太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

ルアウ

2011-10-10 14:35:44 | 食べ物とか
ルアウ と呼ばれる、ハワイの伝統料理を体験する機会があった。

「ルアウ」

ルアウ (lū'au) とは、ハワイ語で「宴(うたげ)」を意味する言葉。基本的に屋外でとり行われ、地面に穴を掘って作られたイムと呼ばれるかまどで豚などを丸焼きにしたカルア料理などが振る舞われる。

古くはパー・イナ(pā‘ina)またはアハ・アイナ(‘aha‘aina)と呼ばれ、戦の勝利、新しいカヌーの完成、子供の1歳の誕生日、結婚などを寿ぐ祝宴として行われていたが、近世までのハワイでは、カプと呼ばれる宗教的慣習により異性が食事を共にすることは禁じられていたため、宴も男女別々に開かれていた。1819年にカメハメハ2世がこれを改め、王自ら女性と食事を共にして以降は現在のような形態となり、また禁止されていた飲酒も徐々に許されるようになっていった。なお、こうした宴会をルアウと呼ぶようになったのは少なくとも1856年からであると言われている。ルアウという単語本来の意味は、食用にもなる「タロイモの若葉」である。このため、肉や魚などをタロイモの葉とココナッツミルクで煮込んだ料理のこともルアウと呼ばれる。
 ウィキぺディアより



ビニールシートの下に、バナナの葉に包まれた豚の丸焼きが埋められている。

10時間以上、地面の下で蒸し焼きにするそうだ。


シートを外したところ

バナナの葉を取り除いて、竹とバナナの葉で作った担架のようなものに豚を乗せて、うやうやしく台に乗せる。

その写真もあったのだけど、なまなましい感じなので割愛。

焼きあがったお肉は、細かく裂いて少し甘めの味付けにする。
ごはんが食べたくなるような味。
もちろん、白いお米のご飯も用意されている。



バナナの葉は丈夫で、そこいらじゅうに生えているので、こうやって日常に使ってきたのだろうなあ。
日本の、竹の皮に包むおにぎりを思い出す。
あれには防腐効果もあるとか・・・



イムで焼いた豚肉や、紫芋、鶏肉などの暖かい食べ物の他に、こういう前菜もたくさん


もやしのサラダ(ごま油の香り)や、芋のサラダ、豆腐に葱をまぶしたもの など


左上がロミロミサーモン(スモークサーモンを使ったサラダ風)、キムチ風、下が卵(たぶん)


手前の白いのがハルピアという、ココナツのプディング。その向こうはポイ

ポイは、タロイモという芋からできていて、ゆるゆるの水羊羹のような食感。
特に味という味はないが、私は苦手な食べ物かも・・・

みんなは、お肉などをポイにつけて食べたりしていた。



フラとハワイアン音楽もあったりして


場所が地元のヨットクラブだったので、

夕日に染まる空と海を眺めながらの、なかなか楽しい初・ルアウだった。


信用

2011-10-10 10:15:48 | 日記
レストランで食事をしたあと、テーブルでお金を払う店がほとんどである。

金額が書かれた紙がはさんであるフォルダーに、お金をはさんだら、そのまま席を立つ。

クレジットカードの場合も、チップの金額を足して記入したら、そのまま席を立つ。

お店の人は、すぐにはそれを回収しない。

忙しい時間帯など、いつまでもそのままで置かれていることもある。



そのとき、いつも思う。


金額を少なく支払ってしまう悪いやつらはいないのだろうか?


ごまかそうと思えば、ごまかせる。

日本人の友人に言ったら、

「私も同じこと思ってた!!!」と言っていた。

夫に言ったら、

「たまーーーにはそういう人もいるみたいだけど・・・」



日本人は正直だとか、礼儀正しいとか、道徳意識が高いとかほめられることが多いけれど、

どうしてどうして

日本人じゃなくたって、こうして暗黙の信用の上に成り立つ社会があるんだ、と感心すると同時に、

救われる気持ちになる。