年に2冊が、ニューオリンズから送られてくる。
発行元は、ジャズ界の零細レーベルのグループ。宣伝のためのカタログ兼会員用情報誌。定価1ドルだが対価は払っていない。
さすがジャズの国。未だに60年も80年も前の音源が掘り出されては、マーケットに表れる。
また、その往時のスタイルとサウンドを再現した現代のバンドによるニュー・リリースも賑やかだ。
クラシック・ジャズは、いまや超マイナーの音楽世界。商売になるのかというほどレア。が、太平洋を越えて愛好する東洋人のもとまで送られてくるのだ。
内容はといえば、レア物に相応しく、泥臭く稚拙で懐古趣味。だが伝わってくる熱気は凄い。
このファウンデーションが健在な限り、ジャズは時代の中でどんなに変容しようとも、生き続ける。そんな気にさせる元気が出る一冊である。
goo blog お知らせ
goo blog おすすめ
カレンダー
検索
最新記事
ブックマーク
カテゴリー
最新コメント
- msato/戦豆の猿まわし
- zhaiteng_1946/珈琲屋の人々
- 鎌倉霊園正門前太刀洗/珈琲屋の人々
- Unknown/平塚江南高校同窓会
- たにやん/任侠学園
- たにやん/平成最後のお花見
- 川/日中友好音楽のつどい
- 川/日中友好音楽のつどい
- 川/流されるにもホドがある
- 処 /異邦人