太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

レンコンサラダは夏のサラダ

2020-05-20 10:42:06 | 食べ物とか
手料理の記事で、失敗作じゃないものを書けるなんて、まことに晴れがましい。
日本の旅番組(6年ぐらい昔のやつ)を見ていたら、
レンコンの産地の話題で、レンコンを使った料理を紹介していた。
その中にあったのが、レンコン餅とレンコンサラダ。
レンコンといえば、きんぴらか、てんぷら、あるいはパン粉をつけて揚げるしか能がなかった私は、
いっちょ新しいメニューに挑戦しようと思った。

地元のスーパーマーケットではレンコンは買えないので、週末を待って、ホノルルまで出かけ、レンコンを2節買ってきて、まずはレンコンサラダを作ることにした。


レンコンサラダ

レンコンサラダのレシピを探してみたら、みんなレンコンを薄切りにしたものばかり。
歯ごたえがある方が好きなので、レンコンをさいの目に切って、さっと茹でた。
きゅうりと、ブロッコリーも同じぐらいの大きさに切る。

日本のレシピだと、ブロッコリーは茹でるんだなあ。
アメリカ人はブロッコリーは生で食べる人が多い。
大き目にカットしたブロッコリーは、私はさすがに生よりは蒸したりしたほうが食べやすいけど、
小さく切って、バルサミコ酢で和えるような食べ方は、断然生がいいと思う。

ナッツがあったら、入れると美味しい。私はカシューナッツを入れた。
ドライクランベリーも合う。
要するに、なんだっていい。

マヨネーズと、すりごまめんつゆを適当に入れて、全体を和える。完成。

歯ごたえが良くて、いくらでも食べられる。
きんきんに冷やして、夏のサラダにぴったりだ。
義両親もことのほか気に入って、あっというまになくなった。
それもこれも、キューピーマヨネーズがあってこそ。
アメリカの、ぼんやりふわふわした味のマヨネーズじゃダメなのだ。
キリっとしたキューピーマヨネーズでなけりゃ。
近所の地元スーパーにも売ってるんだけど、1000円以上するから
日本食スーパーに行ったときに買う。500円以上するけど、1000円よりはマシ。
うちはマヨネーズは贅沢しているのだ。


レンコン餅は、明日挑戦してみる。


甘酢漬け

調子に乗って、甘酢漬けも作ってみた。
ハワイには、大根とニンジンのNAMASU(なます)があって、甘酢漬けの味はみんな好きだ。
これまたネットで仕入れたレシピで合わせ酢を作り、サラダを作って余ったきゅうりと、にんじんを刻んで入れてみた。


今日は、ほかにも ごぼうのきんぴら なんぞも作った。(あまり久しぶりだったので、作り方を友人に確認したりした)
どれも失敗しようがない料理ばかりでアレだけど、
ちょっと料理上手になったような気分になれるからお得。




気分先取りの注意点

2020-05-20 10:18:37 | 日記
気分先取りとは何かといえば、叶えたいことがあるときに、
すでにそうなったつもりの気分になって、そのことを引き寄せるという、
まあ、願望実現の1種なんだけれども、これは真実だと私は思っている。

自分の思いや感情が、自分の現実を創っているのは確かだ。
たとえば月収100万円になりたいとしたら、まずそうなった気分になり、
また、行動もそのようにすると、そういう現実を引き寄せやすくなる。
大事なのは、理屈抜きでどこまでそれを信じて、面白気分でできるかどうかだ。
あるわけないよナーと疑いつつでは、「あるわけないよナー」と言いたくなる現実が繰り返し起きてくるだけ。


私の友人の例をあげよう。
彼女は40歳を目前にしてリストラに合い、途方に暮れた。
独身で実家住まいだったけれど、働かないわけにはいかない。
前の仕事は商社の事務だったが、旅行が好きで、どうせ転職するなら好きなことを仕事にしたいと思った。
そこで就職先を、とある大手旅行代理店に決め、通勤に便利な場所にアパートを借り、
仕事に着てゆくスーツを買い、バッグを選び、靴を買い、毎日そこで働く自分をありありと妄想した。
そして本当に、そこに就職してしまった。
中途採用で、未経験で、コネもなし。理屈で考えたら到底無理だとみんなが思う。

これは私の願望実現と似ている。
失うものがない、というのは強味だ。
こうなったら、良かれと思うものはなんだってやってやる、という開き直りができる。


こんな大きな願望実現でなくても、欲しい現実に合った気分や感情でいる、ということは、日々やってやれないことはない。
そこで私は考えた。
どんな気分にしようかな。
で、「ヨカッターー!」と喜ぶことにして、毎日、何度も「ヨカッターー!」と感情をこめて
声に出し、ヨカッタ気分を味わっていた。
さあ、どんなヨカッタことが起きるか楽しみでわくわくしながら。

そんなある日、車で出かけた時、前方の信号が青になったので発進したら、
すぐ前の車が突然止まって、急ブレーキを踏んだ。
危うく、あと3センチぐらいで追突するところだった。
心臓がバクバク、思わず

「ヨカッター・・・!!」

と声に出して、気づいた。
確かにヨカッタことが起きたけど、なんか違うんじゃない?
すっかり忘れていた。

ヨカッタ、と思うには、その前にヨクナカッタことが起きねばならぬということを。

すぐに私は、ヨカッタを廃止し、「嬉しい!!」に切り替えた。

何の映画だったか、主人公が神に「家族の絆が深くなるように」と願うと
これでもかと災いが降りかかり、結果、家族の絆が深まった。
主人公は神に文句を言うけれど、願いは完璧に叶っているのであり、
願い方に注意しないとダメだということだ。


ということで、気分先取りをする際には
「ヨカッターーー!」は採用しないほうがいい、という教訓である。