太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

瞑想会

2018-02-26 08:18:38 | 日記
ヴィッキに誘われて、日曜夜の瞑想会に行った。

教会が場所を開放して行っている会だというので、「教会=しつこい勧誘・聖書一筋」という

先入観がある私はドキリとしたのだけれど、私同様、宗教ではなくスピリチュアルなヴィッキの誘いだったので

安心して行くことにした。




我が家から車で7分のビルの1室に、次々と人が集まってくる。



ヨガマットを敷いて18人が寝転ぶと、まるで合宿か雑魚寝状態だ。

リードしてくれるのは、ガラスアーティストでもあるアラン。彼は時々私の職場で作品を売る。



初めて体験する、クリスタルボウル。

クリスタルボウルを操る友人によれば、これはかなりクラシックなタイプらしい。

アラン手作りの、2種類のアロマオイルを自由に使う。

一つはオレンジとラベンダーとゼラニウム、もう一つはラベンダーとローズ。

照明を消すと、アルペンホルンみたいな細長い楽器の音で瞑想が始まる。

外は雨。

ときどき雷が光って、遠くで雷鳴が鳴る。

深呼吸を繰り返すと、クリスタルボウルの音に合わせるように

体の輪郭が薄くなっていくような感じがした。

しばらくすると、隣から寝息が聞こえてきた。

ヴィッキ、就寝・・・・・・

銅鑼の音も、クリスタルボウルも波の音の音楽もあるのに、なぜか静寂だと感じる。

1時間以上たって、静かに瞑想が終わった。

ヴィッキは、頭が吹っ飛んだ、と言っていた。

「寝てたでしょ」と言ったら、本人は寝た意識がなかったらしい。




それぞれが持ち寄った、ベジタリアンのポットラックで軽く食事をする。

ここは日本よりもベジタリアンの人が多いが、一度にこんなにたくさんのベジタリアンに囲まれたのは初めて。

中にはビーガンの人達もいて、ビーガン用のマシュマロを使ったお菓子とか、興味深いものも食べた。

ベジタリアンにも肉だけ食べないとか、魚は食べるけど乳製品は食べないとかいろいろある。

その中でビーガンは、完全菜食主義で、さらにビーガンの中には火を通したものは食べないという、

ロウ ビーガンの人達もいる。

そういう人達は、外食ができない。

私が持っていったのは、小さなピックに、プチトマトとバジルの葉とモツァレラチーズを刺して、

バルサミコビネガーを振り掛けたもの。

食べやすいのもあって、すぐになくなった。

ヴィッキは、ご飯に椎茸とにんにく、マカダミアナッツを入れてバターであえた混ぜご飯。

美味しくて箸が止まらない。

ボウル一杯の人参をバジルとオイルであえて蒸したものとか、サーモンのポケとか、もういろいろ。

名前は忘れたけど、ベジタリアン用のチーズは、こってりとしていてかなり美味しかった。


彼らはさまざまな理由でベジタリアンなのだが、

ベジタリアンがみんなスリムかといえば、けしてそうではない。

肉食が太るのではないということか・・・・(じゃあ、いったい何故?)

血がしたたるような、顔よりでかいプライムリブにかぶりつく人達がたくさんいる一方で

ストイックに食べている人達もたくさんいるアメリカっておもしろい国。











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