神奈川県民ホールの加山雄三のコンサートに出掛ける。題して『オレ達だって若大将』。
観客席2400余は熟男熟女で満席。加山のファンは高齢者なのだ。こういう歌手は少なかろう。場内入口で貰ったプログラムには9曲の歌詞が掲載されている。このツアーは、観客の一人ひとりが若大将が通しテーマ。
冒頭から、「みんなが若大将、一緒に歌おう」と挑発。お馴染みの歌々を一体で歌いまくる。飾らぬ語り口、庶民性、前向きの人生観、彼の人気が衰えぬ要素だろうか。
’会場17時、開始17時半’は、通例のコンサートよりも1時間以上も早い。これは自身のファンへの配慮とみた。充実のアンコールでも20時には終わる。
年寄り夫婦の食事時間。遠出をしてきたファンへの余裕の帰り時間。これなら安心、リピーターになろうというもの。
この日、コンサートを終えた加山はNHKのさだまさしの生番組に出演、「今日のホールは盛り上がった。お客さんから元気を貰った。34曲を歌ってきた」と述べていた。
エネルギッシュなパワー一杯の77歳の若大将。大したもの。
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