手袋とマフラーの季節が来ると、「さあ、いつ行こうか」となる。そして「どこへ行こうか」と。
いろんな店がありいろんな食べ方がある。
結構豪華な店でも、メニューに無いことがあるかと思えば、こんな店にという場末のラーメン屋でも、満喫出来たりすることもある。
今年は神保町の漢陽楼。雄・雌一杯づつを頼む。
飲み物はチンタオ・ビールに十年物の紹興酒。
ぽかぽか暖かくなって、冬到来の実感が湧く。
手袋とマフラーの季節が来ると、「さあ、いつ行こうか」となる。そして「どこへ行こうか」と。
いろんな店がありいろんな食べ方がある。
結構豪華な店でも、メニューに無いことがあるかと思えば、こんな店にという場末のラーメン屋でも、満喫出来たりすることもある。
今年は神保町の漢陽楼。雄・雌一杯づつを頼む。
飲み物はチンタオ・ビールに十年物の紹興酒。
ぽかぽか暖かくなって、冬到来の実感が湧く。
平塚市虹が浜の住宅街にあるカフェ。
カフェというよりもバー。6席のカウンターには洋酒の瓶が並ぶ。
他に4人掛けのテーブル一つだが、客が座っていることを観たことはない。
マウンテン・バイクやアンティーク・ポスターなど調度は仲々に渋い。
この店の売りは、2000本以上に及ぶ映画のDVD。この日は、マスターが『グラディエイター』をかけた。古代ローマ時代の英雄の死闘を描いた冒険活劇。主演はラッセル・クロウ。
同行女性二人。残酷なシーンの連続にそれをやめて、可愛いものをリクエスト。で、リチャード・ギアの『ハチ』に代わる。鑑賞料無料。何時間居てもいい。
試しに『カサブランカ』は無し。古い作品はマスターの電子化を待っているところだと。メグ・ライアンの『めぐり逢えたら』を次にリクエスト。ラブ・コメディは皆さん家に持っているから、此処には置かないと。
とても気分が休まるいい店でした。
前日、伊豆山に一泊、金谷旅館の千人風呂に寄って行こうということになり、135号線を南下。混む昼時を外して、探して入ったのが『そばの坊』。 結果大正解。
お通しで出された蕎麦の揚げと団子、味と量とタイミングが絶妙。この店のレベルが判ろうというもの。
注文したのは、「白露ざる」。つゆの味付けは塩だけ。これが旨い。香り、歯応え、喉越し。これまでの最高の蕎麦。実に得した思い。充実感この上無し。伊豆に来たら必ず寄る。そう決めたのだった。
入口に置かれた金魚鉢。レトロで店内のレイアウトを引き立てる。二日に一度、水の三分の一づつ入れ替えるとは主人の弁。気に入ったね。
19歳で日本に留学した周恩来。一高、高等師範の受験に落ち、明治大学に通っていた時に、よく食事に寄った店が東京・神田神保町にある。漢陽楼という。オーナーは日本人に変わったが店の名前は昔のまま。
苦学の周恩来が好んで食したのが、『獅子頭』(団子スープ)と豆腐料理であったことは、伝記に詳しい。
獅子頭 周恩来と仲間=店内に飾ってある
実はこの料理、1991年5月に周恩来夫妻の住まいだった中南海の西花庁に招かれた際にご馳走になったことがあった。往時の味がそのまま、周総理縁の料理として特別に接待戴いたのだった。
西花庁
ちなみに、近年は、天津の周恩来記念館の敷地内にある西花庁には、ツアーで行くことができる。入場料15元。こちらは観光用の復元施設である。
何はともあれ、彼の宰相が、祖国の革命の胎動期に、異国の地で食した味を、一度試されるのも悪くはないですぞ。
長い宮仕えもこれで終わったと、昨年、シーズン1着を残して古びたスーツ類を処分。
直後、降って湧いた再びの宮仕え。夏を前に急ぎリーズナブル・スーツを探し回る。
腹が減って入ったのがこのお店。
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ハンバーグを口にするようになったのは、ここ数年。30年も40年も前、初めて出会いに何かがあったのだろうトラウマになって爾来口にして来なかった。
最初、「わりかし食えるな」 「まあいいか」から始ったのだが、今は普通に食べれるようになった。
頼んだメニューは、
つばめハンバーグ 1180円
ウィンナー 380円
酢漬け鰊 680円
海鮮サラダ 880円 飲み物はナマにワイン。
お客は若い層が多いが、店内が落ち着いているため、ゆっくり食事が味わえる。
看板には[since 1930] とあった。老舗なのだろう。昔嫌いだったのがウソのように美味しく食べられた。それだけ味も老舗ということ。
高知市の繁華街・帯屋町にある。63の店が軒を連ねる集約型市場。
地場の農産物や鮮魚介類、精肉、惣菜、生花、お酒類、衣料、アクセサリー小物、何でもある。
が、お客の目的は、何といっても飲食店。広いスペースに材木荒削りのテーブルと長椅子が並び、そのまわりを、かつての新宿ゴールデン街のような小さな店舗が所狭しと囲む。居酒屋からイタメシまで種々雑多の食い物屋。夫々経営が異なる謂わば専門店。気に入った店にオーダーして、中央の(公共の)テーブルで飲み食いする。
ホッピーの賑やかな若者たちの隣で年金暮らしの爺様たちがおでんを突っつく。
鯨肉を頬張る出張組みに店のかみさんが解説をするといった具合。
あっちでもこっちでも。グループで、個人で、家族で。猥雑と喧騒と百味が交錯する。素晴らしい庶民のダイニング。
中国の全聚徳が東京に二店目を出したとのを知ったのは3年前か。先日銀座で映画、終わって丁度食事時、何を食べようかとなって思い出した。「そうだ! 全聚徳に行こう!!」
驚いたね。足を踏み入れた途端に感じたのは、胡同。そして四合院。気分は一瞬にして北京の路地裏の訪問者になった。
新宿店より断然いい。
勿論、食したのは北京ダッグ。
さあ、今度はいつ行こう!!
シルバー・ウィークの真っただ中を、一泊の新潟出張。
周りは、カジュアルなバカンスの人々。こちとらネクタイこそはずしたがスーツにビジネス・バッグ。痩せ我慢の「とき」車中2時間半。早々に仕事を仕舞って、酒席に臨む。
THE HOTEL金寿の『海鮮亭羅言』
連休中で鮮魚は期待していなかったのだが、のどくろは特筆すべき美味だった。
それに本場米どころで薦められた酒三種。地元が太鼓判を押す酒とはどんなもんか。
で、普段、酒を口にすることはないのだが、これは、旨かった。と言うとよほどの通になってしまうが、変な癖や後味や香りが無く、さらっとした舌触り。
真野鶴与三作(佐渡) 緑川 純米吟醸(魚沼) 鶴齢 特別純米(南魚沼)
酒は奥が深い。いきおい酒のブログも奥深くなる。新たにこのブログに酒コーナーを設けてみようか。面白そうではないか。そんな気にもなる一夜ではあった。
本来は、漢字で鰡納屋と書き、’ぼらないや’と読むらしい。
伊東市富戸の城ケ崎海岸にある。
寛永3年(1626年)に紀伊家が建設し、その後数度にわたり増改築が行われてきた。
付近一帯の海岸は、幕府保護のもとで漁業が行われ、ぼらの回遊時には漁師が船や網の手入れをしながら住み込み、法螺貝や旗を合図に、一斉に出漁したという。
ここで獲られたぼらは江戸城に運ばれ、家光の食膳を賑わしたという話もある。
大雑把な磯料理だが、新鮮さは大満足。
定番の刺身定食が1380円。これに「梅」(1600円)「竹」(2300円)「松」(3500円)と一品づつ加わってグレードが上がってゆく。
近くの岩場に有名な吊り橋があって観光客が多い。ために、駐車場が広く利用しやすい。食事をすればその領収書で駐車料金はタダになる。