太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

Ladysmith black mambazo

2017-05-12 07:59:19 | 日記
BLUE NOTEに行った。

アーティストは、LADYSMITH BLACK MAMBAZO。



私は全く彼らのことを知らなかったのだが、

知る人ぞ知る南アフリカのグループであるらしい。

結成してから半世紀以上。

メンバーはその世代を替えながら、8人から9人で今も歌い続けている。

中には、1968年からメンバーだという人もいた(いったい彼はいくつ?)


彼らの歌は、アカペラで、ほとんどがスワヒリ語。

彼らを一躍有名にしたのは、サイモン&ガーファンクルのポール・サイモンが

自分のアルバムに彼らを採用したことがきっかけだった。

彼らの歌う歌は、ミュージカルの「ライオンキング」を彷彿させる。

遠くのびる歌声、アンサンブル、アフリカの大地から生まれたもの。

のびのびと育つ木々、サバンナに落ちる夕日、吹き抜ける風、目に浮かぶなあ(行ったことないけど)

歌と歌の合間に、一人ずつが英語で、ユーモアたっぷりにいろんなコメントをはさむ。

大地、自然、そんな歌ばかりじゃない。

奴隷であった先祖が、自由を手にした喜びの歌。

♪LONG WAY LONG WAY LONG WAY TO FREEDOM
(長い長い、長い自由への道のり)



彼らがすごいのは、歌もさることながら、その身体能力である。

両脚を交互に頭より高く上げながら歌う、って想像できる?

ステージの上で、互いに肩がふれそうなほどの距離に立っていて、マイクにも誰にもぶつからずに踊りまくる。

前述の、1968年からいる人も、一緒にそれをやっている。



終わったあとは、スタンディングオベーション。

BLUE NOTEでスタンディングオベーションになったのは、これがはじめてだ。



CDを買って、毎朝アフリカを感じている。







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