二又の茄子…珍しくもないとか
暑い暑いと茹だりながら、夜はめっきり涼しい風が吹く…こうした昼夜の温度差が、東北地方を米どころとする所以であります。日中の盛んな光合成で出来たブドウ糖は、夜間の気温の低下で植物自体の呼吸量を低下させ、貯蔵でんぷん量が増加する。熱帯夜に悩ませられる関東地方との違いであります。
『第2サティアン』の社長の椅子に腰掛けながら、電気を消して夜空を眺める…雲に見え隠れしながら「十日夜」の月が出ております。(旧暦:十月十日の十日夜の月とは違いますが…。)
エンマコオロギの鳴き声が大きくなり、秋の気配が感じられるようになりました。子ども時代は「夏休みももう直に終わる。」と感じたお盆の頃、『夢屋少年』は、『おさらい帳』をキッチリ片付けるタイプの少年でありましたが、我が子どもたちの夏休み終盤の「読書感想文」には泣かされた…きっと、オッカーの血を引いたに違いない!
ボチボチ、秋野菜の準備を始めております。
ジャガイモ(男爵)を掘り起こしたばかりだと言うのに、もう秋野菜の準備を始めなければならない季節となりました。ハクサイ、キャベツ、ダイコン、青菜が定番ですが、ダイコン、青菜は9月の初め、ハクサイ、キャベツは、お盆前後にポットに種蒔きすることにしております。そろそろ、ニンジンも蒔かないと…。
あっと言う間の一年…「十日夜」の月を眺めながら、ひと息ついた盆前の日曜日の夜でありましたとさ。