グミの実を食べ過ぎると…
童謡「赤い鳥小鳥」は1918年(大正7年)に発表された北原白秋の詩である。ふと『おやじぃ』は考えた…日本に赤い鳥っている?まず思い浮かんだのが「アカショウビン」という鳥なのだけれど、カワセミ科の鳥であり「赤い実」は食べないようである。続いて「ベニマシコ」…こちらは、夏は昆虫を捕食し、越冬地では草の実を啄んでいるようだから非該当。「アカハラ」という鳥なら、昆虫や果実を啄み、公園にも現れるようだから、白秋先生は「アカハラ」を見たのかも知れないなどと妄想が拡がる。でもね、素直に歌う子どもたちは、全身『真っ赤』な鳥をイメージするだろうしねぇ。世界では…アメリカ南部あたりで繁殖する「ナツフウキンチョウ♂」という全身、赤いバラのような鳥がいるようで、こちらは木の実も食べるようだから、詩に出て来る『赤い鳥』にピッタリであると、勝手に『赤い鳥』の正体を「ナツフウキンチョウ♂」であると決めつけるのでありましたとさ(笑)
でもなぁ…「赤い実」を食べ続けると『赤い鳥』になるんかい?色素の沈着…みかんを食べ過ぎて起こる「柑皮症」があるわなぁ。(有害ではありません。)そうそう、「フラミンゴ」は餌になる藻類に含まれる「βカロテン」etc.の蓄積によって羽がピンク色になると言われているから、食べ物によって変わるということもあるのかも知れない…。
今夜も「焼きナス」を頂きました^^;
さて、「警告色」…「赤」は血や火などの色味で「危険」を連想させる性質があるとも言われているのでありますが、「赤トウガラシ」や正体不明の『赤い実』、野に生える「ヘビイチゴ」etc.と飢えた『少年おやじぃ』にとっては、「赤」=「完熟」というイメージがあり、時として『危険な冒険』を繰り返しているのだけれど、今でも生きているから重大事故は起こっていない(笑)
はてさて、隣家の生垣となっている「グミの実」もまた、貴重なおやつであり、子どもの頃は「食べ過ぎると糞詰まりになる。」と散々教え込まれ、そう信じてきた。『おやじぃ』の感覚では、子どもの「便秘」と『糞詰まり』は似て非なるモノと思い込んでいる…そこまで来ていて出せないのだから。(朝から汚い話で恐縮です^^;)腹筋が未発達で、水分不足etc.と原因は色々考えられるのだけれど、「グミの実」…「渋味」…「タンニン」には、便秘を引き起こす要素はないようである。残念ながら、『赤い実(グミ)』をつつきに来る小鳥は居なかったから、取り合いになることは無かったのだけれど、もしかすると小鳥たちの方が、もっと美味しいものを食べていたのかも知れない。かくして、小鳥たちは『赤い実』を食べずに赤くならず、『おやじぃ』は『赤い実(ぐみ)』を食べ続けても赤くならず、『赤っ恥』をさらしているようではある(笑)