太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

帰省

2018-02-14 08:35:14 | 日記
3月に、日本に行くことにした。

父が、記憶が緩くなるときがたまに出てきて、秋に行く予定ではあるけれど、

そのときに父がどうなっているかわからないし、

倒れてから駆けつけても、会うのは病院だろう。

今なら家で過ごしていて、私や夫のこともしっかりわかっている。

それに3月には父の誕生日もあり、父だけにはサプライズで行こうと決めたのだ。


行くとなったら、俄然俊敏になるのは、大の日本好きの夫である。

すぐに、ネットであれやこれや探し始め、伊豆の早咲きの桜が満開であることがわかり、

家にばかりいる父を連れて行こうということになった。

私たちも、桜はもう7年以上も見ていない。

私たち二人だけなら電車を乗り継いでどこまでもいけるけれど、両親も一緒となると長く歩くことができない。

しかし、父の車はもう売ってしまって、姉の車は家族限定の保険しかかけていない。

そこで、4日間だけレンタカーを借りた。



父を伊豆に連れてゆきたいと姉に言ったら

「一緒に住んでいると、どこかに連れていってあげようとか思うことがないから、きっと喜ぶヨ」

と言った。

両親とも、自分達だけでどこかに出かけることができなくなっているのだし、

たまには連れ出してあげてほしい、という気持ちは正直、ある。

けれども、一緒に住んでいることの煩わしさ、大変さは、離れている者には到底わからないのもわかっている。

姉は姉で、精一杯やっている。

たまに来て、優しくすることなら誰でもできるのだ。

外野に説教されるなんて、私だって御免だ。



たった1週間の滞在で、今回は友人たちの誰にも会わず、

殆どの友人には行くことも告げずに行く。



レンタカーを借りるのに、日産レンタカーに電話をかけた。

変更があって、2回電話をかけたのだけれど、

なんと人々の丁寧で感じがいいことであろう。

私が日本の文化の、なにが1番恋しいといって、こういう人々の感じのよさ、丁寧さでなかろうかと思う。










 にほんブログ村 海外生活ブログ 海外移住へにほんブログ村