季節は梅雨が明けてそろそろ葉月になろうとしている。夕暮れが少し早くなった。夕方、ドラックストアーに出かけたら、とても混んでいる。薬品よりも食品を山のように買っている。ああ、お給料日のあとか と思った。そういう感覚がなくなっている。年金ももらうとほとんどさようならなので なにかをどか~んと買うことはない。たまには買い物籠いっぱい買い物してみたいなぁ、と思う。
今朝、お隣のおばあちゃんと息子さんが大きな声で(おばあちゃんだけ)いい争っていた。窓が開いているのでよく聞こえる。どうもごみをだすのに、何かを捨てないでほしいというのがおばあちゃん、もうないから捨てるというのが息子さん。おばあちゃんが強い!母は強し!なのだ。普段のもごもご話すおばあちゃんとは別人のようだ。やはり、息子は折れるのだろう。娘は折れないが、息子は母親にやさしい。特に長男と母親の関係は特別のような気もする。2分もすると静かになった。
よく例に出るはなしで、「母親と妻が川でおぼれていたら、どちらを助けるか?」がある。一人しか助けられないとしたら と限定されることもある。あなたならどうですか?これはたしか仏教の話だったような気がする。正解はないだろうが、近くにいるほうを助ける だそうだ。そんな緊急のときに、「妻」か「母親」かなどと考えるほうがおかしいという。この話はカウンセリングのときに聞いた話だが、「母」と答える人が多いという。
では、妻と恋人では?という話になった。もちろん「妻」に決まっている という。まぁ、その後の話は書かないが、どちらかを選ぶなんて無理なことだ ということだった。男性の場合は母親との関係がどうしても大人になってからも残るということだ。優柔不断な(やさしい)男性に「選びなさい」はきつすぎる。母も妻も大事に生きるしかないらしい。