事務室前に「ハルジオン」の花が咲いた…
日本では1920年代に観賞用に持ち込まれた「ハルジオン(春紫菀)」も、1980年代には除草剤に耐性のある個体が出現したらしく、今では「要注意外来生物」の扱いである。一部地域では『貧乏草』とも呼ばれているようであり、「花を摘むと貧乏になる。」とか「どんな貧乏の家の庭にも生える。」とまぁ散々な言われ方でありますよ。はて、綺麗な花だと摘んだから貧乏になったのか、『貧乏がはがいって(拍車がかかって)』咲くようになったのかは定かではないけれど、『おやじぃ』は、どこかで見ているかも知れない『泥棒さん』の前でも、高らかに宣言する。「お金が無い訳じゃ~ない!銀行にはある…オラのじゃないけれど。」…ああ、虚しい(笑)
「お金で幸せは買えない。」(これ貧乏人定番の台詞^^;)「お金は腐るモノじゃない。有ってもジャマにならない。」(一度言ってみたいなぁこの台詞^^;)…ならば、六十有余年、正直一筋に生きて来たのだから、そろそろ名犬『ポチ』の出番であるけれど、友人『ノロ社長』の家族である『半三郎君』も、我が家の同居犬『さくらさん♀』も同居猫『シロ♀』も、鼻が利かないようである。そもそも、貧乏だった米沢藩足軽屋敷の裏の畑に『隠し財産』が埋まっている訳がないのである(笑)
そうそう、その調子…がんばれ!
さて、名犬『ポチ』が「ここ掘れ、ワンワン。」と吠えれば、大判小判がザックザク!怪猫『シロ♀』が畑を掘り始めれば…『正直おやじぃ』は、決してそこを掘らない。なぜなら、それはいわゆる『猫糞』だから^^; しかしですなぁ、そう考えてみると正直者であるはずの『花咲か爺さん』は、出て来た大判小判を役所にも届けず『猫糞』した訳で、今の世ならば「遺失物等横領罪」が立派に成立しそうである…「どこが正直者か?」と僻む『性悪おやじぃ』でありますよ^^;
はてさて、米沢藩足軽屋敷の裏庭から大判小判が出て来る訳がない…ましてや『おやじぃ』一族は、現在の山形県東根市からの『Jターン組』であるから、米沢藩とは縁も所縁もない一族なのである。したがって、ご先祖様が蓄財し畑に埋めている訳もなく、万が一にも出て来た場合は他人(先住者)のモノのはずである。それを良いことに『さくらさん♀』や『シロ♀』に、お金に鼻が利かないと責め立てても仕方が無いことなのである。成功者の「功」を妬み、汗をかくこともせずに成功者の足を引っ張る…「いいのよ、いいのよ。大判小判を嗅ぎ出して、隣りの欲張り爺さんに打ち殺されたら堪ったもんじゃない。」と平静を装いながら、世に『金屑・糞(かなくそ)』という言葉があることを知る。化学変化を起こしてもしや?鉄さび、黄色い軟便のことですと…ダメだこりゃ(笑)