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あなたに「ぬくもり」を届けたくてブログをつくっています

 和の暮らし

2018-01-25 23:03:55 | 日記
 「クー、お前、○○をどこへ隠したの?」「真知子さん、毎日1回はそういいますが、ものを置くときはもう少し意識しておいてくださいね」きっと、ぬいぐるみのクーはそう言っているだろう。ここのところ仕事の関係で来客がある。どうも最後に急いでものを片付けるので、置いたところを忘れる。まぁ、それだけでなく思いもよらないものが冷蔵庫から出てきたりする。一人なのでいいような悪いようなだ。

 狭い部屋に背の高い家具は好きでないので、低い家具を置いている。そうなるとどうしても収納が少ない。部屋というものにあたたかさとうるおいがないのはいやだと思っているので、(それを言い訳に)ややルーズな部屋になっている。本当は畳の部屋で落ち着いて暮らしていたいと思う。やはり和室の落ち着きが好きだ。障子の陰影が好きなのかもしれない。

 来月からお茶を習いに行ける。昨年11月に八代のサッカー大会へ行ったとき、たまたまお茶席の機会があった。懐かしかった。そのときにもう一度習ってみたいと思った。私自身の心静かな時間として、そして誰かが訪ねてきたときに、お盆立てくらいはできればと思った。着物も着る機会が出来そうだ。

 母にそのことを言うと喜んでくれた。「なんでもやっておけばいつかそれに助けられることがある」が母の意見だ。確かに、母の道楽のようだった書道も今は小規模多機能住宅で大いに役に立って、生きがいにもなっている。

 収納場所の整理をしていると、なんと30年も使わずに持ち歩いていた茶碗となつめ、茶尺があった。何回も引っ越したのに、よく捨てずに持ち歩いていたなぁ と思う。きっとつらい思いで引越し荷物を作るときも、いつかお茶を立てられる日が来ることを心のどこかで願っていたのかもしれない。捨ててはならない思いだったのだろう。

 
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 記録と記憶

2018-01-24 21:25:15 | 日記
 雪の上を吹いてくるような冷たい風が吹く日でした。日本海側は大雪のようです。野菜が値上がりしているのに、さらに雪で品薄です。スーパーの棚には空のところがあります。品物を手にとっては、元に戻すことが多いです。貧乏所帯は何を食べたらいいのやら。

 パソコンのメールの名義などを変更した関係で、その途中でフォルダーがダブったりでした。それはなんとかなるとしても、最近のアドレス帳がついに出てきませんでした。苦労してグループ分けしたばかりでした。担当者が一生懸命やってくださったので、最終的にメールだけは元の状態に戻りましたが、1000通以上(ダブっています)の受信メールやらを整理しなくてはなりません。(個人もNPOの分も)ともかく記憶を頼りに修復するしかありません。(メールに関しては記憶力がいい!)粛々とやるしかありません。

 バックアップは必要と言われますが、たしかにPCはデータが消えたらアウトです。(今回はメールサーバー上にありました)会計データだけはバックしていたのですが・・・・。そんな時、紙媒体のほうが便利なこともあります。なにかを探すときには早いこともあります。でも、塵も積もれば で段々置き場に困ります。NPOのものと個人のもので狭い収納は満タンになり、今日はその整理もしました。PCデータにしても紙媒体の資料も常に整理する習慣が欠落している私は大変です。不要なものはその日のうちに処理が大事ですね。

 メールも過去のものは今のものではない と思っていましたが、それでもとっておいてよかったと思いました。支えられたその時間経過はデリートをかけてはいけない気がしました。このメール騒動に感謝です。

 そして、紙媒体のものの整理でもびっくりしたことがありました。もと夫は7歳年下とみなさんに話していたのですが、6歳年下でした。どこから間違えたのか・・・。ただ、首をひねるだけです。まぁ、どうでもいいことですが。人の記憶はさらに怪しいものです。

 
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 品格を疑う記事

2018-01-23 22:09:13 | 日記
 「雪の明日」、それ! と洗濯でした。電車は遅れているようで、外出はしませんでした。湘南はあっという間の雪景色でした。夕方には、白根山の噴火のニュース。自然災害は恐いですね。

 こわいのもは他にもある。他人がとやかくいうことではないのだろうが、最近の記者の想像力の無さというのか、モラルのなさというのか。小室哲哉さんの文春の記事。記事を書いた人は、つらい目に遭ったことが無いのか、高次脳機能障害について知らなかったのか、せめて記事を書くのなら「介護による疲れによるまさかの不倫か」くらいだろう。。その中心は病気と介護の大変さであってほしい。(もちろん書くべきでないと思っているが)

 人はそんなに強くない。認知症などの介護のつらさは経験している人が多い。介護者の起こす事件もある。それでも逃げることができないことがある。(介護ばかりでなく)どんなにつらくても生きなくてはならないとき、人は何かにつかまることもある。ただ、誰かがそばにいてくれればいいと 思うことも多い。当事者でなければわからないことも多い。こと、夫婦のことは。

 聖書の話に、「私もあなたに罪を定めない」があります。姦通の罪を犯した女をファリサイファの人々がイエスの前に連れてきてイエスを、試そうとしました。イエスは「あなたたちのなかで罪を犯したことのない者が、まず、この女に石を投げなさい」と言います。これを聞いた者たちは、みな立ち去ってしました。そのとき、女への言葉が「私はあなたに罪を定めない」でした。罪を犯すには、そうしなくては生きられない心の渇きがあるということでしょう。

 私は「不倫」論争をするつもりは無い。ただ、人は弱いこと。そして、快楽のためだけでなく誰かとともに夜を過ごすこともあるということ。それは個人のレベルの問題で、芸能人だからといって踏み込んでいい分野ではないと思う。今回の文春の記事で家族がどれだけ傷ついただろうか。品格の無い記事や編集者が増えてきたことは、悲しいことだ。

 

 
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 まぼろしのロックンローラー

2018-01-22 20:51:39 | 日記
 目を開けると、大きな窓に雪が舞っていた。「雪ですね!」通っている歯科医院の窓はサンルームのように大きい。その窓いっぱいに雪が舞う。うつくしい。ロマンチックな雪に、たまには消えてなくなるようなうそをついてみたい。

 もと夫と彼女の幸せそうな写真を見て、この話も時効になるだろう と思った。もう、20年以上前のこと。塾がどんどん拡張路線を取っているころのこと。もと夫と私は別姓で夫婦であることは、銀行と不動産屋さんくらいしか知らなかった。夫がC型肝炎の治療になり、彼の分も働いていた。そんなときに、よく手伝ってくれたのが、アルバイトのH君だった。T大の3年生。息子のような年だ。ロックをやっていて長身で髪も伸ばしていた。うまく薬が効いて、夫のC型肝炎が治った。さらに教室を隣の駅に増やした。H君の授業もそちらになり、私はそこの責任者だった。

 気がついたのは、H君が就職活動を始めたころだろうか。いつも鍵を閉めて帰る私と待っていてくれたのは。もちろん、教材整理などをしていたが。駅まで5分。少しさびしいところなので一緒に行きます という。なんとなくそれが習慣になって、就職の話などをし駅までて歩いた。就職も決まったが、1月まで迷って、H君はそれをけった。

 1年間、H君は司法書士か行政書士の勉強をするという。心のどこかで塾にいてくれることを喜んだ。ネクタイは合わないという。また、1年間、H君は私を助けてくれた。私の心が苦しくなったのはその1年だ。H君の心にも私の心にも蓋をした。そして、司法書士の事務所に就職が決まったといって春期講習が終わると退職した。退職の日に、お別れ会があったが、私は出なかった。夫から彼がまだ会に来ないと電話があった。急いで教室の外に出ると、いつもの場所にH君がいた。何分待ったのだろうか。

 石神井川の夜桜は妖艶でうつくしい。一緒に見たいと言う。3年の年月を思い出しながら歩いた。その背の高さと髪の長さを感じながら歩いた。それだけのこと。うつくしうそはこれで終わり。

 
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 今を生きて

2018-01-21 22:04:48 | 日記
 1日、身体とこころを休めた。そして、夕方買い物に出たら、まゆ月がうつくしかった。見ただろうか?

どんなことが通り過ぎていったにしても、そしてどんなことがこれから起ころうとも、今を抱いて生きるしかない と思った。

 TVで義足のダンサーが「ポジティブな負け組」という言葉を使った。それでもいいではないか。もう、何かと比べるのはやめようよ。しなやかにしなやかに、恐れずに生きてみようよ。

 

 
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