『おやじぃ』は視覚で見つけたが…
『草食動物であるシカがヘビを食べた』映像が話題になっているとか…あれれ?そんなに珍しいこと?調べてみると「リス」「ウサギ」「パンダ」etc.で肉食の様子が観察されている報告はある。身近なところでは、「ウシ」だって動物由来のタンパク質を「配合飼料」として与えられている訳でありますから、『草食動物は草しか食べない』ということ自体が人間の勝手な思い込みのようであります。
2006年頃から使われ出した『草食系男子』…「恋愛に対して受動的で、物欲や出世欲も薄い、温厚なオトコの子」を指す言葉のようであるけれど、これを『物足りない』と感じてしまうのは、これまた昭和生まれのオヤジたちの勝手な思い込みかも知れない。『おやじぃ』が草むらで見つけた「カノコガ♀」…近くに「カノコガ♂」が居ない訳ではないけれど、平静な夕刻を送っている。朝方になると♂どもは飛び回り、恐らくは、♀の放出する「性フェロモン」を追い求めて飛び回っているに違いない。1頭の♀に数頭の♂が群がる様子を『おやじぃ』も観察しているから、日中『草食系男子』に見える彼らだって、微量な化学物質によって刺激(興奮)され、スイッチが開放される。一方、「性フェロモン」を放出する彼女を『肉食系女子』とは言わないだろう…『生物としての営み』が延々と続いているだけなのだから^^;
マーガレットの花言葉に「真実の愛」…
さて、人間には「色香(いろか)に惑う」という言葉もあるのだけれど、『香(化学物質)』に『惑う』♂どもを観察しながら『おやじぃ』は考える。「派手な格好、誘うような服装をしているから被害に遭うのだ…。」と的外れな発言をしてバッシングを受けるオヤジたち…確かに『色(視覚)』、『香(嗅覚)』『ボディータッチ(触覚)』といった刺激(興奮)で開放されてしまうスイッチがあるのではないかなんてね。(かと言って、痴漢や性犯罪を肯定している訳ではない。)
はてさて、「そこに愛はあるのかい?」などと、動物の世界に『感情』という概念を持ち込むと話がややこしくなる。ややこしくなるから、「反射」という行動で片付けられないだろうかという思い込み…待て待て、人間の場合は『感情』=『勘定』が抑制因子として働いているだけではないだろうかなんてね。『倫理』という言葉に置き換えると、人間が崇高な存在にも思えてくるけれど、『勘定の出来る生物』と考えると生き物らしくてしっくりくるかも…「罪と罰」「損か得か」と二者択一の選択を繰り返す。「損」<「得」の『勘定行動学』…多くの場合、失敗する「損」>「得」という『愛の勘定』…「そこに愛なんかなくてもね。」と余計な枝葉を切り捨てていくと分かりやすくなるかもねぇ(笑)