処遊楽

人生は泣き笑い。山あり谷あり海もある。愛して憎んで会って別れて我が人生。
力一杯生きよう。
衆生所遊楽。

ニューオリンズから

2014-03-16 16:38:31 | ジャズ

ニューオリンズのGHBジャズ・ファウンデーションから待望のCDが届いた。『 HYMNS & SPIRITUALS 』

 約50年前、ジャズにドップリ浸かっていた頃、苦労してやっと手に入れたLP「the  At Vespers 」 に瓜二つのCDケース。嬉しいね。

いまや絶滅種のニューオリーンズ・ジャズ。今のジャズ・メンによる半世紀前と同じ賛美歌集CD。船便で届いた外箱を開けて目にしたデザインに、「味なことを」とニヤリ。自分を取り巻く空気が、あの学生時代に一瞬に返ったね

  

時代は、グループ・サウンズ一色の時代。どこへ行ってもテケテケの国籍不明の同音同曲のバンドばかり。

だから、かえって、大人のダンパー(今でもこういう言い方するかな?)によく呼ばれた。

毎年末には盛り場のホールに出向いちゃバイト稼ぎをしたものだった。銀座の風月堂も常連。

ちなみに我らがバンドの名前は、カウント・オブ・ディキシー。

  

  (ニューオリーンズで発行されているクラブ雑誌『ジャゾロジー』)

日本のニューオリは西高東低。いまでも神戸には、ライブが賑わいをみせ、2次会3次会の大人の夜に彩を添えている。羨ましい。東京は、ジャズ喫茶自体が息絶え絶えというのに。

昔の仲間は、そろそろリタイアに入ってきた。なら、爺さんバンドでもやる気になってみるのも悪くはないか。

 

 

コメント
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