「アヅマイチゲ」ですかねぇ^^;
キンポウゲ科のイチゲ類には「耐え忍ぶ恋」や「幸福を招く」という花言葉があるらしい。春先に現れては、「スプリング・エフェメラル」というやつで夏の間は地下茎で過ごし、その姿を消してしまう。
里山に出掛ければ、さほど珍しいとも思わないのだけれど「絶滅危惧種」に指定されている地域もあるようです。この花にしても「アヅマイチゲ」にしては特徴的な葉の切れ込みが無いような気がしますし、近縁種なのかも知れません。「耐え忍ぶ恋」などという花言葉は、夏に姿を消してしまうそんな生態に由来しているのかなどと考えてしまいます。
さて、『厄日』だった昨日を何とか乗り越えて、今日は「コゴミ」の株を少々頂きに出掛けました。(里山で掘り起こせば盗掘かね?河原で採取してもやっぱり盗掘かなぁ?…早出しの実験素材としての採集であると言い訳だけは欠かしません^^;)昨年、「コゴミ」の採取場所として新たに加わった場所でありますが、確かこの辺りと思った場所も雪の重みで沈んでしまって判然としない。足の裏に当たる硬い感覚で何とか見つけ出しましたけれど、果たして息づくものやら疑問ではありますよ。畑の株が年々やせ細っていくところを見ると、何らかの手入れはしなければならないのだろうけれど、野に育つ株は草に覆われても立派に育ち、畑の株は年々やせ衰えていく…ましてや、畑の株の方が山のコゴミより芽吹くのが遅いってどういうことよ?山野の『不思議ちゃん』は、まだまだ沢山あるのでありますよ。
裏庭の「福寿草」も満開です^^;
こちらは20年も前になるかなぁ?鉢植えの「福寿草」を親父が地植えしたものなのですが、株分けもせず放置した結果、増えたのはこれだけ?と見るか、放置してもこれだけ増えたと見るべきか^^; お正月の花として売り出せば、それなりに売れるのかも知れませんが、20年間でこれだからねぇ…。汗もかかずに『儲けよう』という考え方が原因だわ…『花八層倍、薬九層倍』などとも申しますが、『ぼろ儲け』なら、『百姓百層倍』とも言うらしい^^; 確かに、米ひと粒が百倍以上の実をつける訳だから、『百層倍』もあながちウソではないのだけれど、単価が安いのが残念だわなぁ(笑)
米作り、野菜栽培、花卉栽培とそれぞれ栽培技術というものがある訳で、ポッと出の『お百姓さん』が儲かるならば、誰も苦労しない訳でありまして、還暦過ぎの『おやじぃ』が、実験を繰り返すのも滑稽ではある…「ウルイ」の遮光栽培や「セリ」の栽培など、経験と偶然から足掛かりを見つけ出した作物もあるから、あとは『地下茎』として栄養(知識)を蓄えて、長男『ポン太郎君』に引き継がれるか否かが問題である…『幸福を招く』植物も、汗をかいて育てなきゃいかんのよと、総てを息子に丸投げする『おやじぃ』は、春の終わりと共に消失しますから(笑)
#戦争反対 「永久の幸福」という花言葉を持つ「福寿草」でありますが、英語では「悲しい思い出」という花言葉も存在するらしい。美少年アドニスの流した血が「アネモネ」を咲かせたという逸話に由来するものらしい。「平和(幸福)」を求めるために息子たちに「血を流させる」ことだけはさせたくはない。弱い呼び掛けではあるかも知れないが、強い決意をもって「戦争反対」と呪文だけは繰り返すことにする。