小麦が色づき始めましたなぁ…^^;
毎年、変わらぬ『営み』の繰り返しではありますが、紛(ま)ごうことなく季節は巡っていく…というか、そこに暮らす人々の『営み』が「暦」に従って繰り返されているということでありますが。
秋に転作田に小麦を植える人が居て、春の田植えがそろそろ終わり…そんな農家の作業の繰り返しがこの『鄙びた風景』を維持しております。『鄙びた』という言葉は、「閑として田舎っぽいさま、場所を言う」言葉であり、語源は「日無(天皇がいないところ)」であるという説がある。と言うことは、現在ならば東京都(拡大すれば首都圏かい?)以外の場所は、総て『鄙』ことになってしまうのだけれど、それでは「〇×府」や自称「都会」に住んでいらっしゃる方が、自分の居住地を『鄙』と呼ばれたら心穏やかではないに違いない。ただ言えること…この画像を示しておいて、「オラ、都に住んでいる。」と言ってみたところで、誰もそう信じるということはないことだけは確かである^^;
「田舎には田舎なりの豊かさがある。」などと、敢えて胸を張り、ツッパル気もないし、「長閑で癒されるわぁ~。」などと観光のご婦人方につぶやかれると、「貴女方の癒しのために汗を流している訳でもありません。」と少し捻くれて、つぶやき返ししたくなる『おやじぃ』でありますよ…「AHH!!!ネオンが恋しい。」なんてね(笑)
今夜は値引き?売れ残り?
さて、今年は「防犯協会」なる団体の会員役もジャンケンの結果、降りかかってきた。毎月10日の日は『夜回り』に出なければいけないようでありますよ。かつて、PTAの役員を務めていた時にも『夜回り』しましたなぁ…「明るい時間帯(午後7時頃)に回っても意味がないんじゃないの?」というご父兄の意見に対して、「親たちも見守っているという姿勢を示すことが大切です。」という学校側の説明で無理やり納得し歩く。子どもたちの姿なんてありませんがな…大体ねぇ「繁華街」などというものが無いのですから^^;
はてさて、夜に虫が光源に集まるのは何故か?「走光性」があるからと簡単に片づけることも出来るけれど、最近の研究成果で「背光反射」(光源に背を向けて飛ぶ行動)が注目されているのだとか。ほほ~月明り(直進光)なら定位して飛ぶことが出来るけれど、人工光(散乱光)にはグルグル回ってしまう…なるほど、月明り程度の田舎では家に直行するけれど、人工光(ネオン)があると『勢い』に任せてグルグル回っていたのは、これが原因だったのか?(ホントかいな^^;)『しなびたオヤジ』が『鄙びた温泉宿』に背を向けてネオンに誘因されるのも、青少年がコンビニの明かりに誘因されるのも、『健全に』育っている証拠かも知れない。『癒し』とは、長閑な自然が与えるものばかりとは限らない…新たな『珍説』で自己弁護する『おやじぃ』でありましたとさ(笑)