スパゲティ ファクトリー

ホノルルのワード地区がどんどん変わっている。

地元民に惜しまれながら店を閉めるレストランもある。

そのワード地区にある「スパゲティ　ファクトリー」に行った。

この店は４０年近くこの場所にあって、夫の兄が高校生の頃にアルバイトをしていた。


アメリカ全土に店舗があるフランチャイズ店で、

味は二流だとか、ファミレスみたいなものだとかいう噂で、今まで行ったことがなかった。

しかし、建物が壊されたあとアロハタワーに移転すると聞いて、今のうちに行っておくことにした。

夫の話によれば、店内のインテリアが独特で、けっこうおもしろいというのだ。

移転先は、今ほど広くはないというので、そのインテリアがどこまで復元できるかわからない。




入り口




エントランス


古い貴族の館という雰囲気で、飾ってある絵やステンドグラス、照明など、どれも重厚なものばかり。




店内は広い。



二階から入り口付近を見下ろす







二階にも客席があり、バーカウンターもある。



私が頼んだのは、リッチなミートソースと、あさりのクリームパスタが半分ずつかかったもの。

夫は、ラザニアとチキンマルサラが乗った一皿。

それぞれに、サラダかスープ、デザートのアイスクリームがつく。


写真は、ない。

なぜかというと、おいしくて、撮るのを忘れてしまったから。

そう、味は二流だとかファミレスみたいだとか言われているのに、私はおいしかった。

アサリのクリームソースも、ラザニアも、時々行くイタリアンレストランより美味しいと思った。

ふん、どうせ私の味覚は二流ですとも。

幸せと味覚のメモリは低いほうが人生楽しいんだから。





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