太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

地に足つけて

2020-05-08 12:28:10 | 日記
切り花を生けた水に、アップルサイダービネガーと砂糖を入れると
花が長持ちするって知っていた?
普通の人が知っていることを知らないのが私なので、みんな知ってるのかもしれない。
アメリカのネット記事でみつけた。

ほんとに長持ち

ビネガーがバクテリアの繁殖を遅らせ、砂糖が花の栄養になると書いてあった。


このコロナウィルス騒ぎが、地球の次元上昇の時なのだとか、
スピリチュアルな世界ではそんな話でもちきりだ。
暇なので、いろんな情報を知ることができてしまう。
知ろうと思えば情報はあふれていて、玉石混合の情報から選ぶこともできる。
暇なので(2回言った)、なんか知らんが流れに乗りたいような気がしてきて、
1日に何時間も動画を見たり、流れに乗るために良さそうなことをやってみたりした。


が、突然、
「なんか、もういいや」
と思って、そういうことをやめた。


今まで私が、そうでありたいと思ってやってきたことを、たとえば
出来事を最後は前向きにとらえるとか、あるものに感謝をするとか、自分に優しくし、
大自然を感じて楽しみ、美味しいものを作って食べ、大切な人と過ごす時間を大切に思い、好きなことをやり、
私が私自身としっかりと繋がって、そのとき最善だと思うことをやりながら
いつも前を向いて幸せな気持ちで生きていれば
地球やまわりがどうなろうとも、私には関係ないのじゃないか。
恐れることも過度な期待をすることもなく、ただあるがままでいいのじゃないか。


我慢をしたら褒められる、本音を出したら嫌われる、
子供の頃に刷り込んだそういう生き方に、40年あまりたってやっと決別できて今の私がある。
私は私であることを喜び続けて生きると決めて、今、へなちょこなりにもそうしているのなら、
私はすでに私がいきたかったところで生きていて、
だからこれからだって、私は私がそうであったらいいなと思うところで生きていくのだ。
どこかに、私が思い描く世界があるのじゃなく、
思い描く世界を、私はすでに生き始めているのだと知って、日々を過ごそう。


地に、足がついた。





さよならブライアン

2020-05-08 11:30:03 | 絵とか、いろいろ
隣家の、ブライアン一家がミネソタ州に引っ越すことになった。
彼らがこの家を買ったのは15年余り前で、
小学生だった長女のアシュリーは、今年の9月に結婚する。
ブライアン一家とは、家族のように親しくしてきた。
ブライアンは早期退職を決めて、故郷であるミネソタに戻るのだ。
ハワイが好きで、ハワイに住んでいた彼らだけれど、やはり故郷がいいのだろう。

彼らにプレゼントできるものはないか、と考えて、
彼らの家をコラージュで作ることにした。
ちょうど手ごろなサイズのキャンバスもあった。

製作中

たくさんの、染めた紙の上に猫がどっかりと寝そべる。
猫の下から紙を引っ張りだしながら作成。

二日半で完成。

仕事をしながらだったら、だらだらと1か月以上かかったはず。

実際の家

車の代わりに、犬のセイディを座らせた。

彼らが引っ越すのは、まだ先だ。
でも、完成してしまうと、早く渡したくてウズウズする。
私の悪い癖だ。(その癖の記事はコチラ


ブライアン一家はここ数年、夏になるとアラスカに行って、コラショと魚を釣ってくる。
釣った魚をその場で真空パックにして冷凍したのが、ガレージの特大冷凍庫に詰まっている。
サーモンが食べたいと思ったら、スーパーに行く前にブライアンちに行く。
もちろん声を掛けるが、冷凍庫をあさり、魚をいただいてくる。
しばらく留守をするときには互いに知らせあって、
郵便物をとっておいたり、留守宅を気にしていたりする。

そんな日本の下町みたいなお付き合いが、誰とでもできるわけじゃないのは日本もハワイも同じで、
だからなおさら、彼らがいなくなることが寂しくてたまらない。
実際、彼らがいなくなったら、挨拶するぐらいのつながりのご近所が数件で、
あとは名前も知らないご近所がほとんどになる。

ミネソタで、このコラージュを見てハワイのことを思い出してくれるといいな。