今日は成人の日で祭日のなのに気が付いたのが、パソコンを開いて為替相場を見た時だった。成人式の模様をTVでは見ていたが、どうも祭日やらにはピンとこない。現役でないとこのようにボケてくるか。朝から時雨ていた。外に出ると電線に3組の雀が止まっていた。構図がいいと写真を撮ったが、あまりにも暗いのでがっかり。それに引き換え、成人式の華やかさはすばらしいというのか・・・。
生まれ育った地域というものが、さまざまな意味を持つのだろうな と思う。この長浜は2世帯で住んでいいるうちが多いようだ。最低6部屋はある間取りだ。そういう中で育つ子供たちと都会の核家族で育つ子供たちとはかなり違いが出る気もする。中学受験という話もあまり聞かないし、外遊びこそそんなしていないが、家族と過ごす時間が多そうだ。昔同様に、地域でもどこのうちに何歳くらいの子がいるは把握している。お祭りも多く、地域の子供たちが大切に育てられている感じだ。異常なのはやはり首都圏なのだろうか。自分が手を染めてきたとはいえ、中学受験は異常だ。確かに、大学受験には中高一貫校のほうがいいのかもしれないが、ここにいるとその価値観がわからなくなる。
琵琶湖のほとりでのびのびと育ったら、また別の可能性を秘めている気がする。スマホの世界は今の子供には無しというわけにはいかないだろうが、「いきもの」を知ることは大事だと思う。そして、家族や地域の大人を知ることも。成育過程で人と触れ合うことの大事さを感じている。
夕方、雲が晴れた。伊吹山が白い衣を着て姿を現した。きれいだ!刻一刻と変化する自然をみながら、育つほうが都会とは心に残るものが違うような気がした。