「エリンジウム」と思っていたけれど…
園芸品種は多数あって、さらには改良品種もあるから中々名前が出て来ない。ましてや、野の花となると代表的な花の名前が出てくれば大したものだわなぁ…。そして、青紫色の花を見て、国会議員の方々が胸に付けている『青いピンバッチ』をイメージした。拉致問題解決に向けた意思表示だわねぇ…。「アウェアネス・リボン」…リボンの一片や模ったものを着用して、社会運動へさりげない支援の意思を表明するものなんだわなぁ…。世界では20種類以上の色分けがあって、それぞれ、そして同じ色でも国によって社会運動の内容は違っているようでありますよ。
そうそう、日本バージョンで言うと「緑の羽根」「赤い羽根」「黄色い羽根」etc.その季節になると、オジサンたちの背広の胸に留めていたものだけれど、最近では着用する方をとんと見かけない。かつては、各団体の運動に賛同して…というよりも、「赤い羽根」に至っては、街角で共同募金の声掛けが多いから「私は既に募金してますから!」という『事実証明』のために着用していた方も多かったに違いない(笑)
そんなことを思うと、地元サッカーチームへの応援、支援を表明するリボンを模ったマグネットシートを車に付けて走っている若者たちの気持ちの方が「純粋」だったりして…なんて思ってしまう。
今夜もつまみを頂いて…
さて、「Awareness(気づき、意識)」…最近では「ピンクリボン(乳がん)」「レインボーリボン(性的少数者)」への啓発、理解といった社会運動も拡がりつつあるようですね。一方、リボンではないけれど、「マタニティーマーク」に関しては、公共交通機関で優しくされたと言う方がいらっしゃる一方で、嫌がらせや危険な思いをしたという投稿もあるようで…なんと、ナント、世知辛い。
はてさて、かく言う『おやじぃ』も、「緑環境税」があって、「緑の募金」があって、一体いくら集めれば目的を達成できるのよと思っているところでもある。(緑環境の大切さや、森林の荒廃、産業としての衰退は少々理解しているつもりではあるけれど…。)税も募金も同じで、集められることに慣れっこ(恒例化)になってしまって、徴収、募金すればそれでおしまい…それがどう使われているかなんて考えることもしなくなってしまっておりますよ。さりとて、折角募金したお金の使われ方がおかしいと物申せる訳でもありませんしねぇ…。『長年、活動を続けてきた団体だから、その活動趣旨に賛同して』…これまた、本当に賛同しているのかさえ怪しくなってきますよ。
『ウザい呼び掛け』『近隣からの悪評』から逃げ出したいためだけの募金だったら、趣旨に賛同しているとも言い難く、ブルーリボンのバッチを着けるだけの議員さんのことも批判できないわなぁ…『逃げ出すための手段』…「赤い羽根」と「緑の羽根」はもう作らなくても良いのではなどと思った朝でありますよ(笑)