制作国 アメリカ
時間 111分
のどかな年金生活を送っていた元CIA要員が、突然、屈強の武装者に襲われる。反撃しては逃げていく過程で次第にわかってきたことは、襲撃してきたのは古巣のCIA。狙われるゆえんは?彼らの反撃と結果は如何に?、という一味捻ったアクション冒険映画。
かつて華々しい活躍をしてきたとはいえ初老のリタイア組のいわばアナログ世代と、情報とシステムと科学で捜査・攻撃をするディジタル世代との勝負。結果は、アナログ世代の勝ち。
意外というかニンマリしたのは、リタイア組の一人ジョン・マルコヴィッチ。これまで奇人変人(失礼)の類いと認識していたが、いやいまでもそうなのだろうが、素敵なジイサマになっていたのには驚き。
また、あの「クィーン」で英国女王を演じてアカデミー賞をはじめとする各賞を総なめしたヘレン・ミレンのカッコイイこと。男顔負けの活躍にヤンヤの喝采を送っちゃいました。
嬉しい発見は、アーネスト・ボーグナインとリチャード・ドレイファス。新聞掲載の広告には、キャストに彼らの名前は無かった。気付かなかったのかも知れないが・・。封切りより大分経ってから出るようになってきたが・・。
中年から初老域のオジサン、オバサンには元気がでる、「まだ捨てたもんじゃないぞ」と啖呵切りたくなる痛快な映画であった。
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