その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

満天星(ドウダンツツジ)

2023-05-12 08:50:39 | 転職

花からの「返礼」…花言葉ですが^^;

庭に咲いた「ドウダンツツジ」は、枝分かれする様子が「結び灯台の脚」に似ていることから、日本語表記では「灯台躑躅」と書くらしい。中国では、道教の神が誤って聖水をこぼしてしまい、その水が枝で壺状の「珠」となり、満天の星が輝いているように見えたという故事があり、中国語表記では「満天星」と書くんですと…もう「雪囲い」しなくなってしまったので枝折れし、その内に切り倒したいと思っているのだけれど、春には花という「返礼」をしてくれる。そうなんです。「ドウダンツツジ」には「返礼」という花言葉もあるんです。
《むか~し昔、『おやじぃ』という翁が、春に花を咲かせなければ切り倒すぞ!と『樹』を脅し、何のお世話もしないまま、花という「返礼」だけを求めておったとな。村人たちは「言語道断」と陰で『おやじぃ』を批判したのだけれど、健気な『樹』は毎年『珠』のような白い花を咲かせ続けたのだそうな。「私の思いを受けて(花言葉)」と思いを寄せる花には目もくれない『おやじぃ』に、村人たちは『樹』を憐れみ、『道断躑躅』と呼ぶようになったのさ…。》日本むかし大うそ話(笑)なんてねぇ。結局、『おやじぃ』は悪者として描かれる…他人が書いたならともかく、自分で書いても悪者に仕立ててしまうのだから、余程の悪人に違いない(笑)


「フランクフルト」って太さ?

さて、友人『イチオ君』が差し入れてくれた「フランクフルト」…昔は、「ケーシング(腸の種類)」で呼び分けていたようなのだけれど、日本農林規格では「豚腸のソーセージ」または、「太さが20mm以上36mm未満のソーセージ」と定義されているようでありますよ。
はてさて、「返礼」とは人から受けた礼・贈り物に対して、行為や品物で報いることを言うらしい。「フランクフルト」を食べた影響ではないとは思うけれど、大勢の人々と一緒に、『おやじぃ』は大きな機械で押しつぶされる(ミンチにされる)夢を見た。押しつぶされる瞬間に、「もうダメだな。」という諦めと、どうやら処理後は何かの動物のエサになるらしく、「それならそれで仕方がないか。」という思いが湧いたところで目が覚めた。(あまり寝覚めがよろしくないのは当然なのだけれど…。)オイオイ、自らの身さえ「返礼」のために使うのかい?
「花」がお世話をした対価としての「返礼」ならば、「ドウダンツツジ」の花も何かを求めているのかも知れない。『額にかいた汗』の結果が作物の『果実(お金)』に変る…そう信じて生きて来たつもりではあるけれど、何やら「強盗」「殺人」と無法な行為が安易に選ばれているような世相でありますよ。道教の神が誤っても、水が満天の星に変るのは、心が純粋だからと信じたい。『おやじぃ』の場合は、結構、腹黒いけれど(笑)

コメント
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