正式には『キース・ジャレット・ザ・ケルン・コンサート』
1975年にドイツのケルンで録音されたピアニスト・キース・ジャレットによるソロ・アルバム。
体調も楽器も環境もすべて最悪の状況化で演奏された音楽史上に残るであろう最高の一枚。
不謹慎だが、横浜・中華街で流れていたのを耳にしたことがあったが、一瞬、柳琴と思ったほどの音色とフレーズであった。
youtube(イメージ映像がうるさいがまあいいか)
ソロって、どういう出来方をするのだろうか。予め決めたコードがあって、それに乗ってのプレイなのか、無の世界に只浮かび上がってくる音をそのまま鍵盤に伝えているのか。流麗なメロディ、滾々と湧き出るイマジネーション、サウンドの強弱、もう神がかりとしか思えない。
これをジャズだと思えない人も多いかもしれない。
この演奏の凄さを知る3点の資料を添えよう。