「牡丹」の新芽が「炎」に見えた^^;
明日から二日ほど天気が崩れて雨になる。一昨日は農園の残渣を焼却し、昨日は庭木の「雪囲い」を外して雨に対応…良しヨシ、本日からスナップエンドウも少しだけ収穫出来そうな勢いであります。
予報通り、今朝は朝から雨模様…自宅周りや畑のごみもかき集めて、今日は広域の処分場に焼却処分に行く予定。除雪作業はしていたとは言え、12月から4ヶ月間、農作業から遠ざかっていたので、『おやじぃ』の身体は鈍っている。徐々に作業時間を増やしながら身体を慣らしていく必要があるのだろうけれど、一度腰を着ける(休憩する)と作業が嫌になってくる。それが分っているから休みを入れずに働き、これが祟ってまた仕事が嫌になるという悪循環…黙々と働く長男『ポン太郎君』を横目で見ながら、「年を取ったのかなぁ。」なんてため息をつくのでありますよ^^;
そうそう、我が親父に対して生前一度だけ『ビシャづけた(怒鳴った)』ことがある。仕事で「雪囲い」外しに手を掛けない息子に替わって(息子を慮って)、自ら「雪囲い」外しの作業をしたのだろうけれど、開始早々に躓いて後ろ向きにコンクリート側溝に落ちてしまった。運良く担いだ材料が緩衝材になって打撲程度で済んだのだけれど、打ち所が悪ければあの世行きのような状態での転落事故だった。齢80歳頃のことだろうか…それから年々、親父の衰えが進んだような気がするのだけれど…。人は『役割』というものを果たしているから『生きている』ことに意義を感じるものかも知れない。息子は親父の怪我を心配し、親父は息子の手助けをしようと働いた…それが分る年代に自らがなってしまったから、なおさら辛い思い出となってしまいましたよ。
『シロ♀』は『おやじぃ』の腹の上^^;
人であれ、ツンデレな猫であれ、ひと時の『温もり』を欲しているのかも知れませんなぁ…。気温25℃前後、春にしては暑過ぎる陽気に「お昼寝」でもしないとやっていられませんわ^^; エサと水を交換するだけの間柄であるはずなのだけれど、信頼してくれているようではある。『おやじぃ』もその内、長男『ポン太郎君』に『くたま(邪魔者)』にされる時が来るかも知れない。いや、そうなってくれなくてはならないのである。いつまでも、親父風を吹かせて言うことを聞かせるなんてぇ役割は引退させていただきたいのである。(口は動くけれど、身体が動かないという現実^^;)さりとて、今のところ『ご隠居さん』を演じている余裕もないから働いている。息子と親父はどこかで一線を画し、どこかではつながっている関係なのかも知れない。大雪に押しつぶされずに、若葉を芽吹かせた「牡丹」が燃え盛る『炎』にも見えた…心の中に、燃えたつものが残っている内は大丈夫でしょう^^;
息子の成長を横目に、自らの体力の衰えを嘆きつつ、迎える春の数が、そろそろ両手で数えられるようになった我が身と我が親父を重ね合わせ始めた『おやじぃ』でありますよ(笑)
#戦争反対 「炎(ほむら)」はLiSAさんが歌う「鬼滅の刃」の主題歌である。若い頃と違って「燃え上がる」ような思いなど数えるほども無くなってしまった感のある今ではある。「鬼」たちも元々「鬼」だった訳でもありますまい。何かが『鬼』に変えさせてしまった過去があるはずである。『甘過ぎる』と批判されたとしても『鬼』を作り上げる側には立たず、只々「戦争反対」という呪文だけは毎朝唱えさせていただきますよ。それが『おやじぃ』に出来る唯一の手段だから…。