ちょっと旧聞に属する話で恐縮だが、ふるさと平塚の七夕に出かけた。7月8日日曜日。
10年ぶりくらいになろうか。
かつては、仙台を凌ぐ勢いと人出のように思ったが、近年大分様変わりしているのだという。
一番の変化は、テキヤが居ないこと。市や商工会議所、青年会など公組織が一切を仕切るようになった。暴力団の排除の一環だろうと、経緯を知る由もないビジターは勝手に想像している。すこぶる健康的・家族的ではあるが祭気分は半減。
また、七夕の竹飾りでは、毎年優勝を飾って来た常連の個人商店の、近年の不参加が目立つという。高校時代の同級生の実家の商店なども軒は貸しても自店では、飾りを出していなかった。この不況下ではやむを得無かろう。
見物を早々に引き揚げて、最近開いた魚の美味い店という『安』に入る。オーダーした生ガキはなるほど海の香り一杯、幸せの逸品ではあった。