太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

こだわり

2018-02-05 09:09:02 | 日記
私はもともとが大雑把でめんどくさがりなので、ものに対してのこだわりが少ない方だと思う。

服にしても、食べ物にしても、持ち物にしても、

これでなければ、というものは特になく、その時その時気に入れば、なんでもいい。

そんな私が唯一といっていいほどこだわっているものが、バスマットである。


毛足の長短にかかわらず、化学繊維でできたバスマットは苦手だ。

足を乗せたときの、水分を押し返すようなあの感じがどうも好きじゃない。

家族が何人も使ったあとなど、マット自体がすでにたっぷり水分を含んでいて、

私はタオルで足を拭いてから、マットをまたいで外に出る。

日本で、何人使ってもサラッとしているという謳い文句の、モップのようなバスマットがあり

友人の家に泊まったときに、それが置いてあった。

それとて、私にとっては他の化学繊維のマットと同じで、じっとりとした感じはぬぐえない。

実家で、竹でできたマットを使っていたこともあった。

竹だから表面はサラっとしていて、よい。

しかし、竹の下にしみこんだ水分の行方を思う時、あまりいい気持ちがしない。

温泉場の大浴場にある、縄のような素材を編んだマットも同じである。




私が行き着いたバスマットは、目のつんだペラペラのタオル素材でできたもの。

ホテルのバスルームにある、あのバスマットである。



夫が使ったあとでも、じっとりとした感じがしない。

足を拭いて、そのままツイストダンスをしながら床を拭き、

バスタオルと一緒に洗ってしまう。

いつもカラリサラリとしていて、今のところこれ以上のマットには出会っていない。










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