朝早めに宅急便でアマゾンからのアルバムが届いた。ああ、やっとお悔やみが言える。アルバムにプリントしておいた写真を入れていった。元気な姿の写真を見ると涙が出てきた。ご家族はどんなにつらかっただろうか。覚悟できるものではないが、やはり突然の病死はどう受け止めていいかわからないだろう。母は入院して10日で亡くなったが、それですらしばらくは実感がなかった。
75歳以上のサッカーの仲間達の面倒を見ておられる方が、最近は脳梗塞、心筋梗塞、怪我などが多く気が滅入ります とメールがあった。ご本人も腰痛に悩まれている。その彼が、今夜はこれを聞いています と矢沢永吉のYouTube を教えてくれた。「えーちゃんね・・・。」嫌いではないが、あえて聞くことが無かった。あの男臭さがいいのだろうし、かっこいい。ああ、えいちゃんの赤いマフラーが人気だったなぁ と思い出した。
アルバムができたので、奥様に手紙を書いた。先に書いておけばいいのだろうが、やはりいざとならないと気分が乗らなかった。荷物を郵便局で出し終わったとき、ああ、気持ちが届くだろうか、ご迷惑ではないだろうか と思いながらもどこかほっとした。
今日も晴れなので2階の窓は全部開いている。ボリュームを下げて、彼のお薦めの矢沢永吉をかけたみた。TVでは昨日から男性グループの曲が流れている。矢沢の歌は「生きている」歌だ。ああ、こんな気持ちの人に愛されたら、さすがのまちこさんも降参だろうな と思う。これは「男のうた」だ。この年になってのほうがよくわかる!
もうすこしボリュームをあげようか。隣のおじさんも好きだろうから。あなたも疲れたら、ボリュームを上げて独りでがんがん聞くといいですよ!