太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

たかが、されどドリッパー

2018-02-10 19:13:20 | 日記
コーヒーメーカーが壊れて、KEURIGを買った。(その辺の記事はコチラ

が、使い残しのコーヒー豆を手でドリップしたら、とっても美味しかった。

それで、時間に限りがある平日の朝はKEURIGを使い、

休みの朝は手でドリップすることにしているのだが、

実はドリッパーがあれば、もっと早く淹れられるのだ。


というのも、今ドリップするのに使っているのは、壊れたコーヒーメーカーで使っていたもので



こんなやつ。

サイドもメッシュでできているので、お湯をある程度注ぐと横からお湯が漏れる。

漏れたコーヒーがあふれてしまうので、ゆっくーーーーり少しずつお湯を注ぐ必要があり、

1杯のコーヒーを作るのに、えらく時間がかかるというわけだ。

これはドリップ専用ではないのだから仕方がない。

私はちゃんとしたドリッパーを買いに行った。

軽い気持ちで最初に行ったのはドラッグストア。

コーヒーの紙フィルターも売っているし、コーヒーメーカーだって売っているのだから

ドリッパーがないはずがない。

しかし、なかった。

コーヒー豆とか紙フィルターの売り場にあるかもしれないと思い、スーパーマーケットに行ってみた。

しかし、なかった。

4種類のスーパーに行ったが、なかった。

ターゲットにも行った。

ホームセンターにも行った。

ないとは思ったが、家電の店にも行った。

ここまでで、すでに1週間かかっている。

キッチン用品専門店があったのだが、数年前に倒産してしまった。

もしかしたら、あそこにあるかもしれないという店がないこともないが、

片道50分かけてそのためだけに行って、なかったときのことを思うと行くのがためらわれる。


日本だったら、キッチン用品の店とか、コーヒー豆の専門店とか、もしかしたらスーパーとか、

ホームセンターにもあるかもしれない。

欲しいと思った日から、遅くても数日以内で、日本ならドリッパーが買えるはず。

それが買えないのが、ハワイだ。

だからハワイの人は、必要に迫られてインターネットで物を買う。

ドリッパーも、ネットならすぐに見つかるのはわかっている。

けれど「送料無料」の例外になるのも、やはりハワイであって、

(送料無料の下に小さーーーい字で、ハワイとアラスカは除く、と書いてあるいまいましさといったらない)

ドリッパーと同じぐらい、へたをしたらそれより高い送料を払うことを思うと、

ネットショッピングもためらわれる。


たかが、ドリッパー。

されど、ドリッパー。

ちゃんとしてなくていい、横がメッシュでなくて漏れないものならなんでもいい。

プラスティックでもセラミックでも、パンダの絵が描いてあっても、

ドラえもんだってかまわない。

どうってことのないものが、なかなか手に入らない、それがハワイで暮らすということなのである。








 にほんブログ村 海外生活ブログ 海外移住へにほんブログ村