その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

「たたきあう」より…

2023-05-23 08:06:16 | 転職

今夜は「アジのたたき」でありますが…

『おやじぃ』は、「アジのたたき」を薬味と一緒に叩いたペースト状のいわゆる「なめろう」のことを初め「たたき」と思い込んでいたのだけれど、生魚の細切りもまた「たたき」と呼ぶことを後で知る。ならば、大ぶり「カツオのたたき」は何で?どうやらこちらの方は、魚肉に塩を振る際に、包丁の腹や手のひらでたたいたことが名前の由来らしい^^;
さらに「叩く・敲く(たたく)」を調べてみると、①手や道具を用いて打つ。③相手の言論や文章などを徹底的に批判する。⑤買いたたくetc.と様々な使われ方がされていることを知る。
「叩かれて(批判されて)」気分が良い訳もなく、「叩かれて(厳しく仕込まれて)」強くなれるならまだしも、持ち味が伸びるどころか萎縮してしまうような『昭和の親父的教育』を今では批判しつつ、ならば自分の教育法はと振り返ると反省することしきりでありますよ。「口で言っても分からないから叩く。」…大人の口調は、それだけで十分「強権」「強圧」であり、子どもたちにしてみれば『逃げ場所』としての祖父母が居たことが幸いだったと思うところでありますよ。


ピンクのカーネーションの花言葉は…

さて、他人のことを散々「たたいて(批判して)」きて、体力が落ちて来てから、「自分のことはたたかないで」と都合よくお願いするのも如何なものかとは思うのだけれど、「たたく」ことによって売り上げを伸ばす業界もあるから、「たたく」という行為は『強者』が『弱者』に振るうものかなぁ…。今まで散々持ち上げておいて、一転、『悪事(醜聞)』の臭いを嗅ぎつけると一気に「たたく」側に回ってしまう…これを『忍法 手のひら返し』という(笑)
はてさて、АCジャパン(旧:公共広告機構)のCМは、実に『道徳的』であり、時として「余計なお世話」とつぶやきたくなる場合もあるのだけれど、最近「たたくより、たたえあおう」というラップ調のCМがお気に入り^^; 
日々忙しなく、気持ちもイラつき、我先にという風潮の中で、失われつつあるものが「寛容性」というものかも知れない。ちなみに、江戸時代には『敲(たたき)』という刑罰があって(時代劇の「百敲」…あれなぁ^^;)罪人と言えども、気絶しないように「背骨」は避けて「箒尻」で叩いたとのことである。通常は50回、重い場合でも100回…罰は罰として科するのではあるけれど、立ち上がれないほどに打ち据える訳ではなかったようでありますよ。ゴシップ記事に一緒になって「たたく」…事の真偽など知る由もないのにねぇ…。弱くなってみて感じる花言葉「温かい心」でありますが、『おやじぃ』の今までの行状がねぇ…(笑)

コメント
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