庭のバジルが増え過ぎたので、ペストを作った。
本当はこの３倍以上はあったが写真を撮るのを忘れた。
こんなに刈っても、バジルはまだまだある。
洗って、葉だけを取って、
ニンニクとオリーブオイル、パルメザンチーズと塩適量、ナッツを入れて混ぜる。
ナッツはパインナッツとかサンフラワーがあればいいけど、なんでもいい。
今回は、アーモンドとカシューナッツを使った。
部屋いっぱいにさわやかなバジルの香りが満ちている。
出来上がりペストを作ると思い出すのは、日本に住んでいた時、実家に行ったら
実家の塀に沿って大量のバジルが群生していた。
「この雑草、刈っちゃおうと思ってそのままなんだよ」
と母が言うので、夫と二人であわてて大きな袋に詰めて、もらってきたことがあった。
私だって夫と結婚してから、バジルを食べるようになったぐらいだから
母の世代ではバジルは雑草というのもわかる。
瓶づめのペストもそれなりに美味しいけれど、
こうして生のバジルで作ったペストは１度食べたら病みつきになる。
セロリやニンジンをスティックにして、ディップのようにつけて食べるのもいいし、
チキンピカタに乗せてもいい。
トマトのポタージュを食べるときに、ペストを混ぜるのも美味しい。
私が１番好きなのは、パスタ。
ペンネ（巨大なマカロニみたいな）に、ペストとたっぷりのチーズ、生クリームをからめたもの。
チーズは何種類かを混ぜると美味しくて、私はゴルゴンゾーラが好き。
しかし、すごく美味しいんだけれど、すごくカロリーも高い。
だから、これを食べた翌日はプチ断食したいぐらいだが
いつもよりも長く歩いて、腹６分目。
若い頃は、こんなもの簡単に燃焼してしまって、ダイエットなんか縁がなかったのに。
お年頃になると、いろいろと気になることが若い時とは変わってくる。
それも正しく「あがり」に向かっているのだと思うことにする。
