「センダイハギ」でしょうか?
『昆虫物語 みなしごハッチ』は1970年に放送されたテレビアニメであり、続編として『昆虫物語 新みなしごハッチ』が放送されているようである。「みなしご」に『孤児』の字が当てられ、「身無し子」で死に別れたり、捨てられたりして親のない子を指す言葉のようであるけれど、どうやら『放送禁止用語』ではなさそうである。
『おやじぃ』が中坊の頃に放送されていた幼児用テレビアニメであるから、観てはいないのだけれど、『悪者(天敵)』のイジメと戦う『ハッチ』というイメージが付きまとっている。何で思い出した?中学生時代の担任の先生が、家に帰ったら幼い姉妹がテレビの前で泣いていた…姉妹ケンカかと思ったら、アニメを見ながら涙を流していたという話を聞いていたから、当時、ストーリーに興味を持ったことだけは確かである。「母の日」だからと、久し振りの家庭焼肉を前に「オラ、もうみなしごだから…。」とひねくれてみせたけれど、齢60を過ぎて「みなしご」もないものである。そんなかんなで思い出しただけ…親孝行は生きている内に。そんな思いがよぎった「母の日」でありますよ。
今夜もまた「なべ焼きうどん」でしたが…
さて、義兄が眼科で日帰り手術を受けなければいけないらしい。「保証人」を頼まれたのだけれど、目が見えない彼に長距離運転をさせるのも如何なものかと『おやじぃ』が実家まで行って来たのだけれど、やはり、歳を重ねてからの一人暮らしは何かと不便であるし、心細いものらしい。『おやじぃ』にもいずれ訪れるであろう「病気」と関わり合いや『生活習慣病』の恐ろしさを感じてきたところでありますよ。
はてさて、「みなしごハッチ」はどうやら「卵」の時代に、母親(女王蜂)と分れた筋書きになっているらしい。「社会性昆虫」であるミツバチが、単独で生き残ることはないだろうし、ハナバチのおばさんに育てられるなどということはあり得ないことなのだけれど、イジメにあう仲間(昆虫)や仲間の死に遭遇するというお話に幼い姉妹は涙を流したに違いない。イジメと戦ったり、避けては通れない「死」を受け入れたり…申し訳ないのだけれど、義兄もまた、遠くの身内よりは、近くの友人に手術の際はお世話になるらしい。そうそう、「母をたずねて三千里」などというテレビアニメもありましたっけ。母を恋しく思うことはあっても、父をたずねてくれる子はいないのかね?これは『母尊父卑』だわねぇ…これも生きている内に子育てに手を尽くしたかどうかの違いかなぁ?すべては「生きている内に…」少々、ひねくれ気味の『おやじぃ』の「母の日」でしたとさ(笑)