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その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋国王(爆睡・・・)

2011-11-20 23:24:49 | 夢屋王国

「馬鹿は風邪をひかない。」というよりも「馬鹿は風邪をひいたことすら感じない。」そう信じて生きております^^;
しかし、このところ鼻水が止まらない。どうやら風邪をひいてしまったようなのですが、風邪をひいたと自覚すると急に病人と化してしまう(精神的に弱いのであります。)ので、無視して外仕事を続けております。雪囲い作業もあとは、ドウタンとツツジを囲うだけとなりました。あとは、畑の残渣を片付けて果樹類の軽い剪定を済ませれば、冬を迎える準備は終了というところまでこぎ着けたところで、午後からの雨。天気が崩れることは織り込み済みなので、午前中天気が持っただけで恩の字であります。
午後は、昼寝と決め込んで『第2サティアン』で本でも読もう…「晴耕雨読」を実践するのだと雨の中を自宅から徒歩1分の『第2サティアン』に向かったのでありますが、昨日100金で買い求めたカーテン地のことを思い出しました。少しは外気を遮断できるかもしれないなどと思い、自宅で昔使っていたカーテンレールを取り付けカーテンを吊るす。ふと、雨除けの屋根を設置したウッドデッキの屋根の隙間を塞ぐことを思い出し、ダンプレートをカッターで加工し雪や風が吹き込まないよう大工仕事に手を着ける…気付いてみれば夕方になっておりました。貧乏暇なしなどと言いますが、よくまぁ仕事を見つけては動き回っているものだと自分でも感心してしまうのであります^^;
4年前、畑の片隅に植えたりんご「津軽」が、一個だけ実を着けました。果樹に手を出すのは年齢的に無理だと決め付けておりましたが、友人の『ノロ君』が買い込んだ苗木を押し付けられて、畑の片隅に「津軽」と「ふじ」そして「白加賀(梅)」を植えたのでありますが、ほとんど世話をしないため、今年の雪で枝が折れてしまい、樹勢を確認するため整枝もせず、この一年さらに放置してしまいました。一個だけ実を着けたことは分かっていたのでありますが、木を弱らせないために実を落とそうかどうか迷いましたが、最終的には袋掛けしてシンクイムシの侵入だけは防ぎ、秋、その存在を思い出して袋を破り着色させたものであります。結果的に完全無農薬栽培の「津軽」の完成であります。今晩あたり食べてみることにしましょう^^;

6月の田んぼの水見の帰り道に見つけたハスジカツオゾウムシのご夫妻であります。ゾウムシ類は、擬死(死んだふり)が得意で、息を殺して近づいても、葉先からポトリと地面に落下してしまいます。もうちょっと鮮明な画像が撮れるはずだと思っている内に、画像ホルダーに忘れ去られておりました。この時ばかりは、子作りに一生懸命で、国王の接近は無視されたようであります。擬死の効果は、硬直して動かなくなることで、捕食者からの発見を免れると言われておりますが、『夢屋国王』は、ご褒美の瓶ビール一本と日本酒二合を夕食前に飲んでしまい、オッカーザウルスの怒りを買う前に擬死状態(爆睡)となったのでありましたとさ^^;

No.071 ハスジカツオゾウムシ Lixus acutipennis  昆虫綱 甲虫目 ゾウムシ科
昨年は、カツオゾウムシの個体が多かったような記憶があるのですが、今年はハスジカツオゾウムシが優勢でありました。このゾウムシの幼虫は、アザミやヨモギを好んで食べるので農作物の実害を聞きません。動きは鈍いので撮影には適した昆虫でありますが、人の気配で葉から落ちてしまうので、近付くまでが勝負です。夫婦円満の秘訣は、擬死にあり…敢えて火中の栗を拾うマネはしないのであります^^; 

 

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夢屋国王(月の山へ)

2011-11-19 22:08:38 | 夢屋王国

出羽三山のひとつ「月山」は、他県との県境を接することの無い山であります。したがって、山形県内の4エリア、村山地方、庄内地方、最上地方からはよく見える山であり、『夢屋国王』の住む置賜地方からも天気さえ良ければ高所から見える山であります。昨日、国王は、出稼ぎ先の出張で山形県寒河江市まで出かけることになり、雪を頂いた「月山」を眺めながら講師(事例発表程度)を務めてきたのでありました。日々の泥臭い営業活動を、いかに遊び心を持ってこなすか・・・そんな部下たちの熱い思いが伝われば、講師の務めは合格と思いますが、果たしてどうだったでしょうか?帰り際、お追従とは言え「今度、飲みながら話しましょう・・・。」などと水を向けてくれた方もおりましたので、気合注入には成功したのではないでしょうか^^;

しかし、昨朝の王国は寒かった。『第2サティアン』の室内温度は3℃…カンジル(感じる?寒じる?)・・・我が在所では、ブルブルっと来る寒さを「カンジル」と表現します。「シバレル」という表現はあまり使いませんねぇ。王国内の草々も霜でガリガリの状態であります。こんな朝は、ぬくぬくと布団にくるまっていたいところですが、コタツに着所寝の状態ですから、朝の寒さで目が覚める始末。お決まりのモーニングコーヒーを一杯飲んで、自宅裏の畑の残渣を片付ける朝仕事に取り組むのであります。

「雨宿り」という表現はありますが、キャベツの葉の中で『霜宿り』をするアカトンボであります。翅まで霜が降りておりますが、気温さえ上がれば、彼らはまた飛び立つのであります。草に紛れてしまった「千本ネギ」と呼ばれる地物のネギを、久し振りに収穫してみました。このネギは、スーパーなどで売っている長ネギと違って、根元から叢生するので、薬味の刻みネギにはお手頃なのですが、2年間放置しておいたので細く成り過ぎました。来春植え替え用の株を少々残して全量収穫してしまいました。そば、納豆の薬味としてネギ攻めの日々が続くことになります^^;

ネギの畝を掘り進むうちに、コガネムシ類の幼虫が出てきました。ヒメコガネの類ではないかと思うのですが残念ながら種は特定できません。『夢屋国王』が昆虫学者として大成するためには、これを飼育して生活環を明らかにするべきなのですが、今のところ、その余裕が無い。土に埋め戻して、家の明かりに飛んでくるコガネムシ類から類推することにします^^;
寒さが厳しくなって、昆虫たちも来年の羽化に備えて越冬の準備であります。はぁ~人間様も悠長にしていられない。冬越しの準備を進めるのであります。
 

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夢屋王国(安山先生の大銀杏)

2011-11-18 22:33:41 | 夢屋王国

「高山が2回白くなると、里にも雪が舞うようになる。」などという、その地域限定の風物詩というか、老人たちの言い伝えというものがひとつやふたつあるのではないでしょうか。『安山先生のイチョウ』もそのひとつであります。国王の住む集落には「奥津島神社(弁財天)」がありまして、古くは参道となっていたと思われる道筋に、故)安山先生の家は建っておりました。安山先生のお仕事は宮司であり、これといった大きな神社の神職という訳でも無かったので、私が子どもの頃は日がな縁側に出て、のんびりと寝そべっている姿しか記憶にありません。若い頃は、裸馬(鞍を着けていない馬)に跨って街道を闊歩したという古老から昔話を聞かされた記憶はありますが、この人は一体何をして暮らしているのだろうと幼心にも疑問に思ったものであります。今では認知症となってしまった私のお袋が「安山先生の大銀杏の葉がまだ落ちていないから、当分雪にはならないよ。」などと言っていたことを思い出します。

今では珍しい茅葺の安山先生宅の屋根越しに見える大銀杏の木は、南側の葉がまだ緑色を留めており、周りの広葉樹が葉を染め、葉を落としていることに比べれば、当面落葉する気配がありません。お袋からの伝聞が正しいのであれば、この里の雪は当面無いことになります^^;

 

以前紹介した、李の木で見つけたイラガの幼虫は、俗に「雀のショウベンタゴ(小便桶)」と呼ばれるウズラの卵のような繭を枝先に作っておりました。これからの季節の昆虫採集は、こうして夏場に虫たちが残した痕跡や繭などの越冬する姿を追うことになりますが、擬態して上手に周辺の景色に馴染んでいる彼らを見つけ出すことは非常に難しい技であります。ましてや蛹化して土中で越冬するタイプの蛾については、雪に埋もれほとんど見つけることは出来なくなります。また、ブログネタに困る季節の始まりであります^^;
見つけられなければ呼べば良い。今年は『第2サティアン』の前に餌箱でも置いて、冬場の野鳥の観察小屋を決め込むことにしますか…。ん~!「安山先生」が何をしている人か疑問に思っておりましたが、こうして昆虫を追いかけ、日がな『第2サティアン』に篭っている『夢屋国王』は、近所の子どもたちにどのように写っているのでしょうか^^;


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夢屋国王(新人研修)

2011-11-17 12:10:43 | 夢屋王国

今朝、『夢屋王国第2サティアン』から見える米沢市西部の斜平山(ナデラヤマ)に初雪が降りました。低い山に2度、3度と雪が見られるようになると里にも雪が舞うようになります。日の出が遅いので、今では朝仕事といっても手元が見えるようになるのは6時。時間に余裕のある時は、薪ストーブに火を入れ、余裕が無い場合は石油ストーブに点火して暖を取り、レギュラーコーヒーなど飲みながら夜明けを待ちます。晴れた日は、木刀を軽く100回程度の素振り、雨の日は「ケーナ」を吹いて(ドレミの音階練習程度なのですが…^^;)気合を入れて朝仕事に臨むのであります。
みぞれ交じりの今朝は、朽ちてしまった稲杭の両端を鋸で切り詰め、下部先端をナタで削って、さくらんぼの幼木やキウイの支柱として再利用。1時間程度の朝仕事で大した作業は出来ないのだけれども、毎日の積み重ねが大切と自分を鼓舞しながら、黙々と続けております。
本当は、積み残しの自宅回りの「雪囲い」をしたいところなのですが、早朝からバタンバタンと音を立てては、白河夜船のオッカーやご近所さんを起こしてしまうのは忍びない…こんな心遣いは気付いてもらえないことでしょうが^^;

「おしどりミルクケーキ」で有名?な日本製乳㈱の屋根越しに見えた斜平山の雪景色も、あっという間にどんよりとした雪雲で視界から消されてしまいました。こんな日に限って、国王の出稼ぎ先ではH23年採用の新人研修であります。国王の今の仕事は、職場の中でも泥臭い仕事であります。当世風の若者に半日程度、この泥臭さを味合わせては・・・という国王の発案が採用されて、研修担当より依頼を受け、4班体制で営業回りであります。彼ら、彼女らの将来を暗示するかのような雲行きなのでありました^^;
今風の若者が、私たちの仕事をどう感じたか知る由もありませんが、いつもは腐れ上司(国王のこと)と同乗し、営業回りをする中堅処にとっては、先輩振れる良い機会であります。新人研修と言いながら、ちゃっかり中堅処の指導者研修も兼ねてしまうところが、国王の真の目論見ではあるのですが・・・。

一年を振り返りながら、画像ホルダを確認しておりますとサンチュの葉に止まったコカマキリの幼虫が出て来ました。こんなチビ助が、秋には立派な大人になって、偉そうに鎌を振るうのであります。成長を遂げるまで、一体何匹の幼虫が息絶えたことでしょう。幸運にも秋にペアリングを終え、子孫を残せたものは、一体何匹いたことだろう。幼虫の頃から狩を宿命づけられた彼らと、飯の種である研修と仕事を与えられる職場の新人君たちよ。君たちも『夢屋国王』のように、立派な(?)職業人になるのだよ・・・などと、自らもかつて新人であったことをすっかり忘れている国王であります^^;

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夢屋王国(ねずみ先輩)

2011-11-16 12:11:08 | 夢屋王国

本日、国王の出稼ぎ先では、午後3時から恒例の合同会議…上意下達のマンネリ化した会議なので、説明の間、冬を迎えるに当たって当面しなければならない仕事を書き出してみました。雪囲いを完成させ、消雪パイプを敷設し、畑の残渣を片付け、漬物を漬け込み、タイヤ交換をする・・・etc.
ちらほらと雪の話題が上るようになったにも係わらず、しなければならない仕事が山積みであります。それぞれに優先順位を付けて、朝仕事と休日でこなして行くのでありますが、正直なところ男手が欲しい。昨年は、体調不良で仕事の手抜きをしたために、雪が降ってから苦労することになったし、果樹(育成木)の枝が、ことごとく折れてしまいました。昨年の轍を踏まぬためにも、黙々とこなして行くしかないのであります。東北地方という同じ括りの中に生活していても、太平洋側と日本海側では、生活様式に大きな違いがあります。雪に対する備えが全く違う。西高東低の気圧配置は、太平洋側が寒くとも快晴の冬が続くのに対して、日本海側はどんよりと曇り、雪が積もるのであります。しかし、今年は震災の影響で太平洋側は甚大な被害を受けており、これからの厳しい冬を迎えるに当たり、住民の方々の心痛を思うに、少々の筋肉痛に悲鳴を上げている訳には行かないなどと自分を鼓舞するのであります^^;

6月に「大沢山」で見つけたムネアカオオアリであります。彼女たちは既に冬を迎える準備を整えたことでありましょう。一説によれば、女王アリの寿命は10年から20年とされていますが、コロニー(巣)を継続的に観察した結果であり、確証が得られないのでありましょう。我が家の働きアリと運命付けられた『夢屋国王』は、黙々と女王(オッカー)に餌を運び続けけなければならないのであります^^;
さて、我が家にやって来た『柴犬コウ(本名:さくら)』は、まだ自分の名前を意識しておりません。したがって、家族に大ブーイングを浴びた『コウちゃん』と陰で呼び続ければ、彼女は本名を「コウ」と思い込むはずである。『夢屋国王』の野望は、舞台裏で着々と進められているのであります。そういえば、先住民族のハムスター「ころちゃん」は、『柴犬コウ』の存在にまだ気付いておりません。朝方、腹を空かせると彼のケージをカリカリカリ。隣室では『柴犬コウ』が遊んで欲しくて、サークルをカリカリカリ。国王は老人性そう痒症(乾燥肌)でカリカリカリ。我が家の朝の茶の間は、カリカリカリの大合唱なのであります^^;
さて、「さくら」や「ころちゃん」と遊んでいる暇はない。土仕事で指先がカサカサの国王は、今朝も王国の冬支度に出かけるのであります。

No.〇×△ ムネアカオオアリ Camponotus obscuripes  昆虫綱 膜翅目 アリ科

日本では最も大型のアリで、狩猟は単独行動の場合が多い。物好きな方もいらっしゃるようで、飼育キットなども販売されているらしい。リーマンにとって、働きバチや働きアリは、称号ではありません。リーマンにも自由と安寧を・・・^^;

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夢屋王国(負の遺伝子)

2011-11-15 12:09:32 | 夢屋王国

夜明けが遅く日没が早くなると、『夢屋国王』はブログネタに困ることになります。基本的に日々の画像と暮らしを綴るスタイルでありますが、雨が降り、外仕事が出来ないと画像を探すのもひと苦労する有様であります。
今は亡き我が家の古老が植えた庭木の『雪囲い』は大物が終わり、今週末に少々手を加えれば完了するところまで来ました。後は、日がな果樹の剪定でもしながら、枝ぶりを眺めコーヒーでも飲める余裕の日々が待っている…が、しかし、剪定をどうすれば良いのか分からない^^; 庭木は、古老が仕立てた基本形があるので、それなりに整枝すれば良いのですが、果樹に関してはどの枝を切って良いものやら分からない。少なくとも夏場に伸びた「徒長枝」を切り、それぞれの枝にお日様が当たるように切れば良いのだろう位の知識はあるのだけれども、樹形というものがイメージ出来ないと前に進まないのであります。樹種に合った『ナイスなバディ』がイメージ出来るようになれば、立派なお百姓さんの仲間入りと成るのでしょうが、『ナイスなバディ』・・・『エロス』・・・『エチカ』・・・「万物は神が備える無限の態様の一種である。」剪定の話題が、スピノザ哲学に脱線してしまうのであります^^;
さて、11月に延べ5日間も掛かってしまう『雪囲い』でありますが、庭の楓を見ていてふと思う…茶色に成るだけで美しい赤が無い。この庭には、秋をイメージさせる赤い物が無いではないか・・・。赤い紅葉が欲しいなぁ…数日前「大沢山」を歩いていると、そこに実生の小さな紅葉が赤い葉を付けておりました。いいなぁ、この紅葉…枝を引っ張ったら抜けて来ちゃいました。(←本当はイケナイことです→)庭の楓の脇に植えちゃうかぁ・・・。
古老が残した負の遺産である庭木に苦労させられていると言うのに、また、木を植えてしまう。私の身体には、古老から引き継いだ『負の遺伝子』が脈々と流れているようであります^^;

そんなことばかりやっているから、仕事が前に進まない。画像が…パソコンのホルダー内に、カルガモ『がーも』の画像が残っておりました。一時期「三井物産ビル」前のカルガモの親子が話題となりましたが、我が在所では、そこらここらで家族連れのカルガモ♀に出会うので珍しくもありません。一説によれば、ペアリングが終わると♂は子育てには参加せず、♂だけのコロニーを作るとも言われているようですが、田んぼで眺める限りでは、ヨチヨチ歩きの子どもたちが孵化するまでは、♂♀ペアは仲良く田んぼの中をかき回してくれております。たまに、画像のようにペアリングに失敗した(恋にあぶれた)♂が単独行動を取っている場面に出会うのですが、人の世も鳥の世も、モテない男は必ず居るものだと同類相憐れむのであります^^;
さて、彼は来春、良き伴侶に恵まれるのか、またもや、あぶれてしまうのか?動物界では、モテない♂の『負の遺伝子』は、引き継がれないのであります。

No.070 カルガモ  Anas poecilorhyncha   鳥綱 カモ目 カモ科
日本語表記では、カルガモを「軽鴨」と書くんですねぇ。スレンダーなバディから、その名の由来があるのでしょうか?狩猟の対象にはならないので、夏場は減反した養魚池や水路を悠然と泳いでおります。画像のように稲の幼苗期に田んぼの中をかき回しますが、稲の根の活着力の方が上回っているようです。以前、鴨が稲穂を食べると言っておりましたが、杭掛けしていた頃と違って、籾をこそげ取ったような痕跡は見当たりませんし、水田の初期雑草やタニシ・虫を食べるナイスな奴という私の見立てですがいかがでしょうか?

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夢屋王国(忙中有閑)

2011-11-14 12:28:54 | 夢屋王国

「急ぐ仕事は、忙しい人に頼め!」これは仕事を依頼する場合の鉄則であります。口だけ忙しい人間は、身体(仕事)が動かないことが多々あるものであります^^;
『雪囲い』は11月になってからと悠長に構えておりましたが、今年は白菜と青菜の収穫・配達に半日ずつ要してしまい自分の作業予定がやや遅れ気味であります。増して今週から天候が崩れ雨模様…時として雪マークも予報では出ておりますから、平場でもみぞれ位は降る冷え込みになるのではないだろうか?山形の冬の風物詩などと、意気込んで始めた『雪囲い』作業でありますが、木組みの複雑な箇所を残し、小物を囲えば完了というところまで来て、少々飽きて来ました。さらに、冷たい雨が混じるようになると『カナシク(辛く)』なって参ります。我が在所では、寒くて仕事が辛くて、なかなか仕事に手を着けない者のことを『哀しがり(カナシガリ)』と呼ぶのであります^^;

さて、昨夜、柴崎コウをモジッた『柴犬コウ(本名:さくら)』が我が家にやって参りました。親元を離れて、ひとり寝る初めての夜は淋しかろうと『夢屋国王』は、彼女のサークルが置いてある居間のコタツで『着所寝』をきめたのでありますが、特に淋しがる訳でもなく短時間の睡眠を繰り返していたようであります。埼玉県出身の彼女に、山形の冷え込みは厳しかろうと朝方ストーブを点けてあげるなど、国王としては最大の歓迎の意を表したのでありますが、朝一番にブルブル・シー♪あ"~『夢屋国王』の座布団にオシッコを…。「ぎゃ~!」「ぎゃ~!」と、本日さらに2回、『夢屋国王』の座布団は、『柴犬コウ』のトイレとなったのであります。
「オラの加齢臭は、お前さんのトイレ並かい?」などと、怒る気力も失せるほどの仕打ちであります^^;
以前、我が家で飼っていたゴールデンレトリバーの『らっき~♀』は、長女『有川有季菜先生』と相性が悪かったのでありますが、何故か『柴犬コウ』とは意気通じるところがあるらしく仲良くなれそうな気配であります。
「今度、お父さんの座布団でオシッコしたら、外へ出すからなぁ」国王の警告など、まったく意に介さないのであります。
「よし、お前たち二人は、今日からB1・B2と呼ぶことにする。」(夢屋国王)
「何それ?」(オッカーザウルス)
「おバカ1とおバカ2の略だって…。」(有季菜先生)
有季菜先生のオネショに悩まされた『夢屋国王』は、今度は『柴犬コウ』のオシッコ教育係として、忙中忙有りの生活が当分続くのであります^^;

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夢屋王国(『柴犬コウ』がやって来た)

2011-11-13 11:50:33 | 夢屋王国

本日の『夢屋王国』は朝から慌しい。早朝から夢屋農園の山菜エリアの枯れ草をかき集め、来春、焼けるように集積する。アスパラ畑の欠株が出た箇所に、実生の株を補植する…朝飯を食べたら、届け物の白菜を収穫し、自家用の山形青菜を20Kgほど収穫しました。因果なもので、よそ様に届ける物は良い物をと考えて届けてしまうので、必然的に自家用の野菜は屑野菜になってしまいます。まぁ、漬物に加工する訳だから支障はないだろう…最悪の場合は「おみ漬け」に変化するだけであります。何事も行き当たりばったり、いや、変幻自在と言うことにしておきましょう^^;
今まで成長を眺めてきた畑も、秋野菜を収穫してしまうと寂しい限りであります。来春収穫するタマネギ畑を覗いて見ると、何株か欠株が生じております。指で根の周りをほじくってみますと…

 

また、『根切虫』…ヨトウガの幼虫の仕業であります。白菜、キャベツの幼病期に根元から食害してくれます。夢屋王国の野菜を完全無農薬栽培に出来ない最大の理由がこの幼虫による被害であります。タマネギの場合は、全体数から言って、今のところ数株の被害ですから薬剤は使用しないで様子を見ながら差し苗で対応しようと思います。
さて、来週から初冬を迎える予兆…天気が崩れるようであります。午後からは、大物の庭木の雪囲いの骨組みを完成させたので、あと一日半もあれば雪囲いは完成する予定。毎年、毎年、同じことの繰り返しでありますが、「山形の冬の風物詩である。外から眺めて、格好良く組み上げなければならない。」そんな、男の意地だけの古老の言葉を思い出しながら、黙々と作業を続ける国王であります。
夕方、ポツポツと雨が…ならば「沢庵漬け」用の大根を30本ほど抜いて、水洗いをして軒下に干して置く・・・良く働く『夢屋国王』でありますが、この間、一切我が家の『オッカーザウルス』の働く姿が見えません^^;
実は、本日、『夢屋王国』に新しい家族である『柴犬コウ(本名:さくら)』がやって来るのであります。彼女は、今まで散らかし放題だった茶の間をきれいに片付け、新しい家族を迎える準備に余念が無いのであります。家電製品のコード類を噛まない様に、彼女の腰痛のために国王が買い与えた「マッサージチェア」まで、国王の部屋にぶち込まれてしまいました^^;
まったく、国王の誕生日のプレゼントさえ「ボクサーパンツ」一枚で済ませる『オッカーザウルス(別名:小金ため子)』でありますが、サークルやらトイレやら、買い込んだ品物を点検しております。所詮、わんこは、その家のご主人を一瞬で見抜いて懐く者・・・ふっふっふ、無駄な投資にならないようにと内心思う国王であります^^;
そして、夕刻、『柴犬コウ(本名:さくら)』がやって来た。瓶ビール一本で横になっている、ほろ酔い加減の国王の顔をペロペロと舐めただけで、入国のご挨拶は終了…「さくら」の画像は、落ち着いてからご紹介いたします。(デレデレ^^;)

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夢屋王国(初霜・・・)

2011-11-12 12:46:41 | 夢屋王国

山形でも初霜が観測されました。晩秋の秋晴れから一転、冷たい雨の降る午後、職場の中間管理職たちを集めてボランティア作業…何故か今回は、女性の参加が無い。それはそれで良いのだが、幹事役の私は、ドタバタと反省会の準備をしている内に、メモリカードを職場に忘れて来てしまい、裏の畑のブロッコリーの葉に積もった降霜の画像をご紹介できません^^;
決してショボくれたオジさんたちの集団では無い。幹事の企てに乗って、ボランティア作業を淡々とこなしてくれるのであります。

反省会は焼肉屋…親睦を深めるために積み立てた会費が貯まりに貯まっている…今夜は、豪勢に上ロース・上カルビ・塩タン上をいただくのであります^^;
それぞれが子育てに、ひと段落した世代であり、そろそろ定年退職の二文字が見え隠れする世代となってしまいました。最大6~7年の年齢差はありますが、過ごした青春時代は、ほぼ同じような経験をしているのであります。フォークソングにマージャン、授業を抜け出して出かけたロードショーetc.話題は尽きないのであります。

大沢山に咲いていたアザミの花も季節とともに枯れ上がって参りました。オジサンたちも枯れ上がってしまったのか…まだまだ、枯れてなんかいられない。彼らが、3時間で平らげた肉と酒の量は、まだまだ若い頃に引けを取らない量であります。ただし、給料が安くて「豚すき」だった食事が、高級和牛に変わり、2次会・3次会となだれ込む勇気は、明日からの家の「雪囲い」作業を頭に置いて差し控えるだけの知恵がついただけであります^^;

追記)職場から、メモリカードを持ち帰りました^^;ブロッコリーの葉に溜まった、霜の塊です。

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夢屋王国(恋人たちの日)

2011-11-11 21:48:17 | 夢屋王国

11月11日は、『靴下の日』(ペアーズデイ・恋人たちの日)らしい…実に無責任な書き方でありますが、1993年に「日本靴下協会」が制定したらしく、男女の靴下が二足並んだように見えることから、恋人同士で靴下を贈り合おうということが制定の理由であるらしい^^;
その他「十一十一」がプラスマイナスに見えることから『電池の日』、『ピーナッツの日』、『煙突の日』、『鏡の日』、『ポッキー&プリッツの日』と各種業界の記念日が制定されているようであります。これだけ記念日が多いと制定した人さえ、制定したことを忘れているのではないだろうかなどと、要らざる心配をしてあげることになります^^;
こういう発想で記念日を制定出来るのであれば、『夢屋王国』では、1111が並ぶ「大根の日」とでもしようかと思います。例年から見ると一週間程、成長が遅れている秋野菜でありますが、ようやく畑の白菜が結球し、大根も『沢庵漬け』に手頃な大きさになって来ました。この週末は、大根を掘って洗い日干しして、来週には漬け込みを行いたいと思います。私のお袋が入所するグループホームに白菜を60株ほど届けることにしているのですが、今日、月締めの利用料を支払いに行くと、
「夢屋さんは、勤めながら良く畑仕事をするねぇ~!」と感心されました。
「人に遣らせられる仕事は詰まらないけれども、好きでやっていることだから…。」(夢屋)
「俺は、親に言いつけられると逃げ出して、良く晩飯抜きの罰を与えられたもんだ。」(Tさん)
よくよく考えてみると、私が育った時期は高度成長期であり、両親と一緒に過ごせる時間は、田んぼや畑仕事の時間だけだったような気がします。田植えや稲刈りなど、手伝うことよりも遊ぶことの方が楽しいに決まっているのでありますが、家族がひとつ所に集まるのは夕食と田んぼなのでありました。

ブログネタに困って、記念日を探していたら、それなりに話題は出てくるものですねぇ^^;
画像は、この夏「大沢山」で見つけたセアカツノカメムシ♀であります。スギやミズキの実から樹液を吸うようでありますが、やはり触れば臭そうですね^^; ♀と即断できるのは、♂は腹部の先にハサミ状の突起(把握器)があるので容易に見分けがつきます。最近は、カメムシ目という分類名が主流のようでありますが、かつては半翅目と言われておりました。緑色の翅(前翅)と茶色の翅(後翅)がご覧頂けると思いますが、緑色の部分が茶色の部分の半分しかありませんよね・・・これが半翅目の由来です。1988年刊行の『文部省学術用語集「動物学編」』の方針により、目の表記は、その目に代表される昆虫の名前で置き換えることが多くなったとか…双翅目⇒ハエ目、半翅目⇒カメムシ目…半翅目の方が、昆虫の特徴を良く捉えているのに、御用学者の皆さんは余計なことをしてくれる^^;
業界が勝手につくる『記念日』も昆虫の分類名も、日常生活には何の影響も与えませんけどね^^;

No.〇×△ セアカツノカメムシ  Acanthosoma denticauda  昆虫綱 半翅目 ツノカメムシ科
カメムシの臭いの原因物質は、トランス・ジ・ヘキサナールなどのアルデヒド類だそうで、一度、衣服についてしまうとなかなか取れません。中性洗剤に漬け置きするとか、牛乳が良いとか色々アドバイスがありますが、彼らを刺激しないことが一番であります。
はっはっは、加齢臭も牛乳をかぶれば取れるんでしょうかねぇ^^;

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