主婦の友新書
著者 いつか
定価 820円
”なくなる日”は、主婦友新書の意欲シリーズ。
著者32冊目となる新著。男論、女論、恋愛論、結婚論、別れ論、仕事論、まだまだある。江戸物、旅物、エトセトラエトセトラ。テーマが多彩。人脈はマルボーからキョウジュまでと果てがない。
初めての出会いの時、肩書は《コピーライター》。「中いつか(五日)休みで、仕事をするのは週二日というのが私の名前」とのたもうた。その後10年振りで目の前に現れた時は《エッセイスト》。変幻自在である。
エネルギッシュな会話と軽いフットワークで紡ぎだした文章は実に読み易い。自身の実体験だから説得力がある。
年齢からもキャリアからもそろそろライフワークを望みたいところだ。
豊富な人脈を精査して選んだ男との対談集。勿論女でもいい。コメントではなく語り。地味な仕事、陽の当らない生涯、一途な生き方、なぜこの男(女)はこの道を選んだのか。その生きざまを掘り下げる。そんな仕事はどうだろうか。10人ほどを1冊で。
I would obey your choice .....