性教育に使われる「雄しべ」と「雌しべ」…
ナスは「自家受粉」する植物?…植物の中には、「自家不和合性」といって自家受粉を防ぐ機構を持った植物も存在するから、「倫理観」を押し付けるにはナスの花は不適切かい^^;
このところの芸能界の『不倫騒動』に乗じて、色々と調べてみたのだけれど、『離婚遺伝子』『離婚ホルモン』といった分子レベルの研究成果もあって非常に興味深い。
ならば、『婚姻』…結婚をさす法律上の用語、程度にまとめないと、その歴史や形態の解説が長々と続くことを知る。もしかすると『仮初め』の関係に法律で権利や義務を求めるから、『権威』をつけるために長々と解説する必要があるのかも知れない。生物を扱っていると『生殖』と『子育て』を一連の行動として紐づけられて語られることが多いから、「一夫一婦制をとる動物(浮気をしない動物)」を調べてみた。外見では『つがい』として、一夫一婦制に見える鳥たちも、DNA鑑定を行ってみたら、巣の中の11%の雛の遺伝子が、違う♂の遺伝子だったという研究成果もあるようである。(コロラド大学)また、「タガメ♂」のある種では、後からちゃっかり交尾した♂の卵を背中に産み付けられて、知らずに子育てをしている報告事例もあるようだから、動物たちの『婚姻』関係にも色々と事情があるようではある。(これを『不倫』とは呼ばないと思うけれど^^;)
お魚だって『子育て』する種が…
さて、『人間の婚姻期間が長いのは、子育て期間が長いから…。』と説明されると、ぼんやりと納得した気分になるのだけれど、長らく『種の存続』という言葉で誤魔化されてきただけではないかと思ってしまうのでありますよ。『ワンオペ育児』も生物界には存在するし、タブー視されてきただけで動物の『同性愛』とも言える行動は観察されているようである。
はてさて、『人間は崇高な存在である。』という思い込みから生じる『倫理観』…『人間は婚姻関係を持続するために、性的な快楽を特に進化させた生物』と解釈すると、快楽を求める行動のひとつとして『不倫』の説明もつくかも知れない。満たされない『欲求』を何かで埋め合わせる…『正義』を振りかざすのも、『バッシング』も埋め合わせの一手段かもしれないなぁ。毎晩、缶コーラよりもお安いビールひと缶で満たされるなら、お安い『おやじぃ』でありますなぁ…。『心ときめく』などということが、只々『面倒くさい』と感じるようでは、『行動学』を極められない訳だわ(笑)