ご近所の庭に咲いた「ルピナス」ですが…
「おんつぁま~(叔父さん)酒飲むべぇ~!(酒を飲もう!)」と酒を持ってやって来る甥っ子に育ててやる…子どもの頃から、そんな風に言っていた叔父が亡くなって、昨日は四十九日の法要…時節柄、故人の遺言だからという喪主の意向で家族葬を済ませ、我が家は色々とお世話になったにも関わらず最後のお別れも出来ないでおりました。納骨には何とか参列しましたけれど、遺影でも見ないと亡くなってしまったという実感が湧かないのでありまして、高齢となり酒飲みなど一緒に出来なくなっていたのだけれど、もう二度と酒を酌み交わすことは出来ないのだという思いに悔いが残るのでありますよ。
コロナ禍によって、そうした思いや体験をした方は大勢いらっしゃるに違いない。従弟たちの食事会で故人の想い出語りなどしましたけれど、出掛けにオッカーにお袋の命日だったことを告げられて、とんと我が家の仏さまのことなど忘れている『おやじぃ』でありますよ。(情けなや)
百か日法要は「卒哭忌」とも申しまして、その日を境に泣くのを止め、日常の生活に戻りなさいということなのだろうけれど、5月8日を境にコロナ対策も一気に緩和…変わり身の早さに驚くばかりでありますけれどね(笑)
お昼にご馳走を頂きましたけれど…
夕刻の晩酌会で「箸が進まないねぇ。」という友人『ノロ社長』に、まさかお昼にご馳走を食べたからとも言えない。(さすがに、ご馳走をUpできません^^;)コロナ禍を恨みつつ、この3年間、晩酌会はほぼ欠かさず飲み続けているから、ワクチンが効いたものやら、感染していても気付かない『おバカなキャラ』なのか不明ではある…結果、「バカは風邪をひかないというけれど、おバカは風邪をひいたことすら分からないのである。」という珍説まで語る始末。(その内に大きなしっぺ返しがあるに違いない。)
はてさて、「ルピナス」の花を眺めながら、その名の由来はラテン語のオオカミ(Lupus)が語源となっていることを知る。どんな土地にでも育つたくましさが、オオカミを連想させたからと植物学者 牧野富太郎先生は類推したと言われておりますが、オオカミ…「ニホンオオカミ」は絶滅しているのよねぇ…。環境省HPによれば、飼育・栽培下では存続しているけれど、野生ではすでに絶滅していると考えられる種を「野生絶滅」と定義しているようである。世の中の動きに「過敏」に反応しない『おバカなキャラ』の方が意外に生き残ったりしてねぇ…「ルピナス」の花言葉は「いつも幸せ」そうそう、失ってしまって知る「健康」と「幸せ」。いくら鈍感でも、「いつも幸せ」に家族と暮らしていることに感謝しなければねぇ…今日は「母の日」かい?