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夏の思い出 家族の姿

2019-07-30 18:43:17 | 日記

暑さに身体が慣れたのか、いくらかだるさが違うような気がする。今日は風があって曇りのせいかもしれない。と言っても室内で30度を超えている。平塚のマンション生活よりは、夜まで熱がこもらないので楽かもしれない。水道水も生ぬるい水ではない。今日は駅近くのお寺で子供たちが流しそうめんをしていた。夏休みで観光客にも子供たちが多い。

夏休みはラジオ体操に始まり、プール、お昼寝だった。思い出に残っているのは、やはり縁日だ。浴衣を着せてもらって、祖父と納涼大会へ出かけたことだ。祖父は植木を買うためだが、いろいろなものを買ってくれた。花火もたくさん買って、家の縁台で家族で楽しんだ。やはり線香花火が好きだった。うちの家族はお祭りごとが好きだったようだ。海水浴の記憶はあまりないが、今の稲毛の辺りが海で、海水浴に出かけた。祖母がたくさんの枝豆とおにぎりも持たせてくれた。

そんな家族全員の思い出がなくなったことは、ぶろぐにも書いたと思う。それがいくつのときか定かでないが、ある年の大みそかに1軒のうちを半分に仕切って、祖父母と別世帯にした。最悪のお正月だった。おそらく、弟も私もこのことが、トラウマのようになっている気がする。私よりも三才年下の弟も覚えていて、許せないという。

毎日のように乳母車に乗せて、私を散歩させていた祖母はしばらく寝たままだった。今でも、どんなに親しくても、その人が突然消えてしまうような不安がまだ残っているのは、この辺のところかもしれない。最近は冷静にそんなことがあるわけがない と思えるが、長年の生きにくさでもあった。

ある女優さんが、子供を産めなかった理由に父親が家庭にいなくて、家族像が形成できなかったことだと言っていた。まぁ、それは後からできた理由かもしれないが、何らかの影響はあったかもしれない。そういう人には、面倒くさいくらい「安心」を渡さなくてはならないのかもしれない。子供の時の環境は、さまざまのものを人に残すようだ。

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