人生の一区切りを前に、この程転居をした。8度目である。
これまで19年にわたって住んだ故居は、家族が一人消え二人消え、限界集落ならぬ限界家族と化した。
空間的・労力的・経済的に、とても支えきれずに、ライフスタイルのリセットという次第。
「3月は運送代などすべての費用が倍になる」の声にせっつかれて、嵐のような引っ越し騒ぎ。
家具・食器・衣類等〃、断捨離の生活品は6割程になろうか。
それでも、転居先の各部屋にはダンボールが山積み。片しても片しても片付かない。
疲れてふと顔を上げたらこのシルエット。暫し黙して眺め続ける。
我居れば 不二の如くや 広布山
人生の師匠からかつて賜った句のままに、富士遠望の地に落ち着いたのだった。
東京・市ヶ谷から1時間20分、私鉄沿線、2大学のキャンパス有り、この先は超有名観光地の大いなる田舎、さて何処でしょう?
それにしてもこの画像、スマホにしてはよく撮れた。