その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

還元率

2019-08-21 01:35:51 | 転職

『姉弟子猫ちゃん'ず』は仲が良い^^;

立秋過ぎのまだ暗い朝4時、『姉弟猫』は『夢屋農場長』のロッキングチェアを不法占拠し寝ていた。起こさないように、自慢の『イレギュラーコーヒー』を淹れようと、コソコソと活動するのでありますが、迷惑そうな顔でこちらを見ております。(どちらが大家なのか判然としない状況に追い込まれております^^;)
親切な飼い主さんに貰われていった『ブチ♂』は、「風太♂」という名前に変わり、好奇心旺盛な生来の性格から、家族の一員として悪戯を繰り広げ、可愛がられているようであります。
『シロ』は気位が高く、ツンデレタイプ。それでも、農場長の動きには動じなくなりました。一方、『クロ♂』は、体格がひと回り大きく、母親『ジーコさん♀』の体長に近づいてきましたが、今でも臆病(慎重派)であり、農場長の一挙手一投足に反応し、床下に逃げ込んでしまいます。


「当たらない けれど買っちゃう 宝くじ」

『夢屋農園』の設備投資資金にでもなればと、令和最初のジャンボ宝くじ(ミニ)を買いました。買ったということさえ忘れておりましたが、農作業の傍ら聞いているラジオから「1万円当たった!」というリスナーの投稿が流れ、確か買ってたよなといった記憶。当たるはずもないと当選番号を調べてみたらびっくり!3,300万円が当たっておりました…少々、話を盛っているなぁ。(当然、万引きで3,300円なのでありますが^^;)
元金が300円と言えども増えたのは、これが初めて…クジというクジは、オッカーを含めて外れまくりであります。令和最初のギャンブルがこの結果ですから幸先が良い!
ちなみに、購入金額に対する当選配分総額は47%…博打は胴元が儲かる仕組みになっている。悔しかったら胴元になるべきですわなぁ…逮捕されるけど^^;

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生存権

2019-08-20 02:37:52 | 転職

「電気」は電線を伝わって運ばれるらしい。

「生活の不便さから、日常の快適さを再認識する。」などと言う崇高な理念から始まった『第2サティアン』のキャンプ生活でありますが、まず最初に『宴会』後の洗い物の不自由さから、ポリパイで水道事業を実施した。火はカセットコンロから、ガスボンベを購入し調理が可能になった。暖房は建築廃材を薪ストーブで焼いて暖を取った。灯りは、ロウソクから電池ランタンに代わり、バッテリーで対応したものの、発電機を導入しテレビという情報取得手段を入手した。さらに、環境に優しい太陽光発電で、継続的に情報を入手することが出来るようになった…夏の暑さは?きゅうり栽培を本格的に始め、大汗かいて収穫・箱詰め作業に従事する従業員(長男『ポン太郎君』)の福利厚生対策の一環としてエアコンを導入しようとすると電力が足りない。遂に『夢屋農場長』は、「電気」という物を買うことにした。(これで、今年のきゅうりの売上はすべて飛ぶ^^;)
それでも、国民の有する「健康で文化的な最低限の生活」が送れそうであります。結局のところ、国が国民に何かをしてくれるものではなく、国民は「労働の汗」という対価を支払って、最低限の文化的な生活手段を手に入れなければならないのであります。


さて、奇妙な『同居人(猫)』たちは…

『夢屋農場長』の温情で同居を許された『ジーコさん♀』一家でありますが、農園内のネズミ駆除という労働の対価を支払い、幾ばくかのドライフードと成分無調整乳が与えられております。最近は、夜中に出掛け、夕方4時頃に『第2サティアン』に戻るという生活を続けております。しかし、今日は久し振りの雨…大家さんたちが、雨に濡れながらきゅうりの収穫に追われているというのに、彼女たちは、ちゃっかり『社長の椅子』を無断占拠しております。お礼の品は、いつもの『猫脚スタンプ』…雑巾掛けの雑用がまたひとつ増えました^^;
「狩り」という労働の対価を支払っているに違いない!そう信じて同居を許しているのでありますが、今宵は、友人『ノロ社長』が所有する『第1サティアン』に『シロ♀』が単独で現れ、野良猫『寅次郎先輩♂』用に準備されてある「手羽先スープ」を盗み食いしておりました。彼女たちの「健康で文化的な最低限の生活」は、したたかな生き方で勝ち取られているようであります。

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捕獲

2019-08-19 03:58:17 | 転職

きゅうりの収穫篭は「ゆりかご」ではない!

一週間前、稲穂が出揃った頃を目処に予防的な薬剤(いもち病、紋枯病、カメムシ)を散布しました。「斑点米」の原因となる『カメムシ類』は多発傾向…毎年、県農政課による広報は同じ。本当に圃場に『カメムシ類』が居るかどうかを確認する農家はまず居ない。『カメムシ類』は圃場で産卵成長する訳ではなく、周辺のイネ科植物に宿り、イネの乳熟期を待って飛来すると言われております。ある機関によれば、100m程度の移動があるとか…。(一気に飛来する訳ではなく、少しずつ移動するのでしょうけれど。)ひと握りの玄米(1,000粒)に2粒以上の斑点米が混入すると二等米格下げ…この節、カーペット防除、防除ヘリ、ラジコンヘリと防除手段が進化し、今ではドローンによる薬剤散布。無風の早朝に眠りを覚ますような爆音を立てて防除する蛮行は減りましたねぇ。(ヘリだけに^^;)
『夢屋農園』では捕虫網を振って防除しております…これはウソ!カメムシが居るのか居ないのか、確認しながら薬剤散布をすることにしております。『夢屋本田』のお隣りには、太陽光パネルが設置され、環境に優しい発電が行われておりますが、厄介なことに設置場所は薮になり、『カメムシ類』には格好の生息場所となっております。


狙いを定めて7箇所ほど「捕虫網」を振ると…

予想通り、太陽光パネル設置場所に隣接する圃場で合計4頭(3回実施)、今年から休耕した畑の隣接圃場で2頭(1回実施)「アカスジカスミカメ」を捕獲しました。これで防除ポイントは決定!全体で8ヶ所ほど調査しましたが、田んぼが隣接する場所は、大規模農家さんがしっかり防除してくれているので、カメムシ類は居ないという判断であります。「接触剤」なのに、虫の居ないところに散布しても意味がないでしょう。(あとは自己責任ですから^^;)
はてさて、昆虫採集から帰って来た『夢屋農場長』を待っていたのは…『子猫ちゃんず』は、お気に入りの座布団が収穫篭に占領されてしまったことから、篭の中で寝ております。「お前らはアホか?加工きゅうりと一緒に売り飛ばすぞい!」猫を収穫しても売れません。粗そうをしないだけ良しとしておきますか^^;

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美味しい物

2019-08-18 05:09:37 | 転職

今夜は『ピッツァパーティ』

今日で大方のパンピーは夏休みも終わりでありましょう。(『夢屋農園』は、きゅうりの収穫で休みなく働いておりますが…貧乏です^^;)友人『ノロ社長』も休みが終わるはずであるがお昼に誘われた…否、最近出来た彼女に会いに行くためのダシである。が、彼の奢りであるからダシはダシなりにお呼ばれいたしましょう。彼のお勧めは、冷房の効いた店舗で「広東麺」…生ビールも付けていただきました。(ダシの割には厚遇されております^^;)
『第1サティアン』の創始者である『ノロ社長』の夢は、農園でニンニクとトマトを栽培し、自家製のトマトソースでパスタを食べること。そして、ピッツア!自作のピザ窯を造りたいとのことである。「確か量販店に陶器製のピザ窯が置いてあった。」昔の記憶を頼りに量販店を覗いてみましたが、田舎では売れそうもないピザ窯など影も形も無く、その代わりに燻製の出来るグリルが9,980円…「社長!これは買いです!」と進言するも利用法がイメージ出来ない彼の代わりに農場長がお小遣いをはたいて購入決定!急遽『ピッツアパーティ』を開催することとなりました。
生地の1次発酵に約2時間…しかし、行き着けのスーパーには強力粉が置いていない。しかし、便利な世の中です。ピザ生地専用の粉が置いてありました。邪道ではありますが、これを利用させて頂いて、農園の夏野菜てんこ盛りのミックスピザを作成。失敗した時の保険にと『ノロ社長』が準備した豚肉のブロックは、見事なローストポークに早変わり。(腕自慢の『夢屋農場長』に失敗などという文字はないのである!)


甘~いホワイトコーンには、「アワノメイガ」が…

美人に虫(ノロ社長)が着くように、虫たちも美味しい物には目がないようであり、今年初めて栽培した「ホワイトコーン」のほとんどが「アワノメイガ」の食害を受けております。一度だけ薬散は実施したのですがねぇ…草刈りと雄花の摘花、薬散は欠かせないようであります。(あまり殺虫剤は使いたくないのですが。)
「ホワイトコーン」は評判通り、とても甘く、他の品種に比べ、心なしかジューシーな感じがします。地元の方々にもお届けしたいなぁと思いましたが、虫食いではねぇ…来年は、もう少し工夫を凝らしてみます。
9月末には『第1サティアン』で恒例となった地元「剣道スポーツ少年団」の子どもたちの「芋煮会」が予定されており、いつの間にか『夢屋農園』も協力企業としてお手伝いすることになっております。今年は、ご馳走になるだけで、一切お手伝いをしないご父兄に、子どもたちと一緒に「ピッツア」作りをさせてみるか…食と遊びを提供する『夢屋農園』の真骨頂でありますわなぁ^^;

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抜き足差し足

2019-08-17 05:59:35 | 転職

「忍び足」の作法は、天性のもの(笑)

野良猫『ジーコさん♀』一家は、24時間ぶりに無事に帰って来た。心配したのも束の間、何事も無かったかのように我が物顔で『第2サティアン』を闊歩し、『クロ♂』に至っては、レザー張りの『社長の椅子』に、しっかり泥の足跡を残してくれた。(猫流のスタンプかい?)
『ジーコ'ズ ブートキャンプ』(新兵訓練)に出掛けた翌日は、ゴロゴロと寝ております。おそらく、一晩中、生き残るための餌の捕獲など、かなりハードなトレーニングを積んでいるものと想像しております。ドライフードもさほど減らないので、外で何がしかの物を食べているに違いない。先日、『ジーコさん♀』のお尻からはギョウ虫が…人間用の虫下しを『成分無調整乳』に混ぜたけれど効いたものやら効かないものやら…何せ飲み水はこっそり交換しておりますが、雨水を平気で飲んでいますから(笑)


換毛期によるものとは思いますが…

『ジーコさん♀』が、『第2サティアン』に助けを求めに来たときには、頭の毛はボサボサ…育児疲れとは言え、ノミでも居そうな雰囲気で、とても撫でるなどという気にもなれない状況でしたが、最近は美容室に通い始めたらしく、肩の辺りまで換毛が進み、本来は毛艶の良い黒猫なのだと感じております。(にゃん相は、いたって悪く、美人とは言い難い!)
『クロ♂』は、臆病癖(慎重派)が抜けず、『夢屋農場長』が歩くだけで、床下に逃げ込んでしまいます。長女『シロ♀』は、大胆に農場長の脇をすり抜けて行きますが、決して心を許した訳ではなく、農場長が差し出す「猫じゃらし」に決して手を出そうとはしません。(もう少し馴れてくれても良さそうなものですが…。)
果たして、奇妙な同居生活はいつまで続くのか?まず、最初に追い出されてしまうのは『クロ♂』だとは思うのでありますが…。

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悲鳴と捜索

2019-08-16 06:35:51 | 転職

年2回目の発生時期のようです。

6月末に盛んに♀を求めて早朝から飛んでいた「カノコガ♂」が、一旦消え、また飛び回る姿が見えるようになりました。性行動の野外観察期は、6月末から7月初旬、第2世代は8月中旬から9月初旬までとなるようです。屋内飼育できるような環境ではないので、地道に探し観察するしかないようですなぁ^^;
そんなお気楽オヤジを他所に、野良猫『ジーコさん♀』一家は、今日も育成キャンプに出掛けていった。というよりも、昨夜オヤジ達が『第1サティアン』で酒宴を開いていると、子猫(シロ♀かクロ♂かは不明。)の悲鳴が聞こえたのであります。ここは野良猫『寅次郎♂』のテリトリーであり、まだ子育て中の『ジーコさん♀』に盛んに手を出そうと画策している。(今のところ『ジーコさん♀』は、その気は一切無いようであるが…。)恐らく、育成キャンプ中の一家と『寅次郎♂』が遭遇したに違いない。余りにも汚い悲鳴に、友人『ノロ社長』は、グラスを置いて捜索に出掛けるが見当たらない。心配で夜も寝れないとの言い分であります。(もう、不思議な野良猫『ジーコさん♀』一家は、『オジSUN』たちのアイドルと化しております。)そして、『夢屋農場長』に対し、寝ずの番をして猫ちゃんたちの帰りを待ちなさいとのお達しであります。


「スベリヒユ」が酸っぱい理由が分かりました。

酔いに任せてベンチでゴロ寝…夜中の2時には帰っていない。早朝5時にも帰って来ない。8時頃には朝飯を要求に来るはずであるが来ない…農場長も少々、一家の安否が気になって来たのでありますが…。(ドライフードの減り具合で確認しております。)
午後3時…農場長が商品を揃えていると長女『シロ♀』が、ひょっこり帰って来た。「シ~ロ~!大丈夫だったか?」彼女はいつものようにツンとして、ドライフードを少々食べてえずき、成分無調整の牛乳を与えたら、さっさと消えてしまいました。(ケガは無いようです。)早速、『ノロ社長』に報告すると…「クロ♂がやられたに違いない。」と『クロ♂』の安否を気遣うのであります。さて、『ノロ社長』が剣道仲間たちとの宴会を終えると、『第2サティアン』にウイスキーと氷を持ち込み、寝ずの番をする気のようであります。午後8時…『シロ♀』が帰って来た。そして、『ジーコさん♀』が帰って来た。「やっぱりクロ♂が犠牲者だったか。」と結論付ける『ノロ社長』に、『クロ♂』は一番臆病(慎重)だから、床下あたりに隠れているに違いないとなだめる農場長…すると、『クロ♂』が帰って来た。概ね24時間後のご帰還であります。(ケガはしていない模様。)「ク~ロ~~~↑(心配したんだぞ!)」と声を掛け、「よし、これで安心して眠れる。」と言って、さっさと帰った『ノロ社長』でありましたとさ。「もう、ここで飼ってやれ。」と余計なアドバイスを残して^^;

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誤認逮捕

2019-08-15 04:43:09 | 転職

ブラックジャックは、切開を決断した…。

今年は例年になくトマトの果実が『タバコガ』の食害を受けております。それでも、1本の木で1~2個の被害果なので、殺虫剤散布はしておりません。夜な夜な現れては、小さな穴を開け、掘り進むという独特な食痕であります。主力作物であるキュウリも、昨年はアブラムシが発生したとオッカーが騒いでおりますが、園地周辺(お隣りさん)の草刈りを徹底し、初期防除で荒地に殺虫剤散布した以降は目立った被害や侵入がありません。稀に果実に「ウリキンウワバ」の幼虫や『ダニ』を見掛ける程度で済んでおります。居もしないないのに殺虫剤や殺ダニ剤を撒く必要もない、ただし予防的に殺菌剤だけは必要であるが、このところのピーカン陽気では、発生する病気も限られており、褐変する葉を落とすだけという原始的な方法で今のところ何とかしのいでおります^^;
病気や害虫をコントロールするということは非常に難しいことではありますが、作物をよく見続け、害虫を探し、対応するという基本ラインは守っております。


無農薬(化成肥料は使用しました。)の枝豆ですが…

未熟な状態で食べる枝豆ならば何とか凌げますが、大豆栽培になると「マメシンクイガ」の被害は避けられません。今年は、特に「ダイズサヤムシガ」の食痕と思われる枝豆が多く、まぁ、脱莢の際に弾けば良いことなので気にも止めませんでしたが、作業中にポトリとアオムシが落ちてきました。「コヤツが犯人(犯虫)か?」と一瞬思ったのですが、食痕が古く、幼虫は脱出した後と思われますので、コヤツは葉っぱを食害していたに過ぎないと思われます。葉菜類であれば、食害による商品価値の下落は避けられませんが、枝豆は豆を食べる物…収量に影響しない食害は無視することにしております。無農薬を謳い文句にしても価格が上がる訳でもありませんが、不必要な農薬(殺虫剤)は使用しない。そんな信念で栽培をしております。
さて、誤認逮捕されかけた『アオムシ』でありますが、ウワバの仲間ではなかろうかと推理する。逮捕自体は、被疑者が有罪か無罪かを裁判所に問うための行為であり、捜査を進めてもなお被疑者が無実であると判明しなければ、その行為は国家賠償法上の違法性は問えないとのこと…彼にしてみても、葉っぱは既に食しておりますから、拘束したことに関する補償は、『夢屋農園裁判所』では認めません。どこまでもケチな農場長であります。

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選別

2019-08-14 05:24:06 | 転職

これが「根粒菌」じゃ~!

午前4時、早起きというよりは、夜中に目覚め、二度寝を避けて起きてしまう…まだ薄暗い4時半には「ミンミンゼミ」が鳴き出した。午前5時、同じ集落の『コウイチさん』がカメムシ予防の殺虫剤散布を始めた。(お盆だというのに…。)ならば水をタンクに汲み上げ、ナスに灌水でもしますかねぇ。
「Iさん!お盆だよ。こんなに早くから仕事かい?」(自分も起き出しているのに何を言っているだか^^;)
「お盆だから働く!」(そうではなくて、皆休んでいるのだから、散粉機の機械音は早朝から如何なものかという皮肉なのだが…。)息子の『トッチ』も風を気にしている。そうそう、殺虫剤(粉剤)は、日が昇り風が吹き始めるとドリフトしてしまうので、無風の早朝作業が適していることは分かる…分かるけれどね^^;


(前日画像がUp出来ませんでした。)

今年、栽培した「だだちゃ3号」…何とかお盆のお供え物に間に合いました。自家用であれば、虫害部分を除去して頂きますが、商品となれば「一粒莢」も規格外として弾いてしまう。8株ほど掘り出して、根に着いた根粒菌の多さに驚きながら、手作業で選別したら、結実した莢の3分の2ほどの量になってしまいました。『オラだの農協』規格では、250g入りパックだとか。地元のスーパーに出品するので、少々量目を増やし300gで2袋仕上げてみました。
「だだちゃ豆©」は、JA鶴岡が商標登録済み。自家採種の伝統野菜であるから、品種として固定されたものではなく、現在、6系統ほどを認定し、保存に努めているとのことであります。我が家の豆は、購入種子で『だだちゃ3号』…認定種子である「庄内3号」あたりではないかと思うのですが、「だだちゃ豆©」と「庄内3号」から取ったと思われるネーミングは、商標登録商品としてギリギリのラインですかねぇ。「だだちゃ豆©」を名乗れないので、「おいしい茶豆」として売られている種子もある。スーパーに出品する際は、ギリギリの『だだちゃ3号』とすることにしたけれど…さて、お値段がねぇ。無農薬(少量の化成肥料使用)、手選別と手間を掛けた割には、強気の値段設定が出来ないところに性格が出ている^^;
甘みは確かに強い…しかし、香りがねぇ…今ひとつかと。伝統野菜は、やはり適地というものがある。高く売れるからと真似してみても、どこか劣るところがある。ちなみに、「だだちゃ豆©」は、二粒莢が基本であるはずだが、我が家の『だだちゃ3号』は、3粒莢の割合が高い…どこまでも、胡散臭いなぁ…農場長と一緒で(笑)

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盆飾り

2019-08-13 03:47:29 | 転職

露地栽培の「デラウエア」も色付き始めました。

お盆の帰省ラッシュ…そして、帰京の16日には台風10号が直撃しそうでありますが、楽しいお盆休みで終わることをお祈りいたします。『夢屋農園』のお盆休みは…残念、きゅうり栽培をしていると朝晩の収穫作業を休む訳には行きません。が、農場長は、出荷を終えると夕刻まで休みを宣言し、束の間の休みを満喫いたしました。とは言え、何とかお盆のお供えに間に合った「だだちゃ3号」を収穫し、昨年亡くなった友人宅に届けたり、元の職場に差し入れしたりと、営業ではない活動はしておりましたけれど。(貧乏性は治らないようであります。)
「仏様しか食べない(お供え用の)葡萄。」とまで揶揄されるようになった「デラウエア」でありますが、農園の露地栽培のデラウエアも色付き始めました。本来の成長速度はこんなもの…雨除けハウスも加温も、種無し化のためのジベレリン処理もしないと、仏様のお供えには間に合いませんなぁ。手入れもせず、何度も雪で枝折れしましたが、どっこいまだ生き残っております。来年こそは天幕にビニールを張り、ジベレリン処理をして…「来年こそは」と何度も思い描いたはずですが、中々実現しない。色々な作業が重なってしまい、デラウエアが放置されてしまうんですなぁ…今年出来なかったことは、来年も出来ない可能性が高い。強い意志を持たないと前には進まないものです。


お隣りの『善助さん』ちの田んぼには雀が…

『夢屋農園』田んぼには、雀っ子はやって来ないのに、朝から『善助さん』ちの田んぼには雀っ子が出勤しております。余程、『夢屋農園』の「はえぬき」が不味いに違いない! ちょっと待て、昨年までは『夢屋田』には「ヒメノモチ」が植えてあり、状況は逆だったはず。そうそう一週間ほど早い田植えで『善助さん』ちの田んぼの稲は「穂揃期」から「乳熟期」(貯蔵でんぷんが稲穂に貯められ、籾を押すと白い乳が出るような時期)に一足先に突入したのでしょう。集落の神社のしめ縄用に植えてある「こがねもち」が片隅にあることを雀に気付かれないようにしないとなぁ(笑)
お盆を迎えると農作業も折り返し、次第に秋作業に変わっていきます。今年は、ハクサイ、キャベツ、ダイコン、青菜を植えて冬場の幾ばくかの換金作物にしないとなぁ…ニンジンも植えよう。きゅうり収穫後の冬場の収入確保が農園経営浮沈の鍵だわなぁ…こちらもまた、「強い意志」を持たないと構想倒れになってしまうのでありますよ。『盆飾り』の作物が終われば、11月の『収穫祭』に向けて、さらに汗を流すことにいたしましょう。

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ごっつぉさま

2019-08-12 02:51:36 | 転職

「コバネイナゴ」は殊勝な態度で…

食事の前に神に祈りを捧げる風習はあっても、食事前に「いただきます。」という挨拶の言葉を発するのは、どうやら日本特有の文化らしい。目上の方から物を賜る際に、その物を頭上に高く掲げ、感謝の意を表する…「頂く。」転じて、食事の提供者や調理者への感謝の意を表する。食材となった命に感謝の意を表する。など諸説あるようですが、感謝することは共通しております。
2日前に「ラブバリダスミ©」(いもち病、紋枯病、殺虫剤スミチオンの三種混合)を散布したものの「コバネイナゴ」は、しっかり食事を摂っております。スミチオンもカメムシ害の予防を兼ねて散布しているものであり、果たして効いているのかいないのか…『皆殺し』を狙った散布ではありませんので、収量に影響しない程度のイナゴの食害は無視することにいたします。そんな「コバネイナゴ(幼虫)」を見ていたら、何故か前脚を葉に添えるようにも見える。まるで、食物(葉)を頭上に掲げているようにも思えるが、葉っぱの先端はポトリと落されてしまいます。願わくば、葉っぱの先端から食べてくれるとねぇ^^;


四角いスイカは出来ないかなぁ?

毎日が「夏休み」のような日々…思いつくままに『自由研究』を行っております。「四角いスイカ」作りもそのひとつ。しかし、1週間前に百均のボックスに仕込んだ果実は、二日後、折りからの猛暑で腐ってしまいました。一週間後、そろそろ捨てなきゃ~と、触ってみたら日焼けの症状でした。もう既に雌花は残っておらず、新たな成型実験は出来ませんので、自由研究は、「日焼けスイカ」を作ることに方針変更…ただし、敷き藁で日陰を作って、これ以上の日焼けは防ごうと思っておりますが、果実の成長圧力に、百均の容器では耐え切れないだろうと大方予想はつけております^^;
食事前の挨拶が「いただきます。」ならば、食事の終わりには「ごちそうさま。」…我が在所では『ごっつぉさま。』と発する。「御馳走」…『ごっつぉ』であります。お腹が一杯で、お代わりを進められても「もう、ごっつぉさま。」…大人の自由研究は楽しくて止められないから、当分『ごっつぉさま。』の言葉は出て来ないだろうなぁ^^;

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