太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

ポメロウ

2011-10-16 16:33:46 | 食べ物とか
マンゴーやアボガド、パッションフルーツ(ハワイでは リリコイ という)など、たくさんあっても

家族で食べきれないものは、しょっちゅうあげたりもらったりしているのだが、

私には初めての果物、ポメロウをいただいた。




大きさを比べるものが、わかりにくくて申し訳ないけど、

これは普通の20センチぐらいの高さのグラス。


子供の頭ほどの大きさがあって、ずっしりと重い。

これが庭の木にたくさんなったというのだから、さぞや木は重かったことだろう。



割るとこんなふう。

割った様子は夏みかん、味は甘いグレープフルーツで、かなり美味しかった。



ちなみに、ブログに書くので家族に名前を聞いたら、何度聞いても ポメロウ と聞こえる。

だから果たして、ポメロウというカタカナ書きが正しいかどうかは自信がない。

あいまいな境界線

2011-10-16 15:47:17 | 日記
ハワイは、家の中で靴を脱ぐ家庭の割合が多いと思う。

ハワイもアメリカ本土も、それほどたくさんのお宅に伺ったわけでもないけれど、

私の経験からいくと、本土でお邪魔したお宅は100%土足で、ハワイでは 基本的に 98%は靴を脱ぐ感じ。

日本の文化が混じっているというよりも、気候のせいもあるかもしれない。



基本的にというのは、土足と素足の境界線が、非常にあいまいなのだ。

日本人の感覚でいけば、家の中では靴を履くことはない。

しかしここでは、基本的に靴を脱ぐ家でも、靴のまま家に入って来ることもあるし、

家の中で靴を履いて、しばらく用事をしてから出かけることもある。


だから普通に、家族の誰かは素足なのに、他の誰かが靴を履いているという状態になる。



子供の頃、買ったばかりの靴を、待ちきれなくて部屋で履こうとして叱られた私としては、

あいまいな土足事情に適応できるのかと思ったが、いやどうして、すぐに慣れた。


我が家は石のタイルの床があり、素足だとヒンヤリするため、私は室内用のサンダルを履いている。

そのサンダルで行ける範囲が、日を経るにつれて広くなってゆく。

最初はガレージに出るのも履き替えていたのが、郵便を取りに行けるようになり、

庭に出られるようになり、今では近所ぐらいは歩けるようになってしまった。

ある時など、履き替えるのを忘れて海に行ってしまい、ビーチサンダルのように使って、

そのあと何もなかったように家で履いている。



床にじかに寝転ぶ、座る習慣がないからできることなのだろうが、

じかに寝転ぶベッドの上に、さんざん引っ張りまわしてきたスーツケースをドンと置く人が、

夫だけじゃないことがわかって驚いた。

ベッドのカバーはかかっていても、なんとなく私は嫌だ。



日本でも、駅のホームの床や、コンビニの前で、じかに座る若者がいるように、

ハワイにも潔癖な人はいるとは思うが、日本で地べたに座れる人が目立つのと同じで、

あいまいな境界線を持つ人が多いように思うのだ。

これから、私のこの感想はどう変わってゆくのだろうか。