処遊楽

人生は泣き笑い。山あり谷あり海もある。愛して憎んで会って別れて我が人生。
力一杯生きよう。
衆生所遊楽。

ルーシー・リー展

2010-06-10 15:07:45 | 美術・絵

    


イギリスの陶芸作家ルーシー・リー展に行く。

国立新美術館、6月28日まで。

250点という大量の展覧会は珍しいのではないか。

     

恥ずかしながら、バーナード・リーチはその名は知っていたが、これだけの素晴らしい作品群を造ったルーシー・リーについては知らなかった。

それだけに、優美で繊細で、どこまでも日本的な油彩の陶磁器には、驚きかつ感動をした。

場内で上映されている創作する姿を追ったドキュメント映像は、彼女の人となりと芸術を語って余りある。観賞客はこぞって見るべきだ。さぞかし美人だっただろう。

    

土種と火力と油彩の科学反応の芸術。

彼女の残した、いわば料理で言う ”レシピ”のメモは、この世界を目指す後世の芸術家への偉大な遺産であり、その功績は大きい。

  


     


出口で売られていた茶色のコーヒー・カップのレプリカ。2900円。日を経るごとに欲しさの度が増してくる。

果たして、もう一度行って買おうか。

コメント (1)
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