その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

塩対応ですが…

2024-01-11 11:47:27 | 転職

1月11日は「塩の日」です…(フリー画像)

由来は、藩祖上杉謙信公が、今川氏から塩攻めされている武田方の領民に塩を送った日が由来であるとされているようでありますが、無償で贈った訳ではなく、通常価格で越後の塩を送ったという説もある。「敵に塩を送る」という美談の故事も、経済戦略のひとつであり、領土の拡張もまた、自国の食糧確保(調達)手段と考えると、豊かな世界になったとしても『争いごとの種』は尽きないとも思える。
日航機事故に端を発したペット客室持ち込みの是非もまた然り…炎上した民間機の乗客が奇跡的にも無事だったと言う幸運の一方で、海保の職員5名の方が亡くなっている。家族の一員としてのペットの命も重要ではあるけれど、『家族』と思う者と『家族ではない』と思う者の心の交差が気にかかるところではある。公共交通機関内での赤ん坊の泣き声や騒ぐ子どもたちへの対応と同じようなものであり、どんなにか可愛い子や孫の泣き声であったとしても、『家族ではない者』の発する音は迷惑この上ないものなのかも知れない。「困ったときはお互いさま。」とか「寛容性に欠けている。」と断じてしまえばそれまでのことではあるけれど、『個』というものを、それぞれに大切にしていくと必ずやそこには『壁』が出来上がるに違いない。『壁』の存在を意識しつつ、『塩対応』で素知らぬフリをする…『大人の対応』とは得てしてそんなものかも知れないねぇ(笑)


冷凍モノの「鰯」でしょう…

さて、能登半島地震も10日ほど経過し、そろそろ各界から『支援物資』と言われるモノが届けられているに違いない。『何か役に立ちたい。』という純粋な気持ちとは裏腹に、『今は必要とされないモノ』まで送られてしまうことが常のようである。必要とされるモノとは何なのか、お届け先から避難者に届ける配送手段があるのか、よくよく考えてから行動された方が良さそうである。決して『悪意』などない『純粋な行為』さえも『悪意』とも捉えられかねない重要な局面であるのだから。
はてさて、藩祖上杉謙信公の「敵に塩を送る」行為も、ただの経済活動の一環であったとされてしまうと少々興醒めしてしまう。一方では、和睦の手段として武田領内での塩の高騰を防いだという説もあるようだ。本来は、正確な情報を伝えていると自認しているはずのマスコミ映像も、倒壊した家屋や避難所の光景を映し出すだけである。戦時ではないが『有事』であることは確かであるのだから、物見遊山的なボランティア志願者や純粋な気持ちからの『支援物資』も、受付窓口が設けられているようだから確認してから参加いただきたいものである。この場合は、『塩対応』などとは言われないはずである。冷静に必要なモノや必要とされる手を適所に届けるために、一旦、『純粋な善意』を我慢するのも『大人』の対応なのかも知れませんぞ。

 

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そうはイカの…

2024-01-10 11:26:41 | 転職

あぶったイカは、スルメか一夜干しか?

八代亜紀さんの訃報に接し、何故か「舟歌」の歌詞が真っ先に思い浮かんだ。昭和の演歌を代表する曲をたくさん歌い上げているはずだから、もっと別の曲が浮かんでもよさそうなのだけれど…ご冥福をお祈りいたします。そして、「肴はあぶったイカでいい♪」という阿久悠さんの詩を思い出しながら、場末の『赤ちょうちん』をイメージしてしまうんだわなぁ…ならば「肴」に指名されたイカは、スルメか一夜干しか、はたまた生イカか?海の無い内陸で育った『おやじぃ』からすると、保存が利くという一点だけで、スルメを勝手にイメージしてしまう訳ですよ。そして、背中を丸めた安サラリーマンの姿がね^^; しかし、2番の歌詞に至ると「港」「霧笛」というフレーズがあって、日本海側のお店なら一夜干しであり、「沖の鴎」にいたっては、漁師さんなのかも知れないと妄想が拡がっていくのでありますよ(笑)
はて、歌詞にも挿入されている「ダンチョネ節」…神奈川県三浦市あたりで広まった、大正時代の流行歌らしい。昭和の時代には、軍歌調の替え歌などもあったらしい。軍歌調ならば「沖の鴎と飛行機乗りは、どこで散るやらネ はてるやら ダンチョネ♪」なんて歌詞に替わるらしい。『断腸』が語源という説もあるようですが詳細は不明。不本意な戦争に駆り出されて、愛おしい人を残して死するのは『断腸の思い』…そんな思いは伝わってきますけれど。


今年の「初ラーメン」^^;

さて、炙ると丸まってしまうスルメでありますが、調べた限りでは、スルメの皮膚組織が影響しているらしく、どうやら4枚目の皮膚が強靭であるためのようである。自信を失った安サラリーマンが背中を丸め、歳を重ねて背筋が弱って猫背になってしまうのとは訳が違うようである。ならば、予め横方向に『隠し包丁』を入れておけば丸まらないかも…今度実験してみよう。しかし、安サラリーマンの場合は、弱っている背筋をさらに断裂させてしまうことになるから、必要なのは反逆の『包丁』ではなく、心の『つっかえ棒』なのかも知れないねぇ(笑)
はてさて、阪神淡路大震災(1995年)、東日本大震災(2011年)、熊本地震(2016年)、今回の能登半島地震と約30年で大きな地震を経験してしまいました。果たして、これらの地震で何を学んだのか…いくら耐震化を強化しても、それを上回る自然の破壊力。自然に『抗う』ことへの愚かさのような気もしてくる。何度経験しても学ばないのは『政治屋』の皆さんのようである。現地に行ったとか行かなかったとか、被災者の『生の声』を聞いたとか聞かなかったとかetc.『この時ばかり』とパフォーマンスを繰り広げるのは大概にしてほしいものである。乾物をしゃぶりながら考える『そうはイカの金〇×』ってね。まずは輸送路の確保とライフラインの復旧を第一に考えてほしいものだけど。

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時節柄、自切(じせつ)

2024-01-09 10:09:02 | 転職

我が家は「納豆汁」で整う^^;

中国故事で「七草粥」に若返りの秘術があるという。ひと口で10歳、七口で70歳なら、貴方は果たして何口食べるのか?『おやじぃ』の場合は、ひと口ほど食べれば、もう少し身体も動きやすくなるに違いないと思うのだけれど、多くの場合、欲をかいて食べ過ぎて、赤ん坊になってしまうのが『若返りの薬』のオチ…30代まで戻って、『ケッツ(尻)逆さまにして』働き回るのも嫌気が差すし、40代で中間管理職として上下に挟まれるのも鬱陶しい。口だけで身体は動かさない50代位まで戻れれば充分である(笑)
「七草粥」には正月の祝膳や祝酒で荒れた胃を整えるという意味合いもあるようだから、若返り効果が無くても、身体には良いのかも知れない。このところの運動不足と野菜不足で便秘に悩まされているから、繊維質の豊富な「納豆汁」も有効かも知れない。しかし、新年会、同級会と酒を呑む機会に恵まれ、今度は胃袋が荒れ気味である。胃に優しい食べ物を食べる前に、酒を控えるのが一番効果があるはずなのだけれど、コップにお口が吸い寄せられるから仕方が無い…これを『卑しい』というのかも知れない。まぁ、頑丈な胃袋は、一日も経てば『再生』する。今朝は『再生』というものを考えてみた^^;


「プラナリア」のイメージ(フリー素材)

さて、高校時代に「プラナリア」なる扁形動物を研究していた同級生がいた。トカゲやイモリは、自らの尾を切って敵から逃げる「自切(じせつ)」することで有名であるけれど、「プラナリア」なる生物は、ズタズタにちょん切っても『再生』するようである。人間だって、少々の切り傷なら見事に治ってしまうから、『再生』すると言えなくもないけれど、「プラナリア」の場合は、尾っぽだけでも完全な個体に『再生』するのだから便利ではある。(しかし、『おやじぃ』の尻から、もう一人の『おやじぃ』が再生するとすれば、この世の中では迷惑かも知れない^^;)
はてさて、もうみんな気付いている『トカゲの尻尾切り』…トカゲの場合は、自分の身(命)を守るために「自切」するのであって、『再生』できない人間の場合は、自分たちよりも力の弱い者を切り捨てて「組織」を守るのでありから「トカゲ」に対して失礼なような気もするが…。「プラナリア」の場合は、100を超える断片からも『再生』可能だったという研究成果もあるらしい。しかし、『不死身のプラナリア』も「咽頭部分」「目の前の組織」からは、「万能細胞」を持たないため『再生』できないんだって…なるほど、『口先』だけの「政治刷新本部」であったり、『目の前』の不都合に蓋をするから、きれいに『再生(刷新)』できない訳だわなぁ。『派閥』というものを『解体(切断)』したところで、お金の亡者は次々と『再生』するに違いない。「未来を担う子どもたちに説明できないことはしない。」という、実に簡単な将来を見据えた「万能細胞」を彼らは持ち合わせていないに違いない(笑)

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裸の『せいじん』

2024-01-08 09:43:51 | 転職

今朝も「フリー素材」を拝借して…

『聖人』とは、高い学識・人徳や深い信仰をもつ、理想的な人を指しますが、「濁酒」を賢人というのに対して「清酒」を『聖人』とも言うらしい。本日は「成人の日」…晴れて『大人』の仲間入りされた方々にお祝い申し上げます^^;
はて、昨夜は放送延期されていた『芸能人格付けチェック』なる番組を家族で観ながらふと考えた。ワインの利き酒、高級寿司の食べ比べetc.…『おやじぃ』の場合は、ワインには少々自信がある。何故なら、『おやじぃ』のお口に合わないワインの方が、高級であり、美味しいと評価される場合が多いことを体験的に知っているから(笑) それではお寿司の場合はどうだろう?まさか、鰹と鮪、鮒と鯛を間違えるとも思えないのだけれど間違ってしまう…実際に参加している訳ではないけれど、間違えてしまうのは、充分な下処理(調理)をした結果ではないかと勝手に想像しております。得てして『大人』とは、その程度のモノなのかも知れない。ミュシュラン、名店という『名前』の前に舌もおバカになるに違いない。「不味いモノは不味い。」(お口に合わないと表現すべきかな^^;)「美味しいモノは美味しい。」と素直に思えば良いのではないだろうか…ふと「裸の王様」のお話を思い出してしまうのでありますよ。他人が美味しいと言うから美味しいに違いない…何とか他人の評価に追い付こうと無理するのも『大人』というものかもしれないねぇ(笑)


添い寝してくれるのは犬だけ?

さて、自民党のパーティー裏金問題…遂に逮捕者が出ましたけれど、即「除名処分」ですか?司直の判断を仰ぐ前の処分ってあるんですかねぇ。(少なくても日本では三審制が保障され、被疑者にも言い分というものがあるはずですけれど…決して擁護している訳でもないけれど^^;)おいおい、その前に『その程度』のことで「除名処分」していたら、関わった議員の皆様方を総て「除名」しなければいけないんじゃありませんかねぇ?金額の多寡で判断しているとすれば、これを『拙速』というなんてね(笑)
はてさて、「巧遅は拙速に如かず」という諺があるらしい。震災地域に必要とされる物資や人の手は、少々乱暴であっても早いに越したことはないとは思えるけれど、それを捌く市町村の受け入れ準備が整っていないのが現状なのではなかろうか?(そこのところをよくよく見極めなければいけないと思う。)ならば、政治資金は…結局のところ『法の抜け道』を作ることに一所懸命なのだから、どんな手立てをしても『不正』は無くならないと思えるのでありますよ。もう3巡目の『成人式』を経験し、薄汚れてしまった『大人』に成るよりは、まっさらな状態の『裸のせいじん』に期待したりしてねぇ…『せいじん』を漢字変換すると「成人」「聖人」「異星人」という言葉が出てくるのでありますよ(笑)

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吾輩は…

2024-01-07 10:20:30 | 転職

『餅攻め』には「おろし」で対抗…

お正月の餅料理といえば、お雑煮がポピュラーかも知れないけれど、全国から猛者が集まる学生寮では「餡子餅」「安倍川餅」「磯部焼き」etc.と各地で食される餅が振る舞われた。東北地方ではポピュラーな「納豆餅」はむしろ珍しい部類であり、「じんだん」「くるみ」「ごま」も珍しがられた。『おやじぃ』の場合は、「おろし餅」…こればかりは、地元では食べたことがなく学生時代に覚えた食し方ではある。このところの『餅攻め』で、そろそろ味付けに飽きてしまい、今朝は「おろし餅」に挑戦しましたが、消化酵素であるジアスターゼ満載の大根おろしをまぶしても、胃もたれが収まらない。
ふと考えてみるに、ジアスターゼは高温、強酸性では働かず、どうやらお口に入れてから胃液と『ブツ』が混ざり合うまでが勝負であることを知る。歯が悪いから餅を小さく切って、ほぼ丸飲み状態で食すから胃もたれは収まらないのだと改めて気付く愚かさでありますよ。さらに、デンプンの分解酵素であっても、アルコール分解酵素ではないから、飲みっぱなしの正月の怠惰な生活が胃もたれの主たる原因ではないかなどと、『振り返りの学習』をする『おやじぃ』であります。
最近のガッコの学習指導要領では、「学びの過程や変容を自覚できる場面(振り返り)」を重視するとのことではあるけれど、『おやじぃ』の場合は、生活態度の変容が実践できていない。『反省だけならサルにもできる。』…電撃柵で反省し、潜り抜け方を学習していくサルにも失礼である(笑)


夏目先生も「ヂアスターゼ」を知っていた。

さて、「吾輩は猫である」の一場面で、餅を喉に詰まらせて『踊る』猫の描写があったような気がする。猫や犬と同居していると、餅こそ詰まらせないけれど(餅は与えておりません^^;)上あごの裏(前歯付近)に何かが引っ付いて難儀している様子を見せることがある。人間の場合は指で剥ぎ取ることも出来るけれど、指を使えない動物たちの悲劇ではある^^;
はてさて、毎年、正月に餅を喉に詰まらせる事故が報告されますが、「餅は小さく切って」とか「餅をよく噛んで」とか注意喚起されますけれどねぇ…『おやじぃ』の場合は、「餅を小さく千切るのは、根性が小さい証拠」などと、大人たちに洗脳されておりますから、どうしても大きな塊になってしまう。「よく噛んで」にいたっては、『臼の肌』(搗きあがったばかりの餅…この漢字で良いと思うのだが^^;)を、納豆醤油に浸けてツルリと飲み込むのが通なのである…とまぁ、危険極まりない習慣の中で生きて来た。さすがに、噛む力の衰えを自覚して、切り餅をさらに小さく切って、水に浸してレンジでチン!柔らかくして飲み込んでおりますけれどねぇ。もしも、餅を喉に詰まらせたら…その時はその時である。好きな物を食べて死ぬのも、ひとつの幸せかもしれない。『吾輩は吾輩である』…悶絶して『踊る』のは御免被りたいが、学習効果の無い者にはあり得ることかも。皆さまは、ご注意召されますように(笑)

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カオナシ…

2024-01-06 10:34:46 | 転職

能面は何のためにつける?

今朝も画像はフリーソフトを使わせていただきました。アイスホッケーのフェイスガード、お化粧のパック姿etc.と表情(お面)の画像を探したのは、スタジオジブリの「千と千尋の神隠し」に登場する「カオナシ」について、『おやじぃ』なりのイメージを追い掛けた結果であります。ちなみに、「能」において面をつけるのは、超人間的な存在を演ずる場合なんだとか…「能面のような」という表現もありますが、この場合は喜怒哀楽のない無表情な様子を指すとともに、顔が端麗なさまを表現する際にも用いられるらしい。(しかし、撮影された角度によっては、悲しみの表情や微笑みの表情にも見えてくるから不思議ではある。)
そうそう「カオナシ」でありました。もう何度か「千と千尋…」は地上波放送で観ているはずであり、昨夜もオッカーとコタツに潜り込んで観ていたのでありますが、その存在意味(何者か)が分からない。結局のところ、解説投稿を見ながら「怪物」「孤独」「欲望」etc.というキーワードだけは頂きました。なるほど『顔無し』なのだから、正体が分からなくて良いのかと勝手に納得した次第でありますが、よくよく考えてみますと、いつも途中で寝てしまって最後まで通して観たことがないということに気付いたのでありますよ。(昨夜も途中で寝てしまっていた^^;)これでは理解できる訳がないのでありますよ(笑)


「蕎麦攻め」のち「餅攻め」…

さて、「年越そば」には、金細工職人が「蕎麦団子」で金粉を集めたことから「金運上昇」の縁起物としたとの説もありますが、ようやく大量の「蕎麦攻め」を攻略したと思ったのも束の間…今度は、年末に『取り餅(鏡餅)』をこさえて、残った切り餅を消化するための「餅攻め」が待っていた。結果が『金詰まり』ならば喜ばしい限りでありますが、今朝は、いわゆる『糞詰まり』…強烈な腹痛にみまわれ、朝から脂汗を流して苦しむことになりましたよ。良い歳をして、これを『面目ない』という(笑)
はてさて、出るモノさえ出てしまえば、何ごとも無かったかのようにケロリとしてしまうから、子どもの頃から同じことを繰り返している。もしも『千と千尋の顔隠し』が、子どもたちの自立の世界を描いているとしたら、果たして『おやじぃ』自身が自立した大人としての『顔』を持っているかというと甚だ怪しいところがある。その場、その場面において、色々な『顔』を使い分けているような気もするが…とは言え、生き残るために身に着けたそれぞれの『顔』であるから、それもまた『顔』なのかも知れない。『存在意義』を見失っている人物が「カオナシ」の正体であるとするならば、我が国の『顔』である首相の場合は…『存在意義』がないのに、ことさら『存在』を強調する。災害を支持率Upの材料に使って欲しくないもんだわ…これも最後まで観ないと分からないけれど(笑)

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ネコの手とオヤジの手

2024-01-05 11:44:42 | 転職

『蕎麦攻め』もこれで最後か?

正月三が日続いた蕎麦を恨めしそうに丼の下から覗いている天女…新潟県魚沼市の「曹洞宗 永林寺」に収められた仏師「石川雲蝶」の作らしい。この冊子を年末にSAで手に入れ、一度は拝観したいなどと呑気なことを考えていたのだけれど、年が明け、元旦の16時には「令和6年能登半島地震」が起きてしまった。オッカーの学生時代の友人が金沢市に住んでいるようであり、久し振りに連絡を取ったとのことでありますが無事を確認し安堵したようでありますよ。
1月4日は「仕事初め」であるから、本日、官署に申請書を提出するために、半日PCの前に座って作業をしていたのだけれど、さすがに肩こりなど疲れるようになってしまいましたよ。工事箇所の画像を申請書に張り付けたり、工事設計図に寸法を打ち込んだり…手作業していたら1日掛かりの仕事になりそうだけれど、馴れた手つきで『サクサク』となんてね。(時給契約だから、時間を掛けた方が実入りが良くなるはずである^^;)請負仕事にPC作業を導入し、合理化をして自分の実入りを減らしているのだから世話が無い(笑) 本来ならば、余った時間を別の仕事に投入して、新たな仕事(収益)で稼ぐべきなのだろうけれど、決まりきった交付金事業だから特段、新たに始める仕事もない…それでも交付金が減らされるということもない。むしろ、制約があり過ぎて取り組みたくても取り組めないのがこの事業の本質であり、『無駄な公共事業』などと言われる所以かもしれない(笑)


なるほど「プッシュ型支援」ですか…

さて、カナ文字が大好きな日本人…ニュースを見て「プッシュ型支援」という言葉が気になって調べてみた。内閣府HPによれば、被災府県の要請を待たずに、国が必要物資等を緊急輸送することらしいのだが、ネット記事を時系列で眺めて見ると、1月2日の配信記事では、石川県輪島市長や珠洲市長から電話で不足物資の要請があったとのことであるから、果たしてこれが「プッシュ型」なのかと疑問に思うところではある。もしかすると、海保輸送機事故もこの一環だったのかも知れない。(私見です。)「プッシュ型」だろうが「プル型」だろうがどうでも良い…必要な物資が必要とされる場所にいち早く届くことが大事なのであるから。(どうも「プッシュ型」を強調することで、危機管理ができる内閣というイメージ戦略に使われているような気もするけれど…。)
はてさて、『おやじぃ』たちはと言えば、仕事にあぶれているのだから、友人『ノロ社長』のトラックを駆り出し、あるいは『おやじぃ』の軽トラックの軽快さを活用してお手伝いしたいところなのだけれど、結局、指示系統の分からないところに飛び込んだところで、『邪魔』になるだけに違いない。ボランティア気取りで被災地に新たな迷惑を掛けては何の意味もないと思っている。ガソリンや食料は自己調達できるか?就寝場所は自分たちで確保できるかetc.…借りたいはずの『ネコの手』も『足手纏い』になっては逆効果だわなぁ。何とかお手伝いはしたいと思う『男気』だけはもっていると、今のところは静観をするのも『大人の対応』なのかも知れないなぁ。

 

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ボーダーライン…

2024-01-04 10:24:08 | 転職

「ボーダレス」って可能なの?

遡ること大晦日の紅白…テーマは「ボーダレス」ということだったらしいけれど。「紅白」と男女分けをしておいて分けて「ボーダレス」ってどういうこと?と世間では一般的なツッコミを入れているらしい。「国や、言葉や、世代をこえてつながる」という副題が趣旨なんでしょうけれどねぇ。「ジェンダーフリー」と「ジェンダーレス」、あるいは「バリアフリー」と「バリアレス」など似たような言葉もあるけれど、それぞれがそれぞれに意図を持ち、若干、意味合いが違っている。「ボーダレス」に「違いを超えて」という意味を込めているとすれば、やや違うような気がする『おやじぃ』であります。
かつて、我が在所より雪が多く降る地域の方とお話をした際に、「この地でバリアフリーを達成するのは難しいのでは?」と口にしたら「ここはバリアアリーの世界であるから、この地の障害を乗り越えられる体力を培う施策を展開するのである。」と語った課長さんがおりましたけれど…。豪雪地帯で家屋の基礎を高くするから、必然的に段差も多くなる。全国一律に『段差解消』などに取り組んだとしても、「雪」という天然の障害は取り払える訳もなく、老いても抗えるだけの体力を維持する施策の実施…当然、動けなくなった場合の施策も準備するという前提はあるのだけれど。


この正月は餅と蕎麦攻めである^^;

さて、日本の『八百万の神』など調べていると、日本の主神が『天照大神』となったのは、明治天皇の勅裁によるものらしい。『天照大神』は一般的には『女神』と解されるのだけれど、その時々の権力者によって『男神』として祀られることもあったらしい。少なくても平安時代以前は、日本の神様の世界では、『男女共同参画社会』が実現していたようである^^;
はてさて、男女に『差別』はあってはいけない。しかし、男女という生物学的な『区別』は存在するし、男女と『区別』することさえいけないと言われるような風潮ではある。ここに「ボーダーレス」という言葉を使い始めると益々混乱に拍車が掛かってしまうのでありますよ。『個』が生きづらさを感じない世界が理想なのだろうけれど、様々な『個』を認め合うことが必要なのではないかと考える『おやじぃ』ではあります。「他人は他人、我は我」…何でもかんでも、『るつぼ』の中に取り込んで、『溶かし合え』ば理解が進むと考えるから、かえって問題を複雑にしたりしてねぇ…1月4日は『石の日』だそうである。1月は、アメジスト(柘榴石)が誕生石であり、本体はケイ酸塩化合物であり、くっついている成分はバラバラなようでありますよ。それでも『個』はしっかり形作られている…巻頭画像は借り物(フリー素材)のザクロ…個々を大切にすることから始めなきゃ~と考えた仕事初めの朝でありましたとさ(笑)

 

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ミミズが龍になる?

2024-01-03 10:20:37 | 転職

書初めのお手本探し(フリー画像の利用です^^;)

年末に仕事納め等々、種々雑多を納め、ひと晩寝たら、初日の出、書初め、初飲み会とサッサと切り替えて新たな気持ちでスタートを切る。変わり身が早いと言えば、余り良い響きではないから、この場合は「切り替えが早い。」と良い方向に捉えたい^^;
しかしである。元旦から能登半島地震、夜が明けて被害状況が次第に明らかになりつつあるところに、日航機接触事故のニュースである。幸いにして日航機の乗員乗客は無事だったようであるけれど、本来は救援対応に向かうはずの海保職員5名が亡くなったようである。(ご冥福をお祈りいたします。)まったく、正月早々の災害と事故…負の出来事を『断つ(辰)』年としたいところなのでありますけれどねぇ。
ならば「辰年」にまつわる諺などないかと調べてみたら「時至れば蚯蚓(ミミズ)も竜になる」という諺を知りましたよ。『蚯蚓(ミミズ)』のことを『赤竜』とも書くことがあるようだから、さもありなん。しかし、この場合「つまらない人間でも時流に乗れば力を発揮する。」というあまり良い意味でもないようではある。「ミミズの這ったような字を書く。」と子どもの頃に褒められ続けた『おやじぃ』であるから、『時勢(とき)』に恵まれれば『迷書家』と言われたかも知れない…しかし、他人はこれを「時すでに遅し」というかも知れない(笑)


「牡蠣鍋」で新年会…

さて、NHKアナウンサーの『絶叫』に似た放送が、賛否両論、話題になっているようである。『3.11東日本大震災』を被害の少なかった山形県で経験した『おやじぃ』が感じるのは、絶叫しても、冷静に呼び掛けても、何の役にも立たなかったという事実である。「津波の到来が目前に迫っている。」という状況下では確かに呼び掛けは重要ではあるけれど、実際には停電でテレビなど観れなかったし、携帯電話とてサーバーがパンクして情報がつかめない。ラジオがあればと職場で感じたのではあるけれど、パト車のラジオから聞いたという「4階建てのビルが津波に飲み込まれている。」という同僚からの情報に、一体何が起こっているのか?正確な情報が欲しいと思った記憶である。『フェイクニュース』を流すなどという行為は、言語道断と言わざるを得ないのである。
はてさて、『蚯蚓(ミミズ)』が『時勢(とき)』を得て、天に昇る『龍』に変われるのか…時として、愚鈍にも思えるミミズであっても、『共助』が必要とされる時には、『公助』より先に動き出すのではなかろうかと『おやじぃ』は思っている。必ずや『リーダー(龍)』が出現するし、いち早く『不測(不足)』に対応できるのも日頃からの『地域コミュニティ』ではなかろうかと思うのでありますけれどねぇ。少なくても、初動の3日間を乗り切ることさえ出来れば、遅れて『公助』の手が届くはずである。『〇×大臣』の災害地視察などというパフォーマンスは、ず~っと後からで十分だと思うのでありますが、『龍』気取りの大臣がきっと現れるだろうなぁ…。

 

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ないの神…

2024-01-02 11:34:21 | 転職

鹿島神宮の「建御雷神(たけみかづち)」…

1月2日もフリー画像を拝借しました。(自分で撮り歩くより楽かも^^;)
元旦から、ソワソワと働いているとこの1年が忙しない年になってしまう。と、勝手な解釈でいつものようにウダウダと過ごしていたのだけれど、夕刻に携帯がブルブル言い出し、気が付けば横揺れの長い地震が続いた。「正月早々に官署幹部は、非常招集だわねぇ…。」などと、他人事のように思っていたのだけれど、3月までは集落の「区長さん」であるから、独り暮らしの老人宅を何軒か回ってみた。コチラは震度4程度であるけれど、久し振りの横揺れに腰を抜かしていたら一大事だしねぇ…正月で子どもたちが戻っていたり、大丈夫と返事があったり特に問題なし…良かったよかった。
そんな訳で、地震の予知…「ナマズ」を思い浮かべ、画像を拾っていたら、鹿島神宮の『建御雷神』がヒットしましたよ。『なゐの神』…日本書紀に出て来る推古地震(599年)以降に、諸国に『地震の神(なゐのかみ)』を祀ったとの記述があるらしい。鹿島神宮には「要石」が祀られており、それが地震を抑えているという伝承もあるらしいのだけれど、当の『建御雷神』自体は『なゐの神』につながる記述はないらしい。『なゐの神』のご利益で地震が抑えられたならともかく、『地震列島』であるこの国の地震を抑えられないでは、『神通力』も庶民に見透かされてしまうであろうから、『なゐの神』の正体は判らずじまいでありますよ…。


取り敢えず訪問を終え一服…

さて、伝説に登場する『大鯰』は、地下に棲み、身体を揺することによって地震を引き起こすらしい。もしも、子分格の「ナマズ」たちが、親分のご機嫌を感じ取って、異常行動をするとするならば、『地震予知』も可能かも知れないが、「ナマズ」も棲めないコンクリート護岸だらけの都会では、『予兆』を捉えることも難しいのかも知れない。しかし、ここのところ起こっている『大地震』は概ね地方都市であり、それでも甚大な被害を被っているのだから、やはり、他所のこととは思わずに備えはしておく必要があるような気もするが…。
はてさて、元旦から『おやじぃ』は、年越そばの残りモノ…『年明けそば』に悩まされている。いつもなら美味しいと思える『海老天』も、お正月の海老天は『衣』の塊でありましたよ。尾っぽだけが立派で中身がスカスカ…「これって詐欺じゃないかい?」と友人『ノロ社長』も文句タラタラでありますよ。テレビのニュースもしかり、揺れてもいない山形の地で、ヘルメット姿でニュースを読み上げるアナウンサー…『緊急性』や『緊張感』を醸しだしたいのは概ね理解できるけれど、本来伝えるべきことが間違っていませんかねぇ。『おやじぃ』たちが独居老人の安否確認に走ったように、それぞれの地でしなければいけないことが数々あるはずですけれど、全国一律で「避難してください」ではねぇ…これを『ないなかみ』というのかも知れない(笑っては済まされませんけれど…)

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