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映画ひまわり の悲恋

2019-07-09 18:40:29 | 日記

雨が降り出した夕方、ぼんやりと大家さん家の蔵の屋根を見ている。白壁と瓦の見える風景は心が落ち着く。朝から予定が狂った。長浜の町は大好きだが、文房具屋さんと本屋さんがないのが痛い。大きな本屋さんなら文房具もそこそこ揃う。季節の便箋や封筒、カード類がほしいときは困る。今日は昨日プリントした写真をいれるアルバムが欲しかったがない。結局、アマゾンで頼んだ。今度は、売買契約もできた実家の土地の問題がメールで入っていた。時間が押しているので、不動産屋さんに電話した。費用がかからないように配慮してくださるので、すすまないこともわかった。仕方ないので、私のコネを使うことにした。個人的に親しい不動産屋さんや司法書士さん、それでダメなときは弁護士さんだ・・・。日常でない案件が入ると気がめいる。「おとうさん、どうしましょう?」ができないのはつらい。

仕事にはいるのに気分転換と久しぶりにお茶を点てた。お茶をやりたくて和室のある家を選んだのに・・・・。でも、忘れてはいないのでほっとした。自画自賛で、おいしいお手前だった。まだ、定期的に習いにいくには時期が早そうだ。きっとそのときが来ると信じている。なにごともそんな気がする。待つしかないこともある。なんとなく「ああ、今日から(今年から)始めてみよう」とか「そうだ、連絡してみよう」とか、思えるときが自然にくるようだ。

昨夜、映画「ひまわり」の一部をYouTube 見てしまった。偶然だった。胸が詰まった。あまりにも懐かしい映画だ。こひに堕ちる事はたやすい。そして、離れ離れにならなくてはならないときも来る。わずかなときの違いもある。若いとき、「待つ」ことができないことが多い。最近「待つ」ということの意味がわかりだした。年をとるとずるくなる。相手に任せてしまえばいいと思うようになる。そうでなければ、神さまを信じればいい。「信じる」ということは、さまざまな疑念を捨てていくことだから、しんどいけど、「信じて、待つ」という価値はそこにあるのかな。

夕方6時半。お寺の鐘が鳴っている。空が明るくなって雨がやんだ。まぁ、すべてなんとかなるさ ですね。

 

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