太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

カラオケで昭和を歌いまくる

2018-02-27 18:36:40 | 日記
日本人の友人と二人で、カラオケに行った。

ワイキキにある、GSという名前のカラオケ屋は、日本の歌が充実していて

平日のお昼から夕方の間は、何時間いても一人8ドル(800~850円)という安さ。

しかも、食べ物の持込自由。

飲み物は持ち込めず、そこで頼まなければならないが、8ドルの中にドリンクが1杯含まれている。


お弁当を買って、腹ごしらえしたら、あとはもうノンストップで歌いまくる。

友人は私より1つ年下だから、私たちはほぼ同じ時代を生きてきたといっていい。


キャンディーズ

竹内まりや

荒井由実

山口百恵

中島みゆき

中森明菜

小林明子

サザンオールスターズ

プリンセス プリンセス

レベッカ

松田聖子

杏里


ドリームズ カム トゥルー などはかなり新しい方だ。


歌を聴いた瞬間、その歌を聴いていた時代のことが一気によみがえる。

うまくいかない恋愛、苦い思い出、楽しかったことも、そうでないことも。

誰かが言った、どうでもいいようなことや、景色の一部や、空気の匂いまで細切れに浮かんでは消える。

友人もきっと、さまざまな思い出に浸っていたに違いない。

バブルが終わりかけの、あの時代。私たちは世間知らずな二十代だった。


「懐かしいねェ」

「うん、懐かしい」

「戻りたいとは思わないけど」

「同感。またアレをやり直すなんか真っ平ゴメンだワ」

「そうだそうだ。せっかくここまで来たのに」

「ああ、それにしても」

「昔の歌はいいわーーーー」(二人同時に)



私たちも、この台詞を言う歳になったか・・・・・・



昔、懐メロのテレビ番組に美空ひばりが出てくると、母が台所から居間にやってきた。

母が女学生の頃、学校をサボってひばりの映画を見に行ったのだそうだ。

年齢が近いひばりは、みんなの憧れだった。

ひばりの歌を聴いて、母はしみじみと言うのだ。

「昔の歌はいいわーーーーーー」



ふと何かを思い出す時、あの時母は何歳だっただろう、と思うことがある。

思い出の中の父や母は、いつまでも私よりも遥か年上のイメージのままなのだけれど、

実は、そのときの両親は、今の私よりもずっと若いことが多くて驚く。

美空ひばりを聴いて懐かしがっていた母も、計算すると今の私よりも若かったはずだ。



戻りたい過去は、私にはない。

後悔することも、ない。

人には言えないようなばかばかしいこともたくさんやってきたが、

思い残すことなく生きてきたから、これでよかったと思う。

けれど、それと懐かしさはまた別だ。



平成が、今年で終わるのだそうだ。

年号が変わったら、昭和はまたひとつ昔になってゆくのだな。

携帯電話もパソコンもなかった時代は、今の人には想像もつかないだろう。

昭和は遠くになりにけり。













 にほんブログ村 海外生活ブログ 海外移住へにほんブログ村

送料

2018-02-27 18:33:19 | 日記
名刺を作った。

作ろう作ろうと思っていて、腰が上がらなかった、アーティストとしての名刺である。

いつも作品をデジタルコピーしてくれる店で頼もうと思っていたのだけれど、

そこはホノルルにあり、日曜日は休みなので、平日の休みに行くしかなく、

行くとなれば半日がかり。

行って、こちらの希望を伝えて、作ってもらって、またそれを後日取りに行くので半日がかり。

そこまで考えて、めんどくさくなって先延ばしにしてきた。


テレビのCMで、オンラインで名刺が作れるというのをやっていて、

試しにサイトをのぞいてみたら、名刺だけじゃなく、マグカップやマウスパッド、大きなバナーなど

企業が販促に使うものがいろいろオーダーできる。

サイトにも、出来合いのいろんなデザインがあるが、

自分が使いたい写真を読み込めば、刷り上りのイメージがすぐに出てくる。

しかも、名刺が250枚で8ドル(800円)。

倍の500枚でも9ドルちょっと(1000円)。

迷わず、500枚を頼んだ。

所要時間、10分。

家にいながら、名刺ができるなんてラッキー。



しかし。



名刺は500枚で確かに1000円以内。

でも送料が入ると、合計で2800円。


商品が、1000円。

送料が、1800円。


もう一度、言う。


商品が、1000円。

送料が、1800円。


離島に住む不便さよ・・・・・・・












 にほんブログ村 海外生活ブログ 海外移住へにほんブログ村