その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

味な真似をする

2022-04-02 09:26:06 | 転職

人はそれを「開き直る」と言うのかも^^;

ラジオから70年代フォークソングである「イチゴ白書をもう一度」が流れている。4月1日…まともに理髪店にも行かず(というよりは行き慣れない理髪店に入ることが嫌だったのだけれど^^;)長髪と言う訳でもないが、伸び放題の髪の毛を地元の理髪店で切り揃えてもらい、真新しいスーツで入社式に出席したのも、遠い昔のこととなってしまいました。「就職が決まって 髪を切ってきた時 もう若くないさと 君にいいわけしたね♪」などというフレーズに共感もしていたのだけれど、いつの間にか「もう若くないですから…。」という言葉に「いやいや、まだまだお若い。」と慰めとも取れるやり取りになり、同級生の間柄では「おいジジィ!ボケたか?」となじりあうお年頃となってしまいましたよ(笑)
「いちご白書」は米国作家ジェームズ・クネンによるコロンビア大学における学生たちの抗議行動を描いた日記調の物語である。学生運動も下火となった時代を生きた『おやじぃ』は、「イチゴ白書」も知らずに歌を唄っていると言われるのもシャクだから、本だけは一読した記憶がある^^; 「イチゴ白書」の題名は、ハーバート・ディーン学部長の「学生たちの意見は、苺が好きな学生が多数派か否か程度の意味しか持たない。」といった発言が元になっていると言われている。そうねぇ…体制に迎合するのか、新しい体制を求めるのか…若い頃は、大人の世界に反発を覚えながらも、いつの間にか体制の中に組み込まれている自分になってしまったような気がするのでありますよ。


生きてるだけでも儲けもの^^;

体制の中で生きることの方が楽だもの…異を唱えたところで、「これが正論である。」という多数派を切り崩すほどの「理論」の持ち主ではないから、多くの場合、多数派の流れに乗ってしまう。かと言って、失敗をした時に、やおら「だからあの時言ったのに…。」と身を翻して、決定の瞬間に反対していたような言い方だけは止めようと心には誓っていたような気もする。だから、プロジェクトが失敗に終わらないように頑張っただけとも取れるし、頑張っている姿が「体制派」であると人々に映っているとしたら、それも違うと言いたいのだけれど…。4月1日、新しい組織立てで仕事が始まる日でありますなぁ…はてさて、『おやじぃ』は、早期退職の目的が、大きく的を外した生き方をしているような気もするが、まだまだ、まだまだと軌道修正が出来ると信じて生きている。(家族の生活もあることが、縛りの原因であることは十分に分っているのだけれど、事業だけは軌道にのせないとねぇ^^;)
「目標」を諦めた瞬間に、自分の生き方を自分で否定してしまう気がするのですよ。「もう若くないさと…♪」そう、もう若くもないのだけれど、我が人生の幕の引き方だけは自分で責任を取らなきゃねぇ…と、これを「味な真似をする。」と言われるのか「アジの開き直り」というのかは別にしてね(笑)

#戦争反対 学生たちの意見を苺の好き嫌い程度の騒ぎとみなすことは、国民の意見もその程度の騒ぎとみなすことに等しい。一時的な大衆の熱狂も、開戦への導火線となったことも史実である。どちらが善でどちらが悪かという二元論で語るのではなく、私は「戦争」という解決手段に反対するのである。

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