これが猫撫で声である^^;)
いつの間にか、どちらが家主なのか分からなくなって参りました。そして、育苗ハウスの中では、折角種を蒔いた「オカヒジキ」の畝がこんもりと盛り上がっております。猫が居るのに、まだ悪さをするとは…ドブネズミの悪さと思い込んでいる農場長が草むしりをしようとすると、いわゆる「猫ババ」…『ジーコさん♀』との『ウン付き合い』はこれで二度目であります。(レディの失態を暴露するのは失礼か^^;)
しかし、彼女はミルクとドライフードで軽く腹ごしらえをすると、ふらりと出掛け、今朝はスズメを捉えて来たのであります。(狩りに関しては天才的であります。)子どもたちに戦果を披露するや否や咥えて逃げ出したのは『クロ♂』…彼は運動音痴で臆病であると観察しておりますが、臆病者ではなく「慎重派」なのだと改めて感じます…野良で生き抜く力が一番あるのかもとも。(残念、彼だけ、まだ引き受け手が見つかりません。)小雨降る金曜日、『子猫ちゃんず』の行動は次第に大胆になり、『夢屋農場長』の前でも大胆に昼寝をするようになりました。
『農民一揆』の直訴状…転作確認カードです。
さて、いわゆる「減反廃止」の政府決定があったとしても、各県の調整目標があるから、以前と何ら変わらない。県によっては幾ばくかの再開を決定した所もあれば、山形県のように頑なに目標を定め、任意と言いつつ転作割り当ては何も変わらない所もある。農家個別補償という名の補助金が無くなったことくらいである。『夢屋農園』の稲作は、以前から赤字体質であるから、補助が出ようが出まいが影響がない。ただね、大規模な農家のみが優遇され、小規模農家は退場しろと言わんばかりの制度に腹を立てているだけであります。
毎年、この時期に行われる転作確認事務…「任意なんだから良いじゃない。」と言いたいところであるが、カードを掲げて確認することになる。雑草の生い茂った『自己保全管理』という名の耕作放棄地…草刈り程度は行いますけれど、条件が悪いから借り手がいない。大規模化を図って効率を高めるのは結構ですが、条件の良い場所だけを選択的に耕作して行ったら、中山間地の農業はどうなるのよと言いたくもなりますが…「日本の農業を守ります!」選挙の度に聞かされる公約でありますが、結局のところ、他人の金(税金)を右から左にバラ撒くだけじゃないですか。『転作確認カード』を直訴状にして訴えるべきところは何処なのでありましょうか?
明日の飯のことは考えていない『子猫ちゃんず』に聞いてもねぇ…「そんなとこ、にゃ~ご(ねえよ!)」ってがぁ(笑)