「It's raining cats and dogs!」で土砂降り^^;
空から猫や犬が降って来たなら、こりゃ~大騒ぎ…確かに「ファフロツキーズ」という『その場にあるはずのないもの』が空から降って来る現象は古くから報告されているようであり、日本でも江戸時代に『怪雨(あやしあめ)』という記述があるようです。ならば、空から『土砂』が降って来たとしても驚くに足らないのだけれど、この場合の『土砂』は当て字であり「どしゃどしゃ」という擬音であるという説もあるようです。昨日は『土砂降り』の雨…お仕事も外遊びもお休みです^^;
ちなみに、気象庁では時間雨量20~30mm未満の雨量を「強い雨」と表現し、人のイメージとして『土砂降り』と感じるようであります。これが30mmを超えると『バケツをひっくり返したよう』となり、50mmを超えると『滝のように』というイメージになるという。さらには、80mmを超えたあたりから「猛烈な雨」と表現し、人は『恐怖を感じる』ようになるのだとか…昨日も「大樽川」を中心とした局地的な大雨であり、お隣の米沢市では「避難指示(警戒レベル4)」が出されているようだから、災害の無いことを祈るのみである。「この程度の雨で…」とかく、人は過去の『経験値』で判断しがちなのだけれど、最近は想定以上の雨量となる場合もあるから、『恐怖を感じる』前に避難の準備をすることも『大げさ』とは思えませんけれどね。
カツオの旬は「春」と「秋」…
さて、和田アキ子さんが唄った「どしゃぶりの雨の中で」は1969年の歌である。「梅雨」のイメージが、『ジメジメ』『しとしとと降り続く雨』だとすれば、『土砂降り』は、梅雨明けを告げる積乱雲を伴った夕立のイメージである…ならば、歌に出て来る女性は、夏に別れを経験したに違いないと勝手に妄想する『おやじぃ』である。秋の別れならば物悲しく『文学的』であり、夏の別れは激情の果て…これは余計なお節介(笑)
はてさて、梅雨空に「激しい雨」の経験が無い訳ではないのだけれど、付きまとうイメージは『ジメジメ』…ちなみに、1969年の関東地方の梅雨明けは7月14日頃であり、昨年は7月23日頃だったようであるのだけれど、南東北地方では「特定できなかった」年が過去6回ほどあるようでありますよ。何やら判然としない季節感…恐らくは『冷凍もの』のカツオの刺身を食べながら、今さら季節感などと言ってみても始まらないのかも知れませんけれどね。「線状降水帯」という言葉が、新たに歳時記に加えられたりしてねぇ…ちなみに「線状降水帯」は昔から発生しているものであり、観測体制が充実したことによって予報されるようになったのだとか。『勘』に頼らず『観測』に頼る…『逃げる』ことも頭に入れておくことにしよう(笑)