その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

のたりのたりと『のったばる』?

2023-05-28 07:47:12 | 転職

今日はピンボケ画像も少々改善^^;

地方に赴任して、地元の方と円滑なコミュニケーションを図るために「方言」を使うのも一案か?ある病院での出来事…新人医師が「〇✕さん、うつ伏せになってください。」と繰り返し語り掛けてもお婆さんは応じてくれない。業を煮やした介助の看護師さんが「ばっちゃ、のたばれどぉ~!」と声掛けしたら、診察台のお婆さんが腹ばいになってくれた。これで終われば目出度し、めでたしなのだけれど、同席した方言を知らない都会育ちのお嫁さんが「看護師さんが家のお婆ちゃんにくたばれと言った。」と病院にクレームを入れたという笑い話でオチとなる^^;
『のたばる』とは、我が在所で「腹ばいになる」という方言なのではあるけれど、古老が使えば「ぬ」と「の」の中間音のような発音であるような気もするが…。方言にだって「語源」はあるはず。以前から気になってはいたのだけれど、ピタリと当てはまる言葉がない…ふと、今朝「野垂れ死に」という言葉が目にとまった次第でありますよ。「垂れる」は、「下がる」「落ちる」の意味であるから当てはまらない。思い切って「のたる」と検索してみたら、「這う」「倒れる」という意味があった…コレな!今朝も『目から鱗』…自分勝手な解釈ではあるけれど納得した。ちなみに「野垂れ」は当て字だそうである(笑)


今夜は「わらび」が付きました^^;

さて、『あおになれ(仰向けになれ)』『のったばれ(腹ばいになれ)』…そして「くたばれ」「がんばれ」と今度は何故か「張る」という言葉に注目する^^; そうそう、昨夜の横綱「照ノ富士」対関脇「霧馬山」の一戦…両膝の手術後の復帰ではあるけれど、今場所の「横綱」としての強さが際立っておりますなぁ…実に『あっぱれ』な活躍(優勝)でありますよ。(興行的には、相星楽日決戦にも期待したのだけれど^^;)
はてさて、力士が土俵で「塩」をまくのは、土俵という神聖な場所を清めるため…子どもの頃、『悪い叔父貴』のひとりが、「土俵に投げられ、のたばって、土俵の土(塩)を舐めて、悔しさを味わうのだよ。」などと彼の珍説を説いてくれましたっけ…そんな馬鹿な^^; しかしなぁ…土俵(社会)に投げられ(就職し)、倒されて(足を引っ張られ)、『辛酸を舐めた』彼の解釈も今では頷ける部分もあるにはある。これまた「昭和時代」の経済成長期の思い出話だったりしてねぇ…。今では『のたりのたりとのたばって』日がな楽隠居の身分かなぁ…いやいや、加齢による闘病生活が続いている。『土俵には金が埋まっている。』という言葉は、誰が語ったものやら…頑張った分だけお金は手に入る。これもまた、昭和的な発想なのでしょうかねぇ(笑)

コメント
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